ここしばらく風邪でふさいでいました。
そんな事で時間があり本を読んでます。
私の仕事と関わり合いがあり、又お会いしてお話した事もある本田宗一郎おやじの本です。
おやじさん程も偉くもなく立派でもない私の色々な面で似ている所が有る様な気がする
職人気質でサッパリしている親父さんに言われた事がある
時間を無駄遣いする奴に将来はない 失敗しても必ず結果を出すまで負けない
この二つは今も私の頭の中にある
おやじさんは商売人ではなく職人で一生を終えられた
いい側近に恵まれ今のHONDAがある
工員と同じ作業服を着て工場の中で居た姿は忘れられない
「大体おとなというのは過去を背負っている。過去に頼っていい悪いを判断する
から、百八十度転換した時には非常にあぶないイデオロギーで現在をみつめる。
私はこれが一番危険であるとみた。おそらく若い人も納得できないと思う。
設備とかそういうものは金を出せばどんなにも変わる。ところが一番変わらない
のは、考え方、いわゆる石頭だ。これは金を出してもどうしても変わらない。
ただで変えられるものを変えずにいて、若い物を悩まし続けなければやって
いけない。百八十度転換しなければならないわれわれ年輩の人が悩もうとせず
に、若い物を悩まし続けているのが現在ではないか。」
(おやざさんのことばから)
おやじさんの指は短かったり傷だらけだった
仕事一辺倒のありのままの姿を忘れられない
本を読んでいて昔を思い出し懐かしくおやじさんの本を読み続けています。