こんにちは。
久々に投稿します、つどい業務責任者の新福です。
今日は、1年前から、作成することを教えてもらい、
発行することを見届けていました。
【久宝寺地区地域まるわかりガイド「このゆびとーまれ!」
(以下、「このゆびとーまれ!」と表記)】が、4月に発行
されていて、ほぼ半年遅れて、知りました。
コロナ禍で発行が出来たのかなぁと思っていた中、
先日「八尾市まちなみセンター」訪問時に、「このゆびとーまれ!」が
配架されていたので、すぐに連絡を取り、お話を聴きしました。
9月5日(土)に、企画・発案者でご担当された方から、出来た経緯などを
お聴きしながら、「つどい」からもご意見をいただきたいと言う事で、
意見交換もさせていただきました。
お越しいただいたのは、企画・発案者でご担当された、次のおふた方です。
・中島氏
(久宝寺まち協会計・久宝寺地区福祉委員会総務部会長)
・太田氏
(久宝寺まち協専門部会・久宝寺地区福祉委員会総務部会)
太田氏(久宝寺まち協専門部会・久宝寺地区福祉委員会総務部会)
1年前に道端でばったりとお話し出来たこと、今回の作成につながった
こと、本当に嬉しいです。ありがとうございます!!
「このゆびとーまれ!」とは?
写真は、「このゆびとーまれ!」の冊子の表紙です。
発行は、久宝寺小学校区まちづくり協議会・久宝寺地区福祉委員会の共同です。
久宝寺地区に在住・在勤する方、どなたにも久宝寺地区の地域活動そのものを
知ってもらう認知・広報として作成されました。
市民活動も地域活動も、同じ課題がありますよね!?
昨年7月14日に、久宝寺地区の地域活動を網羅し俯瞰した情報冊子を作ろうとおふたりが企画し、
久宝寺小学校区まちづくり協議会・久宝寺地区福祉委員会で合意を得られ実施されました。
また、行事開催時は、主催者と参加者との交流が中々出来ず、馴染みにくい状況なので、
「このゆびとーまれ!」の冊子をきっかけに、コミュニケーションやコミュニティづくりに
寄与したい思いで作成もされました。
地域活動を行う立場としては、仲間づくりとして人材を集めたいのですが、その前に、
どのような地域活動があるのか、地域活動で何をしているかがわかる冊子にしようという
思いで作成されました。
活動している目線ではない、皆さんの「市民目線」を大切にした冊子ですね。
そして、知ってもらい、参加してもらい、つながり、新しい仲間ができれば、ええですね。
どのように発行まで進めて来られましたか?
役割分担は、中島氏が「このゆびとーまれ!」の企画・スケジュール・予算申請・各種団体への
原稿や写真の提出依頼及び原稿の添削などをご担当されました。
太田氏は「このゆびとーまれ!」の発案とデータでのデザイン作成・印刷の発注を担当されました。
発行部数は4500冊で、校区まちづくり交付金の予算を執行して発行されました。
久宝寺小学校区内の各世帯にご配布されているとのことでした。
デザインは無償ボランティアで行われ、印刷を「プリントパック」でされたとのことでした。
これまでの広報媒体との役割・関係は、どんな感じですか?
「このゆびとーまれ!」に掲載した内容等で変更があった場合は、これまでの機関紙
「花みずき」や「かきつばた」で情報発信をされます。
広報媒体の役割分担も図っていて、地域活動の網羅・俯瞰した情報発信・広報は、
「このゆびとーまれ!」が担い、日頃の地域活動等の情報発信・広報は、機関紙「花みずき」や
「かきつばた」で担っていきます。
各種団体へ向けた思いは?(理念の再確認)
各種団体に掲載依頼を行った際に、原稿作成を通じて各種団体の理念を、
もう一度振り返ってもらいたい思いがありました。
「このゆびとーまれ!」の冊子が出来上がった際に、各種団体の掲載内容を
読んでもらいながら、他の団体との連携や協働にもつながってもらいたい思いもあります。
また、久宝寺地区の各種団体さんが、世代を越えて、原稿・写真提出など協力的であり、
小学校区・地区全体の一体感を感じることが出来ました。
実は「つどい」のご支援があったからこそ、
「このゆびとーまれ!」の発行が出来たんですよ!
今回の「このゆびとーまれ!」の冊子の作成にあたって、同じ目的・趣旨で「つどい」が作成した
「やお市民活動ハンドブック2014 つなぐ」が、「このゆびとーまれ!」の作成目的である、「つなげる」
「横串にしていく」「協働する」などが同じであることで、作成方法の参考になったことや、
市民活動団体の紹介に加えて、校区まちづくり協議会の紹介や協働先の紹介など、編成構成・編集方法なども、
とても参考になりましたと、お二人のお礼のご挨拶がありました。
(また、久宝寺出張所コミュニティ推進スタッフさんの情報提供・橋渡しもありましたね。)
「やお市民活動ハンドブック2014 つなぐ」の冊子を読みながら、目には見えない作成時の苦労や気遣い、
エネルギーの掛け具合などが垣間見られたとも、ご意見をいただきました。
「やお市民活動ハンドブック2014 つなぐ」が時を越えて、間接的なご支援をいただいたとお礼をされて、
「つどい」としては、とても嬉しいです。
社会貢献活動(公益活動)は、10年スパーンで見て行かないといけないですね。
【やお市民活動ハンドブック2014「つなぐ」】
地域分権のあり方も「つどい」のアドバイスが大きかったですよ!
八尾市は「校区まちづくり協議会」「地区福祉委員会」「地区自治振興委員会」の役割分担など、
地域分権のあり方が明確化されない中で、「久宝寺小学校区まちづくり協議会」と「久宝寺地区福祉委員会」の
位置づけを、「このゆびとーまれ!」の作成を始めた1年間に「つどい」と立ち話をした時にアドバイスや考えも
交えながら、お話をしました。
そのお話を基に、「久宝寺小学校区まちづくり協議会」の構成員に「久宝寺地区福祉委員会」が構成していることを
図解化し、各種構成団体や部会等の組織を「このゆびとーまれ!」で示すことが出来きました。
そして、この図解は、構成状況・構成している関係性を示しているだけで、どの地域活動団体が上で、どの地域活動団体が
下かというパワーバランスの考えを払拭したい思いを示されました。
「各種団体の役割が、それぞれ異なるだけで、地域活動・市民活動は、フラットなんですよ。」がメッセージとして
込められています。
これを示すことが出来たことで、俯瞰・網羅できる情報を「このゆびとーまれ!」の3ページ目に入れることが出来、
「このゆびとーまれ!」を作成することが出来たとのことでした。
「このゆびとーまれ!」で示す「久宝寺小学校区まちづくり協議会」と
「久宝寺地区福祉委員会」との構成の関係性です。
また、各種構成団体や部会等の組織の状況も示しています。
作成を通じて気づいた次の展開(こうありたいなぁ)
「このゆびとーまれ!」をご覧になった方々が、久宝寺地区の地域活動を知ってもらい、
何かで参加してもらい、つながってもらい、一緒に参画して仲間にもらえたらなぁという
思いが、次の展開として見えたもの。
それは、企画・発案者のご担当者の思いですが、「久宝寺小学校区まちづくり協議会」は、
町会加入世帯以外も構成員であり、行事・事業に参画できるので、個人のボランティアを
されたい方を登録できる仕組みを創りたいとのことでした。
そのことで、参画できる仕組みになること。
そして、現在活動している方が、年齢関係なく、ご仕事や体調などプライベートも含めて
参加・参画が出来ない時に、登録している方に助けてもらい、次の担い手づくりにも貢献
できる、小学校区・地区全体の地域活動への参画できる仕組みづくりになればいいなぁを
実現したい想いを聴かせていただきました。
また、参加・参画できなくなった方も、登録していることで、気軽に参加出来たり、
時には託したりして、みんなで活動や活動する人を育む自治の思いを、みんなで認識できれたら
いいなぁと言う思いでした。
本当に、この考え方を各小学校区の自治のひとつのあり方として、取り入れて行きたいですね。
最後まで、ご覧いただきまして、ありがとうございました。