やられました、ケチョンケチョンにやられました。「勝って欲しい」と願った行為自体が何かの間違いだったのかと思わせるような、明確な差を示されて。
2002年、ホームという環境は、やはり特別だったのだと考えてみよう。すると見えてくるのは、98年の3戦3敗、そして今回の1分2敗という成績。日本にとって、決勝トーナメントに進むという目標が高かったことが分かる。なまじっか、2002年でグループリーグを突破していたり、ドイツやイングランドと善戦もしたり、といった成績がモノを見え難くしているかもしれないけど、世界の32カ国を集めると、日本はまだまだ下の方だということ。
・・・ヤケになっているわけじゃないゾ。
でも98年から考えれば、日本は勝ち点を増やし、得点も増やし、そのうちの1点はブラジルから取ったものだったりする。微々たるものだけど、後退はしてないし、少し前進した---そう考えよう。
ここを始点に、これからをどう力を上積みしていくかを考えてみれば良いのでは。
「日本の目指したパスサッカーができなかったのはナゼか」
「そもそもパスサッカーを理想とすることが日本にとって正解なのか」
「ジーコの言う自由を選手は体言できたのか、それとも日本に合わないものだったのか」
日本のW杯は終わった。日本のサッカーは続く。もう次の4年後が待っている。
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