UN大浦のブログ

徒然なるままの手記。
大半が、山と猫様、そして妄想の徒然草。

ジェットストリームアタックは、最後尾がお得。

2020-08-29 15:06:42 | 日記
 1体目:姿勢を高くして、積極的に(餌のドライフルーツを)ねだりアピール。

 2体目:姿勢を低くして、アピールサポート。

 3体目:こぼれ球(ドライフルーツ)を体全体で受け止める。
     ほぼ、ここに落ちてくる。

 (奥飛騨クマ牧場[岐阜県高山市]にて)


【ジェットストリームアタック(黒い三連星)】




【無】



【OHHH,神よ!!】



【パー】






風色

2020-08-23 14:19:42 | 日記
色とりどりの風車棚。

風を色で見る。
涼を色で感じる。

 【場所】
  福井県大野市・武家屋敷旧田村家 

 【開催日】
  令和2年6月1日(月)~11月23日(月・祝) *大野市のHPより。












【槍ヶ岳】ヤマあり、クマあり、サルあり。

2020-08-16 14:16:32 | 日記
【今回の山行の、お気に入りショット】

 槍ヶ岳(標高3,180m)正面。定番ですが、ルート確認用にも。
 

 鋭利な刃物・天を穿つ槍。
 あまりに特徴的なその姿ゆえ、富士山の次に「描くのが簡単」な山容。
 目を瞑っても瞑らなくても「みえる」その姿は、まさに、北アルプスのシンボルそのもの。
 そう、今回の目的地は、「槍ヶ岳」です(´・Д・)」

 テント泊かつ日数的な余裕は無いため、無難な「槍沢コース」をチョイス。
 天候の悪化を考慮して予定を大きく切り替える事になったり、
 途中、熊が眼前に現れるというプチハプニングもありましたが、「これも」登山・「これが」登山と割り切る山行でした(゚ω゚)
  
   (当初の予定)
    1日目: 上高地〜明神〜徳沢〜横尾〜槍沢ロッジ〜ババ平テント場(テント泊)
    2日目: ババ平〜大曲〜天狗原分岐〜播隆窟〜槍ヶ岳〜そのまま上高地まで来た道戻り

   (プラン変更)
    1日目: 上高地〜明神〜徳沢〜横尾〜槍沢ロッジ〜ババ平〜大曲〜天狗原分岐〜播隆窟〜槍ヶ岳〜そのままババ平テント場まで戻り(テント泊)
    2日目(天気が良ければ): 再び、ババ平〜大曲〜天狗原分岐〜播隆窟〜槍ヶ岳〜そのまま上高地まで来た道戻り
                 あるいは、横尾まで戻り、そこから蝶ヶ岳。

  さて、
  上高地へ向かう専用バス乗り場のうちの一つ、あかんだな駐車場からは、この時期、早朝4時台から始発便が出ております。
  深夜1時に起床するという寝坊行為によって、あかんだなに着いた時には、5時ちょい過ぎ( ゚д゚)ミスったわぁ〜
  既に臨時便も含め、6便目との事( ゚д゚)ミスったわぁ〜

  出遅れた!という焦る気持ちから始まりを告げた山行、
  とはなりましたが、
  稀にみる貴重な晴れ間が続き、帰路、想いもよらぬ熊さんとの出逢いもあり、非常に有意義な山旅にはなりました。

  当初は、ババ平でのんびりテント泊してから、翌日深夜中に槍ヶ岳を目指すという予定。
  道中、親切なおばさんから「明日は天気が崩れる旨」の情報を受け、ババ平到着後、急遽、目的地を変更することとした次第

  テント場に荷物を置いて(デポして)山頂に向かうこととしたため、
  時間の制約を受け、楽しむ時間が削られてしまったのも事実ですが、
  翌日、確かに天候が終始グズる羽目になったので、良い判断だったと思われます。
  
  物足りない分は、また次回に活かす。
  これが登山の醍醐味ですし(´-ω-`)


 登山をしない観光客の方々は上高地の河童橋だけを見て帰る事がしばしばですが、
 上高地の美しさの肝は、
 早朝の木々の呼吸にこそあるように思ってます。木漏れ日の中を歩くと、顔がにやけるもの。
 

 今回の山行の目的。槍が遂に見えました。
 

 ラスボス感が出ています。
 

 毎度の事ではありますが、見えてからが、遠い。
 (知らない方の背中を拝借。顔モザ。)
 
 
 いつもガスガスですが、奇跡的な晴れ間の間に、山頂を目指します。
 
 
 山頂からの眺め。美しい限りです。
 
 
 

 山頂でブロッケン現象にも逢えて、満足。
 

 さて、そろそろテント場にも戻らないと時間がまずいです。
 目的地は、(見えているテント場よりも)はるか下のババ平テント場(標高:1,990mぐらい?)なので、日が暮れる前に急がないと。
 
  

 強者の方々は、この激風の中、テント泊。
 

 翌日、帰り道。
 目の前に、クロい影が。クロい大きな塊が。
 くまさんに遭遇。あるー日、森の中〜。
 

 普段からしばしば小熊には出会すので、あまり動揺しなかった自分が、
 自分で不思議。
 森の奥に消えて行きました。翌日、死体で発見されたそうな。
 

 お猿さんにも遭遇。
 
 
 
 
 

 

【御嶽山】自分が今どこにいるのかわからない時は「オリジン」へ。

2020-08-02 14:37:11 | 日記
【御嶽山(長野県・岐阜県に跨がる独立峰。日本百名山のひとつ。)】

 御嶽山の最高峰・剣ヶ峰。標高は3,067m。
 池も含め、一面が火山灰に覆われている。



「あれは...、御嶽山ですね。今日もよく見えるなぁ。」

白山からも、北アルプスをはじめとする他の山頂からも、
天気が良い日に一望するだけで、はっきりと「ソレ」だと山座同定が出来る特徴的な風貌。
「木曽の御嶽山」とも呼ばれ、山頂部は東西1km、南北4kmに広がり、一つの独立峰としては日本最大の山域との事。

ある時点を境に、
かの山は、多くの人にとって「触れてはいけない禁忌の山」となったのでは無いでしょうか。

 2014年9月27日。
 この日起きた突如の大噴火。未曾有の山岳災害。
 山頂近くにいた登山者の内58人死亡、5人行方不明(いまだ捜索中)。
 当時、ニュースで大規模な噴煙を目にした時、自然の圧倒的蹂躙力と人間の儚さを感じたのを覚えています。
 不謹慎ですが、あまりの自然の力に、噴煙を吐き出している様に、一種の美しさを感じてもしまいました。(圧倒的な息吹)
 
2017年8月に「警戒レベル1」に引き下げられて二年。
日頃登山をやらせてもらっている矮小な身として、
「戒め」とは違うかもしれませんが、いつか一度は登らなければならない、
そう思っていた山に今回は向かいました。
最近、仕事で悩みが尽きないため、何か巨大なものに触れ、無心になりたかったのかもしれません。

御嶽山の登山口としては、
王滝口(田の原)/黒沢口(中の湯)/開田口/飛騨口・濁河温泉口と複数あるようですが、
今回はアクセスも楽そうな「黒沢口(中の湯)・6合目」を選択しました。

 *王滝口(田の原)・・・令和2年8月1日(土)午前8時から 田の原遥拝所~王滝頂上の登山道に限った規制緩和を実施。

いずれのルートもなだらかで登りやすく、
危険箇所はありません。
あの日、大噴火が起きる以前から、そもそもハイキング等で手軽に登れる山でもあったようです。

ちょうど梅雨明けで、山小屋の方曰く、
「7月からずぅっと雨で、今日ようやくお天道様を見た。2ヶ月間の中でも、最高・最良の日!!」とお声を頂きました。

今後の自分の登山も含め、
生き方を考える、不思議な山行になりました。

ここ数ヶ月、
美しいものを、「美しい」と感じられないという精神状態でしたが、
少し、何かを取り戻せたような。そんな心情に、少なくとも登山中だけでもなったような。

自分のオリジンは、なんなのか。
また考えます。

美しい、不思議な空気が漂う山でした。
(登山中になぜかカメラが不具合を起こし、下山後直りました。空気中に漂う火山灰の影響か?なにかか。)


「鋼鉄城のカバネリ」の要塞みたいな山小屋。
標高2800mにある天空の山小屋から、早朝には雲海を眺められます。世界観変わるでしょうね。


山岳信仰(御嶽信仰)の山なので、途中至るところに、関連するものが。


山頂部では、山岳信仰の修行者の方々が読経しています。
読経の側で、この蒼さを見ると、色々な事に心が「寄ります」。


広角レンズでの全貌撮影。


山頂の剣ヶ峰の帰り、
二の池ヒュッテに立ち寄ります。
そこからの摩利支天山の眺め。


摩利支天山方面に向かいます。


摩利支天山からの眺め。


摩利支天山 山頂(2,959m)。
通常であればなんてことの無い、楽道ですが、カメラ機材があるため、バテバテでした。


摩利支天からの戻り。二の池ヒュッテと剣ヶ峰を一望できます。雄大。


途中の分岐路から。三の池が見えます。


三の池。


美しい。と久々に思えました。