日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

熊の生態から教わる、医療の世界。

2023年05月13日 08時09分27秒 | Weblog
今朝の信州気温は7度空は薄曇りで、時折お日様が顔を出
したり、雲に隠されたりしています、天気予報はこれから
雨の予報です。
先日ネットサーフィンをしていましたら、面白いというか
興味深い記事に出会いましたので、紹介します。
春から秋に活動するヒグマ。冬眠時には血栓をできやすく
するたんぱく質が大幅に減少することが分かった・・と独
ドイツ・ミュンヘン大学が発表していた。冬眠中のクマは
半年近く穴に籠って冬眠しているのに「エコノミークラス
症候群」にならないのはなぜか。ドイツ・ミュンヘン大等
の国際研究チームは、冬眠中のクマと夏に野外で活動して
いるクマから血液を採取して分析して、血栓をできやすく
するたんぱく質を発見した。冬眠中のクマではこのたんぱ
く質「HSP47」が大幅に減少していた。
HSP47の働きを妨げる物質を見つければ、人間にとっても
新たな予防・治療薬の開発につながる可能性があるという
論文は先月25日に米科学誌サイエンスに掲載されたとの事
同症候群は飛行機旅行や災害時の車中泊などで長時間体を
動かさず、血液の流れが悪くなると起きる。脚の太い静脈
でできた血栓が、心臓を経由して肺の動脈に移動して詰ま
ると、呼吸困難や心肺停止に至る場合がある。血栓本来は
血管が損傷した際に傷口をふさぐ血小板のほか、白血球の
一種の好中球やHSP47などによって形成されます。
研究チームは、慢性期の脊髄損傷患者では、ほぼ寝たきり
の状態で血栓があまりできないことにも注目。健康な人に
ベッドで横になり続けてもらう実験を行ったところ、27日
後にはHSP47が大幅減少し、冬眠に入ったクマと、同様の
現象とみられ、減る仕組みの解明が期待される。 
血液と血栓そしてエコノミークラス症候群との関係の早期
解明が期待されます。実は私もエコノミークラス症候群に
なりやすい体質で長時間飛行機や乗り物は避けています。
なのでこんな研究が進んでほしいと願っています。
































コメント (6)
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