平地トレイルランナーの憂鬱 

~7年掛かって信州三大100kmレースを完走。まだまだFinishの充実感を求めて走ります。~

UTMF、”サポーター・応援者・取材スタッフへの注意とお願い”を読んで思うこと

2015-07-15 | UTMF

コースマップと同時に掲載された上記、注意とお願い
たいていの大会は”応援者もマナー遵守せよ”なんていう一文が有ったりします。
今回のUTMFでは一歩踏み込んで、お願いから規制になった気がします。

違反はランナーにペナルティが加算される。
(よっぽど重大違反でない限り、こんなことにはならないでしょうけど)
サポーターも1名のみのナンバーカード制。これも選手受付時に渡されるので受付時に選手と行動を共にしなければなりません。(それとも選手が持って走るか)
その他は自然保護とサポートエリアを独占するな等々。


こうなったのにはワケが有りまして、それは去年のUTMF。
エイド周辺の路上駐車の多さとエイド内での応援者・サポーターの多さによる混乱があげられます。

私の経験ではA8西富士中学校、ここは時間も日中の程よく、多くの応援者が車で押しかけました。
皆さん車を停めるのに必死で、ランナーが通せんぼされそうになりました。
”オーイ、ランナーを通してくれよ!”っと叫びそうになりましたよ。
そしてA9麓とA10本栖湖、どちらも多くのサポーター(?)が狭いエリアに押しかけて、エイド食がどこに有るか分からないし、数少ないベンチも占領されてました。
この時ばかりはランナーをリスペクトして欲しいと思いました。

これらの現象にはまたまた理由が有りまして、
それは大会直前になって進行方向が逆周りになったこと。これによりSTYの選手&サポーターが後半のエイドを利用する事になり、当初予定のキャパシティを越えてしまった。
そしてもう一つ、”友人をサポートしましょう”的な風潮がありましたよね。


サポーターがいれば物理的にウェア・シューズの換え、携帯する食糧などで優位ですし、精神的にも大きなサポートになります。
メーカーのサポートが付いているセミプロの選手もいますから、一概にサポート一切禁止にもできないでしょうね。
では応援者。これは行儀よく駐車場に停めてエイド外で応援するという事になりそうですね。ゆっくり話もしていられませんね。まぁ仕方ないでしょう。


不確定な要素をコントロールするのは難しいですけど、経験を経て上手くやって欲しいと思います。
あまり規制ばかりが強くなって、楽しみの少ないものになりませんように。









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2 コメント

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Unknown (しらちゃん)
2015-07-30 00:39:07
今年はどうなりますかね。
このサポーター制度、本家UTMBでは特に規制はないようです。世界中から選手が集まり、フランスやイタリアの選手比率も低いので、混雑するほどサポーターが多くないということだと思います。日本の場合、近場の友だちが押し寄せますからね。

ハセツネやおんたけウルトラトレイルみたいにトップ選手でもサポートがない大会のほうがすがすがしいと思いますが、国際大会の潮流はトップ選手にはサポートありですね。むずかしいや。
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Unknown (平トレ)
2015-08-01 20:56:26
いっその事、サポート全面禁止にしてしまえばいいんでしょうけど、メーカーサポートの選手がいますからね。無くす訳にもいかないのでしょ。
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