【一瞬の晴れ間・福井県荒島岳】
通常であれば、一歩を踏み出すのに0.5秒も要しない。
速い人ならば、1秒の間に三歩も、決して難しくは無いでしょう。
ただそれは、夢みたいな下界でのお話。
早朝7時半登山開始し、山頂を踏めないまま、 16時半の下山。これが山の話。
一歩を進めるのに、30秒。
いいえ、時には4分以上かかる時も有ります。
脚を斜め前方に上げて雪面を踏んでも沈む沈む。
足場を固めようにも沈む沈む。
一歩をかろうじて進めたと思い、片足をあげると結局沈む沈む。
雪で埋まっている木の側の雪面に誤って足を起き、
そのまま胸まで一直線に体が沈み込むことも時折ありますが、
こうなったら、我ながらもうお気の毒様。
二人連れであれば相棒に起こしてもらえそうなものを、
ソロ登山であれば、
木を掴んで無理やり起きるか、
体を無理やり回転させて斜面の下側に一回落ちるか、
場合によっては倒れている状態でザックを無理やり脱ぎ、それを足場(浮力)にして体を立て直さなければなりません。
ただ、その場合も、ただ沈む沈む。
雪山、北陸の新雪、
とりわけ奥越の雪というのは、柔らかく重いです。
年によって雪質も異なるが、今年もそうだと思ってましたが、考えが甘かった。
わかんではなく、スノーシューが要る柔らかさ・軽さでした。
先行者(同時に出発した方)は2名。
装備品はスキー。
対するこちらは、わかん。
事実上のラッセル特攻隊長。
1,400m付近まで行くのに、6時間程掛かりましたが、
天候急変で無念の撤退。
後続に一人、三重県ナンバーの方がいましたが、
荒島岳は2年ぶりで、かつ話している限り、道もよく分かってなかったとの事。
(夏道ではなく、雪道であれば尚更でしょう)
後続の方が楽になるようにとラッセルを荒っぽく残したため、トレースはバッチリ明瞭と思うが、
吹雪の中では、たとえ道が明瞭な荒島でも道をロストしやすいもの。
あの方は、無事、
帰れたのでしょうか。
時間帯的に、夜の6時を周りそうなペースの方だった。
少し心配が残ります。
正月には必ずどこからしの山頂の御社に感謝と挨拶を告げに行くのですが、
今年は、もう2月になろうというのに叶わず。
天気と休みが一致しない。まぁ、これが山ですけどね。
通常であれば、一歩を踏み出すのに0.5秒も要しない。
速い人ならば、1秒の間に三歩も、決して難しくは無いでしょう。
ただそれは、夢みたいな下界でのお話。
早朝7時半登山開始し、山頂を踏めないまま、 16時半の下山。これが山の話。
一歩を進めるのに、30秒。
いいえ、時には4分以上かかる時も有ります。
脚を斜め前方に上げて雪面を踏んでも沈む沈む。
足場を固めようにも沈む沈む。
一歩をかろうじて進めたと思い、片足をあげると結局沈む沈む。
雪で埋まっている木の側の雪面に誤って足を起き、
そのまま胸まで一直線に体が沈み込むことも時折ありますが、
こうなったら、我ながらもうお気の毒様。
二人連れであれば相棒に起こしてもらえそうなものを、
ソロ登山であれば、
木を掴んで無理やり起きるか、
体を無理やり回転させて斜面の下側に一回落ちるか、
場合によっては倒れている状態でザックを無理やり脱ぎ、それを足場(浮力)にして体を立て直さなければなりません。
ただ、その場合も、ただ沈む沈む。
雪山、北陸の新雪、
とりわけ奥越の雪というのは、柔らかく重いです。
年によって雪質も異なるが、今年もそうだと思ってましたが、考えが甘かった。
わかんではなく、スノーシューが要る柔らかさ・軽さでした。
先行者(同時に出発した方)は2名。
装備品はスキー。
対するこちらは、わかん。
事実上のラッセル特攻隊長。
1,400m付近まで行くのに、6時間程掛かりましたが、
天候急変で無念の撤退。
後続に一人、三重県ナンバーの方がいましたが、
荒島岳は2年ぶりで、かつ話している限り、道もよく分かってなかったとの事。
(夏道ではなく、雪道であれば尚更でしょう)
後続の方が楽になるようにとラッセルを荒っぽく残したため、トレースはバッチリ明瞭と思うが、
吹雪の中では、たとえ道が明瞭な荒島でも道をロストしやすいもの。
あの方は、無事、
帰れたのでしょうか。
時間帯的に、夜の6時を周りそうなペースの方だった。
少し心配が残ります。
正月には必ずどこからしの山頂の御社に感謝と挨拶を告げに行くのですが、
今年は、もう2月になろうというのに叶わず。
天気と休みが一致しない。まぁ、これが山ですけどね。