2011-0918-man0352
万葉短歌0352 葦辺には0308
葦辺には 鶴がね鳴きて 港風
寒く吹くらむ 津乎の崎はも 若湯座王
0308 万葉短歌0352 ShuB190 2011-0918-man0352
□あしへには たづがねなきて みなとかぜ
さむくふくらむ つをのさきはも
○若湯座王(わかゆゑの おほきみ)=未詳。<「湯座(ゆゑ)」は「湯据(ゆす)ゑ」が原義らしく、「湯人」「湯坐」とも書き、子に湯を使わせる人の意で、のちに氏族の名となった。若湯座氏を乳母方とする王か。>