八尾市市民活動支援ネットワークセンター「つどい」(ブログ)

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高安悠画会 プリズムホール絵画展(4月29日16時まで開催)

2024-04-27 14:19:23 | 取材記録(2021~2024年度)

 こんにちは。
 つどい業務責任者の新福(しんぷく)です。

 17日(水)にお伺いをさせていただきました。
 これまで、アリオ八尾、生涯学習センター「かがやき」、プリズムホールとあらゆる場所で開催をされて来られました。
 ひょっとして、昔は市民サービスコーナー(現在の八尾市観光案内所)でも開催をしていたのかもしれません。
 (記憶違いならば、ごめんなさいねm(__)m)

 ▼主催者の「高安悠画会」は、下のつどいホームページに掲載しております▼
  「つどい登録団体紹介ページ」高安悠画会

    ※ 過去の掲載記事も ↑ ↑ このページから ↑ ↑ ご覧になれます。
 


 今回の開催場所について 

 プリズムホールの1階オープンスペースも展示会が定着してきましたね。
 「プルズム アート&シアター・プロジェクト」として、地域アーティストや市民の企画実現の場として、多くの方々が展示等をされておられます。
 近年は、展示を行いたいと言う希望者が多く、展示の開催が盛んになっております。

 今回も、その一環として、開催されておりますね。



 ▼今回の展示されている作品はこちらです▼ 
 

 
 主宰者の大槻洋子さんの作品です。

     
 スマホからパソコンにデータ移動する際に不具合が起き、
なぜか画素数が小さくなってしまいました。見えにくくなり、すみません。



 


 


 












 


  





 印象に残った作品「河内ドルメン」 

 今回、ご対応いただいた時津さんの作品です。
 いわゆる「河内ドルメン」です。
 「大窪ドルメン」というタイトルで展示されていました。



 私が20代の頃、「環境アニメイティッドやお」事務局として、
歴史ウォーキング等で高安山を歩かせていただいていた時に、お聞きした話では、
日本で初めて海外に紹介された古墳だとお聴きしました。


 間違えていたら、ごめんなさいねm(_ _)m


 外国のどなたがお越しになられたかは私は覚えてませんでしたので、

ちょっとインターネットで調べて見ました。
 そうすると海外に紹介された外国人の方は、「エドワード・S・モース」さんだとわかりました。
 
 八尾市ホームページに紹介記事が掲載されていましたので、リンクをはりますね。
 
 八尾市ホームページ『エドワード・S・モースと八尾』

 八尾にはそのような知られていない地域資源が眠っていることを知ってもらえると嬉しいです。



 時津さんとの関係は「高安エコミュージアム構想」 

 私が大学4回生の頃、22年間の当時、八尾市環境政策室が主催だった「八尾市市民環境講座」で出会ったのが、はじまりです。
 私が21才でした。

 当時は、白髪の平嶋さん(Facebook記事でご紹介した糸鋸で桐の雛人形を作られた方。3月はつどい2階に展示していました。)も
出会っています。
 つどい登録団体「チーム売る声人」の代表だった徳山さん、のちのちKES主任審査員になられた清原さん。ここで会った方々です。

 時津さんは当時、「高安エコミュージアム構想」を掲げておられた方でした。
 この想いはまだまだ実現には至っていません。


 「エコミュージアム」とは 

 文部科学省のホームページに掲載されている文言を引用させていただきます。


 エコミュージアムとは「ある一定の文化圏を構成する地域の人びとの生活と、その自然、
文化および社会環境の発展過程を史的に研究し、それらの遺産を現地において保存、育成、
展示することによって、当該地域社会の発展に寄与することを目的とする野外博物館」と
定義づけられている。

 そして、その運営は、住民参加を原則とし、普通の博物館と違って対象とする地域内に
コアと呼ぶ中核施設(情報・調査研究センター)と、自然・文化・産業などの遺産を
展示するサテライト(アンテナ)、新たな発見を見い出す小径(ディスカバリートレイル)
などを配置し、来訪者が地域社会をより積極的に理解するシステムで行われている。

 その歴史は意外に新しく、1960年代のフランスで地方文化の再確認と中央集権排除という
思想の中でエコミュージアムは誕生している。
 その用語は生態学(Ecology)と博物館(Museum)からの造語で、人間と環境との関わりを
扱う博物館として考案されたものである。


 現在、フランス国内には50ケ所を超えるエコミュージアムが設置されているが、スウェーデンや
カナダなどにも普及し、我が国では“地域おこし”事業の中で、その考え方を生かした施設の設置と整備が試みられてきている。

(出典「エコミュージアムについて」法政大学教授 馬場憲一)

 
 おわかりいただけましたでしょうか??
 住民参加を原則にした地域にある資源を展示し、地域社会をより理解するシステムでもある野外博物館なんですね。
 この発想を、22年前に構想として持っていたのが時津さんです。

 現在もその想いをどこかで共感し、引き継がれているのでしょう。
 高安中学校区まちづくり協議会策定の「第3期 高安中学校区わがまち推進計画」の5ページ目の「目標3」と6ページ目の「対策3」に
「エコミュージアム」「エコ・ミュージアム」が登場します。
 
 「第3期 高安中学校区わがまち推進計画」


 早い話が、時津さんの絵は、作品にもよりますが、「河内ドルメン」の絵を描かれている時は、
どこかで「高安エコミュージアム構想」を思いながら、高安山山麓の可能性を発信しているんやと
思います。それを理解して開設される方がいないので、誰も気づいていないではないでしょうか。
そこに改めて気付かせていただきましたので、今回発信をさせていただきました。

 みなさんも、高安山はエコミュージアムになる可能性もありますし、
徳島県まで飛来したコウノトリが高安山にも飛来する可能性もありますし、
絶滅危惧種が生息する自然環境が残っている貴重な地域資源なんです。

 そんな場所が、乗り継ぎが良ければ、都心部の大阪上本町駅から20分
で信貴山口駅までアクセスできる身近になる財産なんです。

 50m以下の山しかない大阪市民にとっても、八尾の高安山は身近ななんですね。

 大阪府民の山といっても過言ではありません。

 そのようにご認識いただきましたら、とても嬉しいです。


 こぼれ話 
 最近は、かつて市民活動に携わっていた土井さん(八尾ドゥクラブ元代表)、
 熟年サークルなごみで来館される平嶋さん、先ほど取り上げた時津さん、
 温川さんの奥さん、などなど、かつてお世話になった懐かしい方々と
 再会する機会があります。


 時津さんとも懐かしい話、最近の市民活動と状況の変化についてなど、
お話する機会が出来て、とても元気づけていただきました。

 いつまでもお元気でお過ごしくださいませ。お世話になりました。
 時津さんと写真撮影するのを忘れてた~ (’’( ゚Д゚)'')


 高安悠画会 プリズムホールホール絵画展は、29日(月・祝)16時まで
展示されておりますので、
足をお運びくださいませ。
 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
   
 



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