こんな恐ろしい話があるもんだとびっくりしました。まさに「事実は小説より奇なり」です。
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■殺人教師
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
福岡市の小学校教諭川上は、脱サラして教員になった苦労人。
4年生を受け持った彼は、家庭訪問を開始した。
13日に予定していた裕二の家庭訪問。
しかし12日の夕方、母親から電話が入る。
「今日の予定なのに、未だいらっしゃらないんですか?」
予定を間違っているのは裕二の母親だと思いつつ、その夜、家庭訪問を行った。
米国で暮らしていたという和子は多弁で、気がつくと夜の10時半になっていた。
ようやく開放された川上。
20日後、川上は校長から呼び出される。
「裕二君の両親が、君の事で抗議に来られたよ。
君は裕二君に暴力を振るっているのか?
死ねと言ったのか?
家庭訪問のとき、米国人の血を引いている裕二君のことを『穢れている』と非難したのか?
裕二君はPTSDにかかり、自殺未遂を起こしているんだぞ!」
全く合点のいかない川上だったが、とりあえず謝罪しなさいという校長の指示で謝罪する。
その後裕二の両親は、損害賠償の訴えを起こす。
それが朝日新聞に
「殺人教師」
と大々的に報道され、週刊文春には特集を組まれてしまう。
地元の西日本新聞やテレビにも取り上げられ、川上は殺人教師として「悪者」となってしまう。
「どうしてこんなことになってしまうのか・・・」
見に覚えの無い川上に、福岡市教育委員会は
「停職6ヶ月」
の処分を下す。
川上は、本当にひどい教師なのか・・・。
フリーライターの福田(著者)が周辺取材を始めると・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■小説より恐ろしい
タイトルにもあるように、この事件は児童の両親による全くの「でっち上げ」だったんです。
普通の教師が、尋常でない保護者によって人生をめちゃくちゃになされた事件。
モンスターペアレントや非常識なクレーマーのことが、時々話題になりますよね。
いや〜、恐ろしいです。
これ、平成の話です。つい数年前の話です。
しかも「あとがき」によれば、彼の復権は果たせていないんだそうです。
スリラー小説を読んでいるようで、一気に読んでしまいました。
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でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相 (新潮文庫) | |
新潮社 |
■殺人教師
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福岡市の小学校教諭川上は、脱サラして教員になった苦労人。
4年生を受け持った彼は、家庭訪問を開始した。
13日に予定していた裕二の家庭訪問。
しかし12日の夕方、母親から電話が入る。
「今日の予定なのに、未だいらっしゃらないんですか?」
予定を間違っているのは裕二の母親だと思いつつ、その夜、家庭訪問を行った。
米国で暮らしていたという和子は多弁で、気がつくと夜の10時半になっていた。
ようやく開放された川上。
20日後、川上は校長から呼び出される。
「裕二君の両親が、君の事で抗議に来られたよ。
君は裕二君に暴力を振るっているのか?
死ねと言ったのか?
家庭訪問のとき、米国人の血を引いている裕二君のことを『穢れている』と非難したのか?
裕二君はPTSDにかかり、自殺未遂を起こしているんだぞ!」
全く合点のいかない川上だったが、とりあえず謝罪しなさいという校長の指示で謝罪する。
その後裕二の両親は、損害賠償の訴えを起こす。
それが朝日新聞に
「殺人教師」
と大々的に報道され、週刊文春には特集を組まれてしまう。
地元の西日本新聞やテレビにも取り上げられ、川上は殺人教師として「悪者」となってしまう。
「どうしてこんなことになってしまうのか・・・」
見に覚えの無い川上に、福岡市教育委員会は
「停職6ヶ月」
の処分を下す。
川上は、本当にひどい教師なのか・・・。
フリーライターの福田(著者)が周辺取材を始めると・・・。
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■小説より恐ろしい
タイトルにもあるように、この事件は児童の両親による全くの「でっち上げ」だったんです。
普通の教師が、尋常でない保護者によって人生をめちゃくちゃになされた事件。
モンスターペアレントや非常識なクレーマーのことが、時々話題になりますよね。
いや〜、恐ろしいです。
これ、平成の話です。つい数年前の話です。
しかも「あとがき」によれば、彼の復権は果たせていないんだそうです。
スリラー小説を読んでいるようで、一気に読んでしまいました。
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恐ろしい話ですね!
今の親御さんたちはすごいらしいですよね~教師ってホント大変だと思います。
自分はモンスターピュアレンツじゃないって思ってますが、果たして・・・
評価は他人がしてくれる・・・なんて教えてもらった事がありますが
何せ田舎だもんですから、あまりそういった話しは聞かない気がしますが、果たして・・・
長女は教師を目指して勉強中・・・
ドキッ!大丈夫でしょうか・・・心配になっちゃいます(笑)
教師って仕事に興味を示す若者が少なくなった原因はこの辺なのかも
アサヒシンブンに名誉毀損、損害賠償できないんですか
あの新聞は問題が多いですね
こんにちは!
実際似合った話なんですね。
そんなことが実際にあることにビックリです。
日本人は一体どうなってしまったのかと思ってしまいます。
ポチッ!
仕事柄、ぼくも家庭訪問をすることが日常的にあります。いわば相手側のホームに乗り込む、いつもawayの位置です。何をどう気を付ければいいのか・・・。難しい時代となりました。