書店内をうろうろしていると、ポップが目に入りました。
「まじめにクスッと笑ってしまいました」。
書店の店員さんのポップとタイトルに惹かれて購入しました。
ポップどおり、「クスッ」の連続でした。
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_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
■独特の語り口
私YHは、宮沢章夫さんを知りませんでした。
最初のページをめくったとたん、ファンになりました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
人はときとして、九州人になる。
とは言えても、次のようには言えない。
「人はときとして、西郷隆盛になる」。
もしこんなことがあったらどうだろう。私たちは、浴衣姿で犬を連れていなければならないのだ。眉毛も太くしなければいけない。
「おいどんは、西郷どんだ」。
西郷どんはないじゃないか。
九州人が如実に出現する状況こそ風呂上りである。
「気持ちよかったでごわす」。
その人は、素っ裸の身体で脱衣場に立つだろう。胸を張り、背筋を伸ばし、堂々としている。こそこそする者などいない。
人は決して次のような言い方はしないだろう。
「気持ちよかったでおます」
おますではだめだ。ごわすでなければならない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
このように抜粋しても「何のこと?」と思われるかもしれませんね。
(キョウシュクです)
この本は、宮沢さんのこだわりが、短いエッセイ集とまとめられた1冊です。
先ほどまで電車の中で読んでいたのですが、顔が歪む場面が幾度かあり、危うく「あぶないおじさん」となるところでした。
まじめに笑えます。
■チータ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
人はウッカリしていると、知らなくてもいいことをつい知るはめになる。
「水前寺清子は、なぜチータと呼ばれているのか」。
「どうして俺はこんなことを知っているんだ」と内面に問いかけた時、ひどく嫌な思いになる可能性がある。
朝もやの中を新聞配達の自転車が走る。
「水前寺清子は、本名はタミコ。身体は小さかった。小さなタミコから、周囲の者にチータと呼ばれるようになった」
不意に思い出してしまうのだった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私YHは、哲学をやさしく書ける人が好きです。
その上笑わせてくれる人は、もっと好きです。
宮沢章夫さんの本を続けて読んでみたくなりました。
クスッ・・・
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■独特の語り口
私YHは、宮沢章夫さんを知りませんでした。
最初のページをめくったとたん、ファンになりました。
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人はときとして、九州人になる。
とは言えても、次のようには言えない。
「人はときとして、西郷隆盛になる」。
もしこんなことがあったらどうだろう。私たちは、浴衣姿で犬を連れていなければならないのだ。眉毛も太くしなければいけない。
「おいどんは、西郷どんだ」。
西郷どんはないじゃないか。
九州人が如実に出現する状況こそ風呂上りである。
「気持ちよかったでごわす」。
その人は、素っ裸の身体で脱衣場に立つだろう。胸を張り、背筋を伸ばし、堂々としている。こそこそする者などいない。
人は決して次のような言い方はしないだろう。
「気持ちよかったでおます」
おますではだめだ。ごわすでなければならない。
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このように抜粋しても「何のこと?」と思われるかもしれませんね。
(キョウシュクです)
この本は、宮沢さんのこだわりが、短いエッセイ集とまとめられた1冊です。
先ほどまで電車の中で読んでいたのですが、顔が歪む場面が幾度かあり、危うく「あぶないおじさん」となるところでした。
まじめに笑えます。
■チータ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
人はウッカリしていると、知らなくてもいいことをつい知るはめになる。
「水前寺清子は、なぜチータと呼ばれているのか」。
「どうして俺はこんなことを知っているんだ」と内面に問いかけた時、ひどく嫌な思いになる可能性がある。
朝もやの中を新聞配達の自転車が走る。
「水前寺清子は、本名はタミコ。身体は小さかった。小さなタミコから、周囲の者にチータと呼ばれるようになった」
不意に思い出してしまうのだった。
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私YHは、哲学をやさしく書ける人が好きです。
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オモシロそうな本ですね!
タイトルも「ねじ?」って感じで手に取りそうです。
本屋さんのポップって面白いですね。
ポップがある店、ない店がありますが私は
ポップのある店に行くとつい、ポップに引かれて買ってしまいます(^-^;)
冗談はともかくとして、これもまた哲学ですね。私も買って読みたくなりました!
風呂上りの「きもっが良かど~」が似合いますよ!
面白そうじゃないすか。
佐田も今回ちょびっと本を紹介してます。
中身までは書いてませんが。
今も人気なんですね!