今年も後一週間ちょいで北の旅人に成ります。来月早々大阪を出て北に向かいますが、今年は私の好きな日高本線の途中にある町に約三ヶ月滞在 何度か滞在はしていますが、以前とは違うことが有ります。 それは鵡川駅から様似駅まで走っていた日高線が止まっていまっているんです。 大方120キロ程の路線ですが、色々に問題を抱えて廃線の方向に向いているようなんです。 私は田舎では路面電車と一緒に育った一人です。電車が好きという今風の「てっちゃん」では有りませんが、自分の歴史の中の一部として今も鮮明に心のスクリ-ンに写すことが出来ます。 北海道に行き始めた10年ほど前は差ほど気になりませんでしたが、斜里町の清里という風光明媚な町で有った「きよさと」駅がきっかけです。そこで気動車であるキハ40と出会いました。その後新ひだか町に行き「本桐駅」のすぐそばで滞在した1ヶ月の間毎日窓から列車の行き交いを時計代わりに見ていました。ワンマンカ-ですから運転士一人の運行です。お話する機会が有り短い時間ですが、何度かお話ししたことも有りました。何度も乗ったりもして楽しませて貰いました。 しかしJR北海道は、運休中の日高本線鵡川(むかわ町)~様似(様似町)間116.0kmについて、鉄道の復旧を断念すると沿線自治体の首長に説明した様です。今後はバスなど代替交通への転換に向けてと言い出していましたが、現在は不便なバスが代行しています。
日高本線は、苫小牧(苫小牧市)~様似間146.5kmを太平洋沿いに結ぶ鉄道路線。このうち鵡川~様似間は2015年1月以降、高波で線路が流出するなどの被害が発生して以来運休 JR北海道の発表によると、鵡川~様似間の1日平均通過人員(旅客輸送密度)は、2014年度で186人。自動車交通の深度化や沿線人口の減少などにより、JR北海道発足時の約3分の1まで落ち込んでいる。年間の赤字額も2014年度で約11億円にのぼる。2017年度には、並行する高規格道路(日高自動車道)の延伸が予定されており、利用者のさらなる減少が想定されるという.....とマイナスの事ばかりを並べて地域住民たちに冷たい仕打ちを平気で述べるJR北海道 確かに儲かっては居ない路線です。 人口減が、大きな原因でしょうが、何一つ努力せず、常に頭の中は廃線と言うことを前提にしか考えることをしないJR北海道は本土から見ていると余りにも情けなすぎる
復旧には少なくとも約86億円かかり、海外侵食対策(離岸堤の整備)も加えると100億円を超える規模になるとみられる。このほか、収支差額と土木構造物の老朽化対策として、年間約16億円の費用が必要という。数字計算を出すのが得意のJR北海道 同じJRでもこちらのJRは地元重視から観光重視へと考えを切り替えて大きな反響を起こしています。国民だけではなく、海外からの観光客の多くは北海道観光を望んでいます。日高本線には沢山の観光資源があるのに目もくれないJRや地元の人達の行動が見ていてイライラするのは私だけでしょうね 他にはないものが沢山ある日高本線界隈 もっともっと頑張れる余地があるのに... 今年は日高本線をたどって思いをかせたく思っています。様似から鵡川までじっくり心の中に写し込んできたく思っています。 でないと路線が.レ-ルが無くなると今までの思い出や記憶が無くなってしまいます。JR北海道さん マイナス部分だけを見たり考えるよりちよっと考え方の方向変換出来ませんね 無理かな今の頭では...楽に進めようとしていますが、結局は我が首を絞めることに気づきませんか