スニーカー履いて

‘猫’も歩けば・・・今日はどんな出会いが?

うらが道・うぐいす坂

2016-12-19 | 横須賀・三浦



「緒明山」を下りて、さぁ どっちへ行こうかな~



「中里商店街」を横切り、住宅街の旧道を左へ行ってみましょう。

この道は、おそらく「うらが道」だと思われます。
「うらが道」は、江戸時代 東海道・保土ヶ谷宿から金沢八景へ出て
追浜、田浦の十三峠を越えて、逸見、汐入を抜け浦賀に至る古道。
この道は平地が少なく、山越えの厳しい道だったようです。


目の前に、急な坂道が現われました。
「うぐいす坂」

嘗てこの周辺は 欝蒼とした樹木に覆われ、うぐいすの
声が絶えなかったのが この坂の名の由来のようです。

この坂上に「咸臨丸」渡米時の副艦長格だった浜口英幹(ひでもと)氏が
幕末から明治にかけて住んでいた家があり、花に囲まれたその佇まいから
近隣の住民から「花屋敷」と呼ばれていたそうです。(説明板より)

明治30年頃の「花屋敷」




坂を上りきった所に、「うらが道」の標柱。
        
「この道は、江戸から金沢・田浦・逸見・汐入・深田・
大津を経て浦賀へ至る昔の要路でした。」とあります。

左へ行くと 市街へ下ってしまいそうなので、右の方へ行ってみましょうか☆



谷戸を見下ろす尾根道がしばらく続きます。

右前方に見える高い建物は、「汐入」駅前のホテルでしょうか。

そして、左前方には・・あ!

浦賀へ急ぐ旅人たちも、きっと見たのでしょうね。




やがて、
密集する住宅の間の細い路地を下って行きます。 わ~、スゴイ階段!
        


どうやら 下界へ下りて来たようです。



「うらが道」は続いていますが、今日のお散歩は
此処「汐入」までとしておきましょう。


14,617歩



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