こんにちは。
つどい業務責任者の新福(しんぷく)です。
ご無沙汰しております。
「つどい」は2018年3月までの13年半に渡り情報紙「ニュースつどい」を発行しておりました。
上記は、開設時から当初から数年間発行していた当時の「ニュースつどい」です。
発行時には、各図書館にもお送りしておりましたので、現在でも八尾図書館で保管用・閲覧用でご覧になれます。
「ニュースつどい」を八尾市立図書館へ寄贈させていただきました。
しかし、研究用や市民活動の参考資料として貸出できるだけの冊数がないことから、今回、「ニュースつどい」を寄贈させていただきました。
このことで、例えば、八尾図書館2階に「地域郷土資料」コーナーの開架図書として閲覧用にもしくは貸出用に出来るようになると思われます。
寄贈した「ニュースつどい」は、長らく「つどい」で保管しておりましたが、問合せ等でご覧になることはなく、活用がございませんでした。
それならば、公共施設で誰でもが閲覧・貸出しが出来るように、「ニュースつどい」0号~154号・臨時号を含め156回発行分をワンセットにして、寄贈をさせていただきました。
ワンセットにして保管していた「ニュースつどい」をこのままお渡しさせていただきました。
今までに、閉架図書みたいに保管を主にしていて、ごめんなぁ。
少しでも日の目に当たってくださいね。
以前に、八尾図書館の地域郷土資料のご案内をした記事がありますので、こちらの「つどいブログ」もご覧くださいね。
八尾図書館に活動記録を提供しよう!【地域郷土資料のご案内】
~お知らせ:「記憶から記録へ」そして「参考資料・研究材料としての活用へ」~
「ニュースつどい」以外にも「つどい登録団体」である市民活動団体さんからの記念誌・情報紙も寄贈しております。
その手続きまでには、1ヶ月から2ヶ月を要するため、それ以後は、蔵書検索でも追加されると思います。
結果がわかりましたら、またお知らせさせていただきます。
八尾市立図書館 蔵書検索結果(簡単検索)ページ
どうか、地域郷土資料として市民活動の記録になり、今後、市民活動を始めたい方の参考図書として、
また研究材料にもご活用いただき、今後の市民活動がまずます発展することを願っております。
過去の経過を記録に残します。
参考情報:出典「つどいの定期便」実施計画より(2019年作成)から
・「ニュースつどい」は、つどい登録団体と市民(市民活動をされていない市民)を対象に発行をしてきた。
・「ニュースつどい」は、2004(平成16)年10月の「つどい」開設時から、昨年2018(平成30)年3月まで合計156回発行をしてきた(臨時号含む)。※1
・ 平成25(2013)年8月から現在の中間支援組織としての業務内容に進化したことや八尾市の重点施策になったことで、求められる紙面内容の掲載レベルが上がり、
提供側のスキル不足や「ニュースつどい」のあり方が見いだせなかったことで、2018(平成30)年3月から休刊(事実上の廃刊)となっている。※2
・「ニュースつどい」の発行における「つどい登録団体」等への広報支援として発行時の挟み込みを実施していたが、休刊にともない、広報支援が実施出来ていない。
※1:「ニュースつどい」の経過
・ 2004(平成16)年10月に開館のお知らせを兼ねた「0号」の発行から2017(平成29)年2月発行の149号まで、毎月1回、合計150回発行した(臨時号含め151回)。
・ 2017(平成29)年度からは、概ね2ヶ月に1回の発行を行い、5月発行の150号から2018(平成30)年3月発行の154号まで、計5回発行した。
・ 2006(平成18)年11月発行の26号、2007(平成19)年5月発行の32号、表紙等のリニューアルを実施。
・ 2012(平成24)年1月発行の88号から紙面のリニューアル化を実施。
また市民活動団体等のちらしの挟み込みを充実させることで、徐々にページ数や掲載内容を簡素化。
一部カラー印刷を経て、全面カラー化を行いコート紙での印刷化を実施。
・ 2015(平成27)年7月発行の130号からはアニメ調のイラスト表紙を採用。
・「ニュースつどい」は、「つどい」が開館されるまでは、八尾市地域経営室発行の「ネットワーク伝言板」が発行されていた。
(編集:やお市民活動支援ネットワーク会議・ネットワーク伝言板編集部・特定非営利活動法人やお市民活動ネットワーク等)。
ルーティン化・簡略化を図り、挟み込み・同封による広報支援に力を入れた「ニュースつどい」
現在の中間支援組織としての業務内容に進化したことや八尾市の重点施策になったことで、
求められる紙面内容の掲載レベルが上がり、アニメ化・ビジュアル化に取組んだ頃の「ニュースつどい」
※2:「ニュースつどい」の休刊について
・ 読者・対象者が定まらなかった:社会貢献活動を行う多様な活動主体向けか、つどい登録団体向けか、市民活動をされていない市民向けか。
→以後、「つどいの定期便」では、市民向けに対象者(読者)を絞って2回発行し、改善を図った(コロナ禍により休刊)。
・ 発行するが紙面へ対しての反響(クレームも含む)がなかった(ちらしの挟み込みによる活動の認知や、ちらしを見て行事の参加につながったという実績はあった)。
→以後、「つどいの定期便」では、ちらしの挟み込みを復活した。
市民活動の世界では影響のあったちらし等の挟み込み
「ニュースつどい」で「つどい登録団体」等の行事開催ちらし・団体紹介パンフレットの同封や挟み込みは、当時は画期的であった。
それまでは、八尾市の後援名義の行事開催ちらししか封入や挟み込みが出来なかった。
しかし、「ニュースつどい」を「つどい登録団体」にとって貴重な広報媒体として「つどい委託運営団体」が「つどい委託元」と協議を行い、ルール化した。
結果、「つどい登録団体」のご支援として広報媒体の門扉を広げることが出来た。
多い月は、10種類近くのちらし等を挟み込みや同封をしたこともあった。同封や挟み込みを行う団体にも封入・発送作業にお越しいただき、発送作業がひとつの行事になった。
また、八尾市主催や関係する行事ちらしも封入・挟み込みを協力し、市民と行政と協働で発送作業を行った時もあった。
また、八尾市外では他の市町村にある市民活動センター・中間支援センターよりも早くから、挟み込み・封入を取り組んだことにより、他の市町村にある市民活動センター・中間支援センター
が発行する情報紙に市民活動団体等の行事開催ちらしの挟み込みが広がった。
行事開催ちらし等の挟み込み・同封による広報支援は、八尾市内外関わらず市民活動の世界では少なからずの影響(社会的インパクト)を提供したと考えられる。
基幹業務だった「ニュースつどい」の変化
私(新福)がつどい業務責任者として拝命する2011年12月4日までは、「つどい」と言えば「ニュースつどい」というぐらい基幹業務として力を入れていたと思います。
つどい業務責任者に拝命してからは、来館者の求めているものを配慮して、結果的ではありますが「相談業務」に力を入れて行きました。また、データベース化を図って行きました。
つどい業務責任者拝命後に、すぐに取り組んだのは、「ニュースつどい」のルーティン化と簡略化でした。
片手間で発行できるように簡略化を図り、「ニュースつどい」にエネルギーを賭けていた分を、広報支援として「ニュースつどい」に行事開催ちらし等の挟み込みや、相談業務と言った他の業務に力を入れれるように変えさせていただきました。
これで、またひとつの記録が残りましたことに、心から感謝申し上げます。
最後まで、ご覧いただき、ありがとうございました。