日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

よく聞く内閣も陰りが・・

2022年02月08日 08時31分42秒 | Weblog
今朝の信州は気温は氷点下7度ですが弱い風が
体感気温を下げてくれて、寒い朝に感じます。
空は曇り空ですが少し明るくなりました。
政府は先日、世界文化遺産登録を目指す「佐
渡島の金山」(新潟県)の推薦書を国連教育
科学文化機関(ユネスコ)に提出。反発を強
める韓国を念頭に、新たに設置した省庁横断
のタスクフォースを通じて国際的な理解を得
るつもりだが、実は先に解決すべき“宿題”が残
ったままであることを忘れてはならない。
佐渡金山を巡っては昨年12月、国の文化審議
会が推薦候補に選定。当初は、外務省を中心
に韓国の反発が強い中での申請に消極的だった
が、自民党内の保守派が「論戦を避けるという
形で登録を申請しないのは間違っている」との
安倍元首相の意見、「日本国の名誉にかかわる
問題」という高市政調会長などからの猛反発。
申請に慎重だった岸田首相は両氏の意見を聞
いて方針を一転させた。
政府・与党は「国際社会に対し、丁寧で説得力
のある説明を行っていきたい」(茂木幹事長)
と意気込んでいるが、まるでアテにならない。
そもそも、国際社会との「約束」を守ってい
ないからだ。
2015年軍艦島登録時の「約束」不履行
2015年に「軍艦島」(長崎県)が「明治日本
の産業革命遺産」のひとつとして世界遺産に
登録された際、日本政府は朝鮮人強制労働を
含む「犠牲者を記憶にとどめる措置をとる」
と明言し、20年に産業遺産情報センターを設置
徴用工への差別について「聞いたことがない」
との証言を紹介したため、昨年にユネスコの
世界遺産委員会は徴用工に関する説明が不十分
だとして、全会一致で「強い遺憾を示す」との
決議を突き付けた。
ところが、政府は「誠実に履行している」と
決議に反論。ずっと突っぱねているのだ。
元外交官で平和外交研究所代表の美根慶樹氏は
「佐渡金山が国際的な議論の俎上に載る上で、
軍艦島の例は避けて通れません。『韓国が反対
している』との報道が目に付きますが、問題
の本質は日本が国際社会との約束を履行でき
ていないことなのです。要するに、世界遺産
委員会の期待にこたえられていない。従って、
佐渡金山の登録を巡っても、軍艦島と同様の
問題にぶつかるでしょう。国際社会の意思を
無視し続ける姿勢は、日本の汚点になりかね
ません」世界遺産委による登録審査は来年夏
ごろ。約束反故の一方で岸田政権は「冷静かつ
丁寧な議論」を訴える。このチグハグ対応で
国益どころか「国際社会の冷たい視線」という
代償を支払うことになるんじゃないでしょうか。
国民の声を聴く内閣のはずが与党幹部の意見
を真に受けて、国民へのコロナ対策に遅れを
生じさせ支持率が徐々に下がりだしている。

信州でもこの寒い中、花が咲いていた
松本運動公園の中に パンジーが咲いている











コメント (6)
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