有馬記念で途中リタイアを余儀なくされたスリーロールスが引退。種牡馬となる予定だとか。
http://www.sponichi.co.jp/gamble/flash/KFullFlash20100105081.html
しかしながら、最近の菊花賞馬って、あまりいい話を聞かないな。
ネオユニヴァースの三冠を阻んだ2003年のザッツザプレンティは、菊花賞が最後の勝利に終ったし、2004年のデルタブルースは種牡馬にすらなれなかった。2006年のソングオブウインドは、その後の香港ヴァーズ出走後、故障のため現役引退。2007年のアサクサキングスは、昨年、G2を連勝して復活を期待されたものの、G1では惨敗続き。そして今回のスリーロールス・・・
2008年のオウケンブルースリだけが、現時点では唯一化ける可能性を秘めているものの、この馬も、疲労が抜けないとか、脚部に不安があるとかで、あまり満足に使えていない。
思うに、菊花賞も昔とは違って、すっかり「セントレジャー化」してしまったのかな?ま、昔は11月2週あたりの開催だったのが、今では10月4週目あたりの開催となったから、ローテーション的な問題も考えられるし、距離に適性がない馬が無理やり出走している、という見方をされることもあるし・・・
将来的には、古馬に解放し、長距離ナンバーワン決定戦という趣にしたほうがいいのかも。ま、「春天」は2400mに短縮だな。