夏が戻ってきたような 強い日差し
でも、風は 完全に秋の風ですね。
そんな日和に誘われて、今日は久しぶりに 三崎の町をぶら~り☆
京急「三崎口」駅前のR26を 三崎に向かって歩いて行きます。
道路沿いに、いつも ちょっと気になっているお堂があるんです。
お堂前に 六地蔵さんが並んでいます。
「海汐山 真浄院」
臨済宗 大椿寺(三崎)の末
本尊:地蔵菩薩(三浦市指定重要文化財)
三浦地蔵菩薩第十四番札所
説明板に、こんな言い伝えが書かれてあります;
北条方の攻撃を受けた「新井城」の三浦道寸義同(よしあつ)の命で、
「三浦城」を守る出口茂忠に決戦の決意を伝えるため 伝令として
遣わされた川島身七が、苦労の末に 無事任務を果たし帰城の途中、
油壷の血潮を目の当たりにして 戦が終わったことを知りました。
身七は、北条勢の追手を逃れ この地蔵堂の下に隠れましたが
ついに発見されて 首を切られてしまいました。 ところが、
切られたのは 身七の首ではなく、地蔵の首だったのです。
身代わりになってくれた地蔵菩薩の徳を慕い、身七はその後
剃髪して 新井城に散った人々の霊を慰め 生涯を送りました。
地蔵菩薩坐像は「原の 身代わり地蔵」と呼ばれているそうです。
三浦氏の終焉に ゆかりのあるお堂だったんですね。
お堂に掲げられている御詠歌
「まごころに つくるじゃうど(浄土)を みそなわす このみ仏の ありがたきかな」
もう少し歩いて、三崎の町に入って行きましょう。
(続)
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