万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌0364 ますらをの0320

2011年09月30日 | 万葉短歌

2011-0930-man0364
万葉短歌0364 ますらをの0320

ますらをの 弓末振り起し 射つる矢を
後見む人は 語り継ぐがね  笠金村

0320     万葉短歌0364 ShuB201 2011-0930-man0364

□ますらをの ゆずゑふりおこし いつるやを
 のちみむひとは かたりつぐがね
○笠金村(かさの かなむら)=原文題詞に「笠朝臣金村」(かさの あそみ かなむら)。未詳。「聖朝の宮廷歌人。山部赤人より先輩であったらしい。笠氏は孝霊天皇の皇子稚武彦命(わかたけひこの みこと)の子孫という(…)。先の沙弥満誓(336)は笠氏。山部氏と違い、笠氏には当時の中央官界に人が多い。」