全小に向けての練習を日々行っている。やっていることはと言えば、基本的な技術の向上と体力面のトレーニングといった感じ。試合に勝つための最善、最短の方法は、基本に立ち戻ることだと私は思っている。基本的なことがしっかりとしていれば、応用的な技術もすぐに身につけることができるのではないかと考える。「何を今さらこんな練習を・・・。」と思っている選手もいるかもしれないが、土台をしっかりと作ることは絶対に大切だ。ただ、それと同時にゲーム感覚を研ぎ澄ましていくことも必要になる。レベルの高い選手とゲームをしたり練習をしたりすることで磨いていかなければいけない部分だ。それについては、今日も6年生の子たちは宮城のトップの選手達に相手をしていただき大変にありがたく感じた。また、普段も、地元の県でトップの中学生達が時間を見つけて相手をしてくれている。何もお礼もできない中、本当にありがたい話だ。「井の中の蛙」にならず、謙虚な気持ちで黙々と練習に励んでいきたい。コーチとしてもできるだけのことをして、悔いの残らない形で全小を迎えたいと思う。
スポ少大会が終了。昨日の団体戦は男子は準優勝、女子は優勝という結果であった。男女ともであるが、いつもポイントを上げてくれるメンバーが東北団体戦に参加をしていない状態での戦いであった。さらに、男子は6年生の主力が風邪でダウン。ちびっ子メンバーでの戦いとなった。何とかみんなで力を合わせて勝ち抜き、臨んだ決勝戦。オーダーとしては思い通りだったのだが、予想外だったのはシングルス。相手は6年、こちらは5年という対戦であったがファイナルでリードをして折り返した。しかし、最後の最後でひっくり返されて負けてしまった。そして結局敗戦。悔いの残る戦いとなった。女子の方は逆にのびのびとした戦い。Sチームとの対戦でもみんな思い切った戦いをすることができた。6年生のダブルス対決で勝利。シングルスは5年の子が6年の子に挑み1セットはとるものの敗戦。そして、第2ダブルス。相手の1人は4年生の部で東北大会を優勝している子だったのでどうなることかと心配したが、こちらの5年生2人が力を合わせ勝つことができた。最近の女子の団体は強い。
個人戦もみんな活躍。男子。高学年ダブルス、5年ペアがTチームの6年ペアに勝利。昨日の雪辱をはらす。学年が上の、それも全小に出場するペアに勝てたことは大きな自信となるだろう。下学年シングルス。なんとワンツーフィニッシュの優勝、準優勝。これからのうちのチームの希望が見えてきた。特にSくんの成長は素晴らしかった。1回戦から比べると、決勝戦は別人のような動きであった。負けはしたもののこれからの成長を期待させるのに十分なプレーが多く見られた。女子。高学年ダブルス、5年ペアが優勝、6年ペアが準優勝。同じチーム同士の戦いはやりにくいものではあるが、質の高いプレーが見られたよい戦いであった。中学年ダブルス。優勝。大きな試合では初めて組んだペアであったが、思いの他、相性がよい感じで気持ちよくプレーができていたようだ。意外な一面を見せられ嬉しくなった。下学年シングルス。準決勝では泣きが入り1セットをとられたが、その後何とか頑張り勝つことができた。決勝も相手のうまいプレーに驚かされながらも落ち着いて戦うことができ優勝。みんな実力を出すことができ成長を感じた大会となった。審判等のお手伝いをいただいた保護者の皆様お世話になりました。