関田峠発、7:20。今日の行程は長いので早めの出発です。
だいぶ北上したのでブナの紅葉は見頃を過ぎてますね。
でも低木が見頃です。
昨日と変わって新潟県側の展望が開けます。日本海までは見えないなぁ。
高低図では現れない様な細かなアップダウンが続きます。
おまけに木々のトンネルの中を進む事が多くて、とても走れたものじゃありません。
木をくぐる、またぐ、頭をぶつける事甚だし。
あまり変化のないトレイルが続きます。ピークハントじゃなくて森を楽しめって事でしょう。
根曲がりのブナとクネクネ曲り過ぎている木。
伏野峠到着、10:45。ここで行程の半分。
雪の重みで道標がここまで沈み込んでます。さすが豪雪地。
葉を落としたブナ林も見事。樹齢千年クラスの巨木も存在します。
すそ野もきれいです。
林の向こうに見えるピークが目指す天水山かと思わされる事、3回。
やっと待ち望んだ終点に到着です。
ブナの巨木の先にそれはひっそりと有りました。天水山、信越トレイルの北の起点。
到着14:35。
遠望はきかず、あまり感激もありませんでした。
なぜならここはまだ通過地点。長い下山ルートがひかえてます。
下山に何分かかるか読めていなくて、距離7.5km、時間90分位かと見込んでいました。
森宮野原駅が今回のスルーランの終点。バスが17:30なのでこれがタイムリミットです。
写真を撮って、さっさと出発。
長い林道走りは現在位置がどこだか分からなくて嫌なもんです。
走行時間から距離を予測したりしますが、どこまで当てになることやら。
(GPSは持ってないんです)
ところが貯水池の側に下りてくるはずが、見知らぬ山村集落に下りて来てしまいました。
坂を下って行けば国道にぶつかりそうですが、駅は右なのか左なのか分かりません。
下手に動き廻ると迷子になりそうです。
幸いな事に畑仕事のばぁさんがいたので道を尋ねます。
ここは寺石地区、駅までは徒歩25分だそうです。
走れば15分位でしょう。スルーランなので最後まで走ります。
森宮野原駅到着16:30。JR日本最高積雪地点を表す標柱がある。(7.85m)
ノソノソと身支度を整えていると程なくバスの時間になります。
距離32.7km。実走時間/コースタイム=9:10/13:20(61%)
距離が長く不安だった最終日も無事終える事が出来ました。
セクション5・6は細かなアップダウンが続きタフなコースでした。
気持ちよく走れるパートは天水山からの下りだけでしょうか。他はファストトレッキングで進むのみです。
この区間もブナの純林が次々現れます。巨木もあって見事でした。
紅葉のピークは過ぎてましたが、低木が見頃を迎えていました。
不安だった下山は走って1:45でした。まぁこんなもんでしょう。
調べてみると下山に使ったのは第3のルートと呼ばれるコースでした。
山頂から3つ目の道標で間違えたようですが、今さら検証に出かける事はしません。
帰路は越後湯沢から新幹線。帰宅21時。
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