日本型経営を大切にしよう！ 【野中郁次郎、遠藤功著 日本企業にいま大切なこと】

「知識創造」の野中郁次郎さんと「現場力」「見える化」の遠藤功さんは、「アメリカ型経営よりも日本型経営を大切にしよう」と語っています。ちょっと元気になる本です。

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	日本企業にいま大切なこと (PHP新書)
	PHP研究所

◆日本型経営

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情緒的、非効率、ガラパゴス……「だから世界では戦えない」と指弾された日本企業は、CSRにコンプライアンスと論理的・科学的経営を妄信してきた。ところがアップルやグーグルをはじめ世界に冠たるグローバル企業は、もはや「アメリカ型」に懐疑的。むしろ「共同体の善」「現場の暗黙知」といった日本の「当たり前」が注目されているのだ。

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四半期決算、執行役員制度、フラット組織・・・。
いつの間にかアメリカ型経営に変えている企業は多いです。
な～んとなく、アメリカのペースに合わせている感じです。

そんな今、「改めて日本型経営を志向しよう」という内容の本です。

野中郁次郎さんと遠藤功さんの本ですから説得力があります。


◆赤木乳業

元気のいい会社は、社長のノリがよく、ミドル層をノリよくたきつけているのだそうです。
「ノリのいい会社」の一つに、赤城乳業が紹介されています。
「ガリガリ君」で100億円の売り上げがある、あの会社です。

この会社は、毎年250種類の新製品を出しているんだそうです。
中にはカレーアイス、ラーメンアイスなどしゃれが聞いたものも！

社内には、「商品コンセプト」「ネーミング」など２０の委員会があって、ミドル層が積極的に活動しているんです。
その中のアイデアが、カレーアイスなんかに結びつくんですね。

この会社、仕掛けが多くて、面白そうな会社ですよね！


あなたの会社のノリは、いいですか？

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