こんにちは、つどいスタッフの武田です
先日11/18(土)の夜、旧植田家住宅で開催された
『旧家で芸能・伝統文化~錦影絵プロジェクト~』に行ってきました!
ところで皆さんは『錦影絵』をご存知でしょうか?
私も恥ずかしながら、このイベントで初めて知りました
『錦影絵』とは…?
杉田玄白の「蘭学事始」に1764~1772頃に西洋の幻燈機が蘭学とともに日本に伝わったとの記載があり、
錦影絵で使われている木製幻燈機『風呂』はこれをもとに作られたそうです。
1830~1844頃には木製幻燈機による上演興行を「錦写し絵」と称して大坂で上演したという記述が残っているそうです。
やがてそれが「錦の影絵」となり上方を中心とした地域では「錦影絵」という呼称が定着したと言われています。
旧植田家住宅は江戸時代後期からある建物とのことなので、
当時、ここで暮らしていた人達も錦影絵を楽しんでいたのかなと歴史のロマンを感じました
会場では作品の上映会だけでなく、錦影絵の動かし方なども教えていただきました!
上演された作品の中でも影絵が想像以上にアクティブに動いていたのが印象的だったのですが
それが全て演者の動きによるものだと思うと体力勝負な上演方法だ…という驚きもありました
また会場では、夜間開館も行われていて主屋の二階にも影絵が……!!
趣のある建物に映し出される影絵は、とっても雰囲気があって素敵でした
旧植田家住宅では年間を通して様々な行事が開催されています!
詳細はホームページをご確認ください 旧植田家住宅ホームページ
つどいでもチラシを配架していますので、お気軽にお立ち寄りくださいね
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