練習をしていて何を目安にしているかと言えば、「変化」である。選手の成長を変化として感じることができればその日の練習は成功である。しかし、変化はよいことばかりではない。悪く変化しているときもよくある。それらを修正する意味でも練習は大切だ。また、「変化」ということであれば、別の面もある。指導の仕方もその選手によって変えたり、基本的な振り方などを変えたりすることもある。指導法は千差万別なので常に探り、研究していかなければと考えている。指導者の「変化(進化)」もチームにとって大切なことであるとあらためて感じている。また、選手もそれに付いてきてほしい。保護者もかな?
何か継続して物事を行っているとそれが当たり前のことに思えてくる。週何回かの練習、送り迎えなど当然のように感じているかもしれない。でも、最近思うのは現状は現状であって永続的なものではないということだ。今、もし必要と感じているものがあるならば感謝の気持ちを忘れてはならない。子どもは分からないかもしれないが、練習をするために事前に準備をしてくれている大人がいることを知るべきだ。送迎も同じ。送迎してもらえなければ練習もできないのだから。表彰も同じ。何回もらうことができても新たな気持ちで謙虚に感謝して受けるべきである。今、行っていることは偶然のものであって感謝すべきものだと日々感じている。指導者である私も、選手、保護者への感謝の気もちは感じているし、ありがたいことだと思っている。これからも感謝の気持ちを忘れずチームと共に歩んでいきたい。
南三県スポ少大会が昨日あった。結論から言うと、選手は予想通りの活躍をしてくれた。男子ダブルスは全種目優勝。女子シングルスも1つ優勝できた。女子ダブルスは準優勝と3位3組。男子シングルスは3位。何かダブルスのチームのようだが、今回はダブルスで確実に勝つことを目標としていたので、目標達成である。また、負けてしまった選手たちも成長の跡がうかがえて良かった。そのような中、感じたことが2つ。1つ目は、「練習量は勝利の大きな要素である」ということだ。当たり前のことだが、優勝している選手は練習を決して休まない子たちばかりだ。優勝したかったら練習あるのみだ。2つ目はダブルスの組み合わせ方について。見ていてミスが多い選手はやっぱり練習量が少ない選手。もう一人の必死に練習してきた選手に申し訳ない気持ちになる。技術よりもやる気が同じ位の選手同士で組ませた方がよいのかとも考える。やる気を指導者にどんどん見せてくれることを期待する。