初めて泊まったのは一昨年6月の函館朝市だが、昨年6月に大鳥居本館に泊まって以来、遠征(旅打ち)では「常宿」としていた東横インがくだんの「違法建築」で連日お騒がせ状態。しかもここの社長がくだんの違法建築については悪意をもって行なっており、極めて悪質と言わざるを得ない。
なぜ「常宿」としたかというと、東横インはほとんど全国展開していることや、とりわけ地方都市においては大概駅前にあることから初めてでも立地的に分かりやすいこと、さらにシングルにしては部屋がそこそこ広く、加えて全室無線LANケーブルが設置されていることにある。さらにメンバーズカードの提示により、日・祝日宿泊の場合は料金が安くなることも。さらにいえば、インターネット予約の場合は必ず「おまけ」がついていて、私はいつも靴下をもらっていたんだが・・・
東横インを「常宿」とするようになってから、AirH”の契約をやめた。そして東京や北海道、それに昨日までいた熊本に泊まった際は必ずA4のノートパソコンを持参。さらにロビーにもパソコンが置いてあり、自分のブログや掲示板もちょくちょくここからチェックしていたこともあった。
しかしながら昨日の「とくダネ!」というフジテレビ系の朝の番組で東横インの違法建築の他に、西田憲正社長のワンマン経営ぶりや異常とも思える人件費削減策についての問題も取り上げられていた。
というのは東横インの場合、大都市圏など一部を除いては1つのホテルに対して支配人を含めて常勤従事者はぜいぜい3人ぐらいなんだとか。そして深夜ともなれば支配人ただ一人で切り盛りせねばならないという状況となり、仮に火災や地震などの災害があった場合には客人をとても誘導することなどできない状況のホテルであるらしい。というか、初めからそうしたことが「想定外」となっているんだとか。
その上このホテルの95%は女性従業員だが、支配人ともなれば24時間勤務は「当たり前」。つまり「寝てない」状況となる日が少なくないということ。
にもかかわらず、部屋数はどこの店も多い。
私が泊まった大鳥居はもちろん、旭川、北見、札幌、熊本新市街も泊まった部屋は12階とか10階といったところばかり。なのに例えば深夜に突発的な災害があると大変「恐ろしい」と言わざるを得ないようなホテルだということを初めて知ったわけで・・・
このあと、今月中旬あたり、この東横インの新岐阜で2泊ぐらいしようかとも思ったが「やめる」。しばらく宿泊絡みの遠征バクチもやめ。
そういえば熊本新市街店に1月30日チェックインした際、従業員から今回の件についてのお詫びの紙を渡されたが、その際私が、
「ここはまだ出てなかったよな。」
というと、
「ええ、まだ今のところは大丈夫です。」
という答えが返ってきた。「今のところ」って・・・
ということは「やはり」不正改造があったということは分かっていたのか・・・
と思ったら私が熊本競輪場へ行っていた31日の午後1時半頃調査が入り、「やっぱり」不正改造があったことが判明した。
その上1日までに分かっただけで不正改造や容積率超過などの件数は全店の60%以上。
これではしばらく営業停止処分もやむなしという他ない。
さらにいえばトップ「すげかえ」もやむなしの状況のホテルではないのか。
ところで熊本市内には最初にできた辛島公園、続く新市街に続き、水道町店も建物はほとんど出来上がっていた。でもこれも?なんだろ。