こんにちは、つどいスタッフの小林と山下です✨
先日とあるイベントが開催されており、つどい登録団体である
『地域コミュニティカフェyotteco』の活動場所へおじゃまさせていただきました♪
こちらは食育や学習支援、子ども食堂の開催などを通して
地域の居場所づくりに取り組んでいる団体です。
そして新たな取り組みとしてレンタルスペースを開始されたそうです!
今回のレンタルスペース利用者さんは、奈良のお茶農家の方々でした。
奈良県東吉野村に伝わる昔ながらの製法を継承し、
有機無農薬栽培・自然栽培にてお茶づくりをされている農家さんだそうです。
無農薬でつくられたお茶には残留農薬がなく、
地球環境にも配慮されたものなのだとか!😳
『地域コミュニティカフェyotteco』も、プラントベースのランチを
提供していたり、健康や環境に配慮した活動をされているため
通ずるところがあったのですね✨
内容は、農家さんが感じている茶生産の課題や
お茶と農薬の関係について学べる試飲会でした🍵
農薬を使用して作られたお茶と無農薬で作られたお茶とで
味や香りにどのような違いがあるのかを感じる飲み比べが行われました。
お話を聞いて私が特に印象に残ったことは
「うま味重視なお茶が買い取ってもらえる傾向にあるため、
生産者は環境と向き合わず売れる茶葉をつくるようになってしまう」
というお言葉です。
茶の苦味をなくすために、大量の肥料を入れてうま味を出しているのだそう。
そのため、茶の売り上げのうち 25%は肥料費が占めているのだとか。
他の作物はだいたい8~10%だそうで、比較すると割合がかなり高い
ことがわかります。
また、肥料をたくさん入れると土壌も悪くなってしまうといった課題も
あるとおっしゃっていました。
このことに違和感を感じ、今回イベントを開催された奈良の茶農家さんは
無農薬であったり環境に配慮した生産にこだわられているそうです😌
農家さんの熱い思いに、応援したくなりました✨
実際、まだスーパーなどで気軽に無農薬茶葉を購入できるまで普及していないそうです。
私たち消費者が何を重視して購入するのか、
意識することが大切かもしれませんね。
今回レンタルスペース利用をされた茶農家さんが、
別の場所でもイベントを開かれるそうなので
ご興味ある方はぜひ足を運んでみてくださいね♪
『地域コミュニティカフェyotteco』の活動もぜひチェックしてみてくださいね