UN大浦のブログ

徒然なるままの手記。
大半が、山と猫様、そして妄想の徒然草。

野行

2015-10-27 21:31:29 | 日記
 見たくて、食べたくて、そして生きたくて出てきたのに、
 怯えさせられ、捕らえられ、そして何も踏めないものにされてしまうよ。
 お逃げ。

 鉄紺色の夜。我が家への帰途。
 田んぼの中に、車のライトで白く照らされた凛々しいお耳が目立つ。
 キツネだろうか、それともハクビシンかな、と悩んでいたら横顔で一目瞭然。おキツネ様だ。

 冬に向けて蓄えるご飯がなくて、降りてきたのか。
 人里にある柿を。味わいにきたのか
 こちらを見てもさほど驚かない。
 
 ここに来ちゃ駄目。
 熟してないのに捥ぐ者がいる。
 熟した生き物をぞんざいに扱う者がいる。
 ここはそういう輩がいるところ。
 化かす力が身についたなら来てもいい。せめてそれまでは。
 

あなたも出来る(?)駄目の伝え方

2015-10-22 21:43:43 | 日記
 
All You Need Is Killよりも、
   バクマン。

      バクマンよりも、
          DEATH NOTE。

             DEATH NOTEよりも、
                 ヒカルの碁。
 
 作品内容的には、遡るに連れてlikeが増しませう。
 人形草紙あやつり左近も大好きですが、頂点はヒカルの碁かな・・・

  

 女流棋士・佐為の背中にすがるだけだったヒカル。
 その佐為が泡沫の夢にように消失してしまったシーンは何度見直しても悲しくなりませうが、
 その悲しさゆえに決別しようとした囲碁の中に、亡き佐為の存在を見出して、再び前に進み始めた時のヒカルの眼と言ったら、もう・・・惚れますな・・・



 しかしまぁ、・・・こういう使われ方は・・・まぁ、目は引くな・・・


かつて神さまがお詫びして。

2015-10-21 21:17:14 | 日記
 甘い香りが鼻腔を颯爽と突き抜ける。
 豊かに湧き続ける水がもたらしてきた恩恵を人々は覚えているか。欲のない彼らの、水の響きを覚えているか。
   

 手前側は砂の色をありのままに投影したような薄い茶色みのある鶏卵色。
 奥に向かうにつれ、
 水縹色(みはなだ)から青磁色へとその主張を強めていき、浅葱色(あさぎいろ)へと転じる。
     
 清冽な水が、媒介となり、
 砂や岩、苔、岸壁に根を張る樹、そして綺麗な水辺に好んで住まう蟹などの生き物を一つにしている。

 砂の擦れ合う音も、水が進む音も、樹々が風に揺れる音さえも全てがここで混じり合う。
 
 
 ここで注がれたものは10日かけて東大寺・二月堂の「若狭井」に届くそうな。
 ただ、ゆったりと自然のままに送るすべを思い出す。




みたび目にした「熊が出ます」

2015-10-16 22:22:14 | 日記
 
森の暖簾をかき分け、かき分け、着いたそこには想像以上に澄んだ景色が広がっておりました。
 

 眼前に広がる水鏡。水の精霊さえも木々の色を称えているようで、
 水面を風が優しく撫でると、たちまち水面をキャンバスにした油絵が登場します。
 

  大野の刈込池になりますが、有名なのは秋の色化粧のようです。
 
 
 こんな感じでしょうか? 夏の写真ですが、加工技術は季節さえ飛び越すことを可能にしてくれました。



 秋が一年で一番好きな季節かもしれません。
 ほどほどの感傷に浸れて、ほどほどに運動できて、ほどほどに思索もできる季節。
 ぜひ本物も見てこようと思います。

 ただ、鈴は忘れないように。
 標識がいたるところにありました。熊のプーさん♪森のプーさん♪


 

 
ガサっ・・・ 
 
はっ!!



ガササっ

あの頃、抜け道を通って。

2015-10-14 22:20:59 | 日記
 学生の時分、京都にいた折、ともすると足を運んでいたのは植物園でした。
 
 御目にも珍しい花々の香りを満喫するという高尚な趣味のためだとか、園芸員に美女がいて下世話にも会いに行くためだとか、
 ましてや農学部の研究のためとかでは全くなく、これは偏に一つの事実がもたらしてくれた行動でした。
 
 隣だったのです。府立大学の。
 今でこそ、植物縁側の経営事情ゆえか封鎖されてしまいましたが、
 当時は大学と植物園間を行き来する専用の抜け道があったのです。

 学生自分のペッタンコなお財布を更にひしゃげる事もなくやすやすと息抜きが出来、
 人嫌いな私が、気兼ねなく時を過ごす事が出来たという点では格別の地でしたが、
 大抵一緒に散策していた者がおりました。植物園と彼女は、記憶の中で一括りになっています。
  
 同じドイツゼミに所属していた妹みたいな女の子でしたが、
 つい先日、彼女から「聞いて!私結婚しちゃいます!」という報せを受けました。

 近々予定を作って、京都で紅葉狩りでもしよう、その時詳細を話す、となっています。
 嬉しい限りです。他人の幸せなんて猫の残飯にでもしたいと思う私ですら嬉しいと思えることです。しかし、まぁ、まぁ・・・

 今日会社からの帰途、UFOを見ました。
 あれはUFOのはずです。はずなのです。そうでなければ、あんな一瞬で消えないのです。置き去りにしたまま。光だけを残して。