UN大浦のブログ

徒然なるままの手記。
大半が、山と猫様、そして妄想の徒然草。

この図々しい居候。

2015-06-27 08:17:25 | 日記
 
 神経に触る。

 比喩ではなく、文字どおりの意味として。

 下肢に力を込めて、足を前に踏み出そうとする度に、

 吾輩の腰に居を構えているヘルちゃんが触れるのです。

  神経に。痛い!!

 この年でヘルちゃんに居候されると色々落ち込みます。

 長い付き合いです。もう3.4年になります。栄養だけもってかれます。


 
 健常者は、神経の痛みといわれても実感はなかなか湧かないでしょう。

  でっかい虫歯を想像して下さい。創造はしなくていいです。良い子は歯を磨こう!

 あれも神経痛の一種ですよね。ただ、神経は微細です。

 腰にあの痛みが移植されたと想像してみてください。想像は大事です。レノンちゃんも、ブルースちゃんも言っていますから。

  まあ、何が言いたいか・・・ガチで歩けないです。
               頭が働かないです。


 更年期障害の母が珍しく、弁当作ってくれたのに、
 
 痛みで気が動転して、おにぎりをコンビニで買ってしまいました。

 ああーー、健康になりたい。

 


ヘルニア国物語/第2章: 王子の咆哮

2015-06-13 18:29:55 | 日記

“伝説のやる気なしの王子”として、我ら愚族が築いたヘルニア国の黄金時代から半年余り。

 一時は腰の痛みから解放され、

 カップルを見つけては吹き矢で威嚇し、
 スタバでおしゃれぶっている奴らを見つけては鼻で笑い、
 休みの日は万年床に包まれるという日々を過ごす王の生活は熾烈を極めたが、その実、暗殺の窮地にもあった。
  
 危機一髪で万年床から脱出した王子は、逃げ込んだ森の奥深くで、迫害の末に息を潜めていた同属のへルニアの民たちと出会う。

 後輩どもが次々と結婚していき、

 この前恋人と別れたはずの友がもう新たな彼女と行動を共にしているのを目撃するという憂き目に会いながらも、
 王子は一人耐え忍んで生きながらえた。

 ヘルニアに大敵なのはストレス。度重なる痛みが王子に襲い続ける。
 アイスピックの針先で、神経の一本一本を貫くような鋭利な痛み。

 たまらず王子は叫び続けた。
 「いてーーよーーーー」


 これはそんな、

 心がストレスで一杯の男の物語。