こんにちは!!センター「つどい」の新福です。
今日は、八尾市役所本館6階大会議室で開催されました。
今年度は2団体が応募されました。
(この助成金事業は、事業に対して助成を行います。団体名の後に事業名も掲載しますね。)
・「八尾読み聞かせの会」
事業名:2020絵本ライブ
・「ちこりっち」
事業名:子育てを面白がってみよう
楽しいだけじゃない!知って安心子供のフシギ
助成金を応募する前に、一度考えてみましょう!!
① 団体の「自己実現」と助成金の「募集内容」がマッチしていますか?
ついつい団体として、自分たちのやって行きたいことを実現する「自己実現」が念頭にあると思います。
助成金を得て行うには、助成金を出す側の募集する趣旨などを理解することが必要ですね。
② 活動を行う資金は何で調達しますか?
ついつい助成金の募集を見つけると助成金の資金で運営をしようと思いがちですね。
でも、団体の構成員が納める年会費や、協力者や参加者からの寄附金、提供する際に実費徴収が出来ないか
など、自分たちで資金を調達する方法がないか、現状の洗出しをしましょう。
それでも資金調達が出来ない場合に、助成金に応募することを考えましょう。
どのようにステップアップしますか?(久会長の総括から)
① 2つのステップアップの方法
・仲間が増える:団体の構成員として会員になってもらい、年会費を納めてもらい団体の収益を増やす。
(これまでの助成金事業では、「特定非営利活動法人にじいろのクレヨン」が会員を
増やし収益を増やすのに成功しましたね。)
・支援が増える:協力者や参加者から寄附金を募る。無償で場所を提供する協力者を見つけるなど。
人・もの・情報・場所・資金などあらゆる資源を通じて支援を増やしましょう!
② 参加代を払ってまで参加する方をつくろう(ターゲットを見つける)
・参加費が無料だと・・・
参加代は無料だと、いくら多くの方が参加してもらっても、収益はありません。
場合によっては、主催の団体のみなさんで資金を負担・持ち出す場合もあるかもしれません。
それでは、構成員の皆さんも体力も気力も資金力も持たなくなるかもしれませんね。
・そうならないために・・・
そうならないために、資金面で協力する参加者をつくることが必要ですね。
・適正価格は?
適正な価格は一概には言えませんが、人件費以外でかかった費用は実費として徴収は
しやすいと思いますし、高額にはならないと思いますね。
(実費の一例:会場費・講師謝金・保険代・資料や開催ちらしの印刷代などなど)
・実費が徴収しにくい場合は?
もし高額でなく、実費が徴収しにくい場合は、協力者に資金面で助けてもらうのが良いですね。
(これまでの助成金事業では、「八尾ねこの会さくら」が譲渡会開催の際に参加協力金を募り、
去勢・避妊費用など掛かる費用を猫ちゃん自身が負担が出来ないので、共感した猫好きな参加者が
「参加協力金」を寄附をされて地域猫の活動に協力をされています。昨年は助成金を使わなかった
という、これまでの団体報告では初めての実費徴収で活動が出来た報告をされました。)
※ 上記の総括コメントは、新福の解釈・表現も加えて文面にしております。
・その他にも・・・「共感の輪」と「協力をもらう&協力するの関係づくり」
「共感の輪」として、ウォンツ(自分たちが提供するもの)とニーズ(相手が求めているもの)が
一致しているかが、共感につながりますね。
情報交換やつながりづくりのためにも、自分たちの活動にお誘いするばかりではなく、他の方々の
活動にも顔を出して協力しましょう。
他市町村でもどうようの取り組みをされている団体へも参加して情報交換・交流を図るのも良いですよね(^_^)
どうしたら必要な人に必要な情報が届くのだろう?(齊藤先生の審査委員の講評から)
広報での提供先として、「社協など福祉関係にも配布するも必要ですね。」とご提案がありましたね。
団体が提供する側がアナログ媒体での情報発信では、提供をしてほしいデジタル媒体を活用する
方へは情報が届きにくいことが質疑応答でありました。そのご提案ですね。
世の中、口コミやチラシのアナログと、個別に手が届きやすいSNSなどのデジタルの両方を活用して
必要な人に必要な情報を提供したいですね。
市民活動支援基金の財源は、ふるさと納税「八尾がんばれ応援寄附金」で成り立っています!
助成金をいただいた団体は、「八尾がんばれ応援寄附金」に寄附をして、今後、助成を受ける団体に資金を回していけたら
とても、素敵ですね(^_^)
なぜ、これを唱えるのか。財源が当初5,000万円ありましたが、平成28年度は2,645万1千円まで減少しています。
ほぼ半分に減少していますね。
平成29年度は寄附額が73万円ありますが、依然、当初の残高よりも少ないことに変わりはありません。
ぜひ、以上の事を知ってもらい普及して行きたいですね。
長くなりましたが、ありがとうございました。
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