※堺市内にはよく似た駅名で「中百舌鳥(なかもず)」地下鉄御堂筋線・南海高野線や「百舌鳥八万(もずはちまん)」南海高野線があるので、間違えないように注意!
道路沿い右手前方にこんもりと樹木が茂った大きな森が見える。これが「仁徳天皇陵」や「仁徳古墳」はたまた、「大仙古墳」と呼ばれている、日本最大規模の古墳「仁徳陵」(にんとくりょう)である。
いつの頃からか、色々な呼び名が誕生したが、地元では昔から「仁徳さん」や「仁徳陵」で親しまれている。 細かいことはさておき、堀を見ながら道路沿いに歩いていこう。
道路を挟んだ左手(南側)に緑豊な公園が現れる。これが大仙公園で、この公園内にも規模はそれほど大きくないが多くの古墳が存在する。また、百舌鳥古墳群の貴重な資料を展示する「堺市博物館」もこの大仙公園内にある。博物館の見学は後の楽しみとし、大仙公園の入口と道路を挟み、右手に三角屋根のレストランが見える。その西隣に「大仙公園観光案内所」があるので、迷わずここで「レンタサイクル」で 自転車を借りよう。百舌鳥古墳群は、四方4kmの広大な大地に分布しているので、余程の健脚の持ち主でないと結構辛い。1日借りて300円は、散策には頼 もしい見方となる。但し、1日ではとても全てを回りきれるものでもない。2、3日の余裕を持って、じっくりと散策される事をお勧めしたい。