今日は角田市民大会だった。例年と違うのは、チームを超えてダブルスを組んだこと。市内のチームがひとつになって行った大会。画期的なことだと思う。ひと昔前は、お互いに牽制し、チーム間で仲も良くない時期があったが、今は違う。みんなでバドミントンを上達しようという雰囲気ができている。象徴的だったのは、高学年の決勝戦。3チームの代表がダブルスを組み、レベルの高い試合を行った。ファイナルのぎりぎりまで競り合う展開。最後の一本がきまったときには、会場にいる保護者や中学生たちから自然と大きな拍手が起こった。こんなことは初めての経験だ。「バドミントンは、楽しい!」ということをあらためて感じだ1日だった。
横倉ジュニアとして、個人戦で全国大会に出られるようになって20年ぐらい経つ。それも途切れたことがなく連続で誰かが出場することができてきた。今年度、それが途切れるのではないかと危機感を持ちつつ今回の大会に臨んだ。1日目終了後、長年の感覚として、「2つ行けるのではないか?」と淡い希望を抱いていたが、世の中そんなに甘くはなかった。6年ダブルスは、メンタルが強ければ勝てた試合だと感じた。相手にリードされたことで、自分のプレーができなくなるのは、治さなければいけないところだ。淡々とプレーできる気持ちの強さが欲しかった。優勝したペアに一桁で勝った2ゲーム目のようなプレーを続けられるようになってほしい。そして、伝統を守ってくれたのは5年女子ダブルス。準決勝であと1点が取れずに敗退していたが、三決で粘りに粘り、ぎりぎりで勝って、全国への切符を手に入れた。執念とも言えるかもしれない必死のプレーが続いていた。泥臭くてもいいので点を何とか取る姿勢。これが勝つ秘訣だと思う。負けてしまった人は新たな目標に向かって、また、明日から頑張ってほしい。
最後に。とにかく、金沢に行かせてくれてありがとう!
1日目終了。ベスト8に残り、明日に繋がったペアが4組。6年女子ダブルス、実力を出せて良かった。5年女子、2ペアが残ったが、明日の1回戦が勝負。外シードを破った勢いで、中シードの選手にも勝利してもらいたい。4年男子。3年、2年のペアにもかかわらず、外シードを破り、明日へと繋いだ。
これからが全国への道となる戦いだ。あと、2回勝てば全国大会。その壁は決して低くは無いが君たちなら乗り越えられる。明日もがんばろー!
明日から宮城県開催の東北大会である。私としては、チームの選手の勝利に全力で取り組みたいが、立場上そうもいかない。まずは、大会を無事に開催できるように準備を進めている。今日、前日準備が終わり、何とか明日の準備が整った。あとは、選手たちが、思う存分力を発揮するだけである。ひとつでも多く勝つこと、また、全国大会に出場できるように頑張ってほしい。練習はやるだけやった。あとは、祈るばかりである。