「緒明山」を下りて、さぁ どっちへ行こうかな~
「中里商店街」を横切り、住宅街の旧道を左へ行ってみましょう。
この道は、おそらく「うらが道」だと思われます。
「うらが道」は、江戸時代 東海道・保土ヶ谷宿から金沢八景へ出て
追浜、田浦の十三峠を越えて、逸見、汐入を抜け浦賀に至る古道。
この道は平地が少なく、山越えの厳しい道だったようです。
目の前に、急な坂道が現われました。
「うぐいす坂」
嘗てこの周辺は 欝蒼とした樹木に覆われ、うぐいすの
声が絶えなかったのが この坂の名の由来のようです。
この坂上に「咸臨丸」渡米時の副艦長格だった浜口英幹(ひでもと)氏が
幕末から明治にかけて住んでいた家があり、花に囲まれたその佇まいから
近隣の住民から「花屋敷」と呼ばれていたそうです。(説明板より)
明治30年頃の「花屋敷」
坂を上りきった所に、「うらが道」の標柱。
「この道は、江戸から金沢・田浦・逸見・汐入・深田・
大津を経て浦賀へ至る昔の要路でした。」とあります。
左へ行くと 市街へ下ってしまいそうなので、右の方へ行ってみましょうか☆
谷戸を見下ろす尾根道がしばらく続きます。
右前方に見える高い建物は、「汐入」駅前のホテルでしょうか。
そして、左前方には・・あ!
浦賀へ急ぐ旅人たちも、きっと見たのでしょうね。
やがて、
密集する住宅の間の細い路地を下って行きます。 わ~、スゴイ階段!
どうやら 下界へ下りて来たようです。
「うらが道」は続いていますが、今日のお散歩は
此処「汐入」までとしておきましょう。
14,617歩
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