万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌2958 人の見て2770

2018年09月30日 | 万葉短歌

2018-0930-man2958
万葉短歌2958 人の見て2770

人の見て 言とがめせぬ 夢にだに
やまず見えこそ 我が恋やまむ  

2770     万葉短歌2958 ShuF564 2018-0930-man2958

ひとのみて こととがめせぬ いめにだに
  やまずみえこそ あがこひやまむ 
=出典未詳。
【編者注】「正述心緒」(2864-2963、100首)の第95首。男。左注(読下し)に、「或本の歌の頭(かみ)には<人目多み 直には逢はず>といふ」。
【訓注】とがめ(害目)[04-0721害目賜名(とがめたまふな)、12-2912事害目不為(こととがめせぬ)、-2958言害目不為(こととがめせぬ)、18-4130比等毛登賀米授(ひともとがめず)]。我が恋やまむ(あがこひやまむ=我恋将息)。