元単身赴任ミドルのブログ foggy

40代の単身赴任中間管理職の頃に始め、60歳を過ぎた今は思いつくままに書いています。大分県日田市出身、福岡市在住

娘の病を治したい。家族総出の感動実話です。【清武 英利著 アトムの心臓】

2024年09月11日 | 感動

6月に映画が公開されたことは、テレビCMで知っていました。感動の原作です。

 

 

■清武英利著

大泉洋さんの主演で、映画が公開されたことは知っていました。

でも特に気に留めていなかったんですが、書店で原作を手に取ると、「清武英利著」とありました。

この方の社会派ルポや小説に、外れはないです。

読んでみました。

ココロの底から感動しました!

※清武英利さんは、読売ジャイアンツの代表でしたが、理不尽な理由でWTさんから解任された方です。

 

■アトムの心臓

宣政は、大学卒業と同時に、父親が経営するビニールホース製造の零細企業の経営を任される。

会社は多額の借金を抱えており、このままで倒産する。

宣政は、アフリカの女性の髪留めを開発し、何のあてもないナイジェリアで営業を始める。

言葉も習慣を分からない。

でもじわじわと売れ始める。

 

3人娘の次女は、心臓に不治の病を抱え、余命10年と宣告される。

「どうしても治したい」

と、宣政と妻は、大学病院や学界に顔を出し、勉強を始め、研究者に協力を求める。

しかし経済学部出身の宣政には、学会で飛び交う単語が全く分からない・・・。

 

「じゃ俺が、人工心臓を作る!

アトムのような強じんな心臓を」。

 

工場の片隅で、研究を重ねる宣政。

次女を励まし続ける家族。

不治の病は、克服できるのか?

 

■感動

医学、工学に素人の宣政夫婦が、医者や工学博士に食らいつく様子。

次女を励まし、時には学校でのいじめから守る家族。

不治の病と聞けば、あきらめの気持ちにもなりそうですが、10年以上にわたって立ち向かう家族の姿に、感動しました。

 

改めて、映画も観たいと思います。


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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (イヴォンヌ)
2024-09-11 13:34:00
この映画は大泉洋さんがテレビで宣伝されていてすごく感動的なストーリーだな~と思いました。
本の方がきっとより感動すると思います♪
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Unknown (みかん農家)
2024-09-11 21:22:42
この映画も知らなかったのですが、清武さんが
かかれていたのですね。
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Unknown (溶射屋)
2024-09-12 09:40:57
元単身赴任のYHさん

>この方の社会派ルポや小説に、外れはないです

YHさんが置い墨付きを付ける本ですから尚更間違いないです。

買います(^.^)
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Unknown (にっしー)
2024-09-12 23:30:16
こんばんは。

YHさん! WTとかって書かれると、YHさんへの悪影響の伝播が心配になりますよ(笑)

これ、TBSのドラマでもやっていませんでしたっけ?? 記憶違いかな!?
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Unknown (小肥り)
2024-09-13 15:49:48
この本のこと、知らなかったなあ。
清武さんと渡辺さんはちょっと知ってる。
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