清原逮捕でテレビ各局が「昨年からマーク」と大自慢! だったらなぜ番組に清原を出演させた? フジの無責任ぶりに唖然
リテラ 2016.02.03
清原博和逮捕で、今日は朝からマスコミが大騒ぎだったが、改めて唖然とさせられたのがテレビ局の“恥知らず”“無責任”ぶりだ。
逮捕の一報を受け、テレビ各局のワイドショーやニュース番組で、深夜、清原が自宅やサウナから出てくる姿、車に乗り込もうとする清原を記者が直撃する映像が流れたのだ。中には、映像とともに、こんな現場記者の声を流すニュースもあった。
「きた!きたきたきた!」「これから夜の街へ繰り出す模様です」「ホントに落ち着かないな」「周囲を気にしています」「なんか写真とってる」「サウナから清原がでてきました。3時間入って出てきました」「周りをきょろきょろ見てるぞ」「夏なのに長袖長ズボンです」「清原さん!一言コメントをお願いします!」……etc.
実は、清原については、14年3月の「週刊文春」(文藝春秋)が報じて以降、警視庁が内偵などの捜査を行っており、“清原逮捕間近”という情報が幾度となく出てきては消えていた。そのたびに、テレビ、新聞は清原宅の張り込みに動き、外出する清原を直撃していたのだ。
そして、今回、清原が逮捕されると、テレビ各局は「我々は前から逮捕の情報を知ってましたよ」と自慢するかのように、その昨年からの清原張り込み、直撃映像を公開したのである。
中でも、フジテレビは、ニュース予告に「清原容疑者追跡!1200時間」というキャッチフレーズをうち、同タイトルの映像ニュースをYahoo!にも配信(後になぜか削除)するほどのはしゃぎようだった。
しかし、ちょっとまってほしい。前から知っていたというなら、テレビ局はなぜ、この間、盛んに清原をバラエティ番組や情報番組に出演させていたのか。
清原がテレビに復帰したのは、「文春」の報道から一年たった昨年4月、『中居正広の金曜日のスマたちへ』(TBS)でのことだった。続いて、清原は7月27〜28日の『FNS 27時間テレビ』に出演している。もっとも、この時期は、「文春」の記事をめぐる騒動も落ち着き、逮捕情報もかき消えていた。
しかし、昨年8月には、「文春」報道時以来の逮捕情報が流され、10月には2度目の「逮捕間近」という情報が報道各社にもたらされたという。
「どちらも、噂レベルの話ではなく、記者クラブが警視庁からとってきた情報でした。だから、各社とも相当な人数をかけて取材体制をしいたわけです」(民放報道記者)
ところが、テレビ局はそれでも、清原を出演させ続けた。8月28日には、ダウンタウンが司会を務める『ダウンタウンなうSP』(フジテレビ系)の「お悩みハシゴ酒」という企画に出演させ、浜田雅功が「クスリやってんの?」とストレートにつっこみ、清原が「風邪薬はやった」「うらみつらみを買ってるんです。そいつらが言うんです」「ないです。ないです」と答えるやりとりを流した。
さらに、10月11日には、『行列のできる法律相談所』、11月19日『ダウンタウンDX 2時間SP』(ともに日本テレビ)にも出演した。
もちろん、この時点で、清原は刑事犯ではないし、テレビに出てはならないとも思わないが、しかし一方で、テレビ局は失言や不倫でも番組を次々とタレントを降板させてしまっているのだ。そんな弱腰メディアが、「逮捕」が確実視される人物を堂々と出演させ、それをネタにするというのは、どういうコンプライアンス基準しているのかちょっと不思議になるではないか。
中でも、すごいのは、今日、「追跡!1200時間」と大自慢していたフジテレビだ。
実は、清原逮捕情報は先年の終わり頃、3度目の情報が流れ、そのときは今度こそ間違いないらしいとかなりの確度が伝えられていた。その結果、他のテレビ局は年末からほとんど、清原を出演させなくなってしまったのだが、その中で、フジテレビだけが敢然と清原を起用し続けたのである。
昨年大晦日の野球番組『World Baseball エンタテイメントたまッチ!』、年明け1月7日には『バイキング』、1月17日にはスポーツ番組『すぽると!』、そして1月24日には、松本人志の『ワイドナショー』にまで出演させた。
「報道局は清原の逮捕情報については逐一上層部に情報をあげていたようですが、大手芸能プロダクションのケイダッシュがバックについていたこともあり、当初は制作局が『ケイダッシュやバーニングが裏にいれば大丈夫だろう』とタカをくくっていた。とくに、フジは報道の力が弱いので、最後まで、逮捕近しという情報を聞き入れてもらえなかったということのようです」(テレビ局関係者)
フジテレビのトホホな体質がまた露わになったというわけだが、しかし、さらに呆れたのは連中の見事なまでの“手のひら返し”だ。フジなどは、逮捕直前、『ワイドナショー』というニュース批評番組にまで出演させてしまったのだから、てっきり、自分たちの判断ミスと恥じ入るのかと思いきや、知らんぷりして、その映像を清原叩きに利用しているのだ。
周知のように、清原が出演したときの『ワイドナショー』は、清原が「乱闘寸前」になったというブログの“灰皿ネタ”がテーマだった。飲食店で他の客から何度も指をさされ、歯を食いしばって我慢するも怒りのあまり灰皿を叩き割ってしまった、という内容で、怪我をした自分の手のひらの写真とともにアップしていたことに質問が集中。そして、『ワイドナショー』ではこのエピソードを「我慢した清原はエラい!」というムードで進行した。苦言を呈したのは泉谷しげるぐらいで、松本人志にいたっては「それをブログに載せるのってなんか文学的な感じ」などと清原を変に持ち上げていた。
ところが、逮捕後の今日、8チャンネルを見てみると扱いは真逆になっていた。『直撃LIVE グッディ!』や『みんなのニュース』は、問題の『ワイドナショー』の映像を大々的に流しながら、その言動がクスリの影響であるかのようなトーンで報じたのだ。
『情報プレゼンターとくダネ!』はもっと露骨で、「ブログからは精神的に不安定だったことがうかがえる」と伝えた。
転んでもただでは起きないといえば、聞こえはいいが、いくらなんでも、これは手のひらを返しすぎだろう。しかも、使われていた『ワイドナショー』映像では、清原以外の出演者は全員、配慮されてモザイクがかけられていた。これが、報道番組のやることなのか。
いや、フジテレビなんて、もはや社員の誰一人として、自分たちの会社が報道機関だとは思っていないだろう。SMAP騒動といい、今回の清原報道といい、テレビというのはようするにただの利権集団にすぎないのだ。そんなものに“知る権利”の代行を期待する我々のほうがバカということなのだろう、きっと。
(田部祥太)
【清原容疑者逮捕】薬物否定も…噂絶えず 警視庁、1年以上の内偵捜査(産経新聞) - goo ニュース
01:49
甲子園の、球界のヒーローは禁断の薬物に手を出していた。覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された元プロ野球選手の清原和博容疑者(48)。これまで何度も薬物疑惑の噂はかけめぐり、警視庁は1年以上にわたる内偵捜査を経て、この日の強制捜査に踏み切った。調べに素直に応じ、容疑を認めた清原容疑者。かつて日本中が熱狂した男の姿はそこにはなかった。
「薬物疑惑の報道後も、清原容疑者は薬物をやめられなかったようだ」
清原容疑者に近い関係者はこう打ち明ける。清原容疑者の薬物疑惑が最初に報じられたのは平成26年ごろ。だが、この関係者によると、親しい知人だけの会合では、違法性は不明だが何かの薬物を摂取する姿が目撃されていたという。
薬物疑惑の報道を受けて、テレビでの露出も減っていた清原容疑者。芸能関係者によると、昨年ごろからは、清原容疑者の状態を懸念した知人らが清原容疑者に毎朝、ランニングをさせたりするなど、「健康的な生活を送らせようとした」という。27年にはテレビ番組に出演し、家庭問題などを受け、お遍路姿で全国を行脚して反省を深めていることを強調し、薬物疑惑も強く否定していた。
ただ、東京・銀座の飲食店関係者によると、昨年春ごろからは、控えていた行きつけの銀座のクラブでの飲食も再開。「疑惑のほとぼりが冷めたと思ったようだ」と分析する。
そんな清原容疑者に対し、捜査の目は光り続けていた。
「清原の情報については前からファイルを作っているよ」。薬物疑惑の報道直後、薬物犯罪に携わってきた捜査関係者は、そう話しながら机の後ろのファイルを指さした。
警視庁は薬物疑惑が報道される前後から、清原容疑者が違法薬物を摂取していた疑いがあるという情報をつかんでいた。昨年からは薬物事件を専門とする組織犯罪対策5課が本格捜査を開始。立ち回り先などでの行動確認も進めた。
ただ、相手は有名な元プロ野球選手。捜査は慎重を極めた。念頭にあったのは26年に歌手のASKA氏が覚せい剤取締法違反容疑などで逮捕された事件だ。この事件では、交際相手の女性が無罪を主張。組対5課は予定外の追加捜査を強いられるなど異例の経緯をたどった。
捜査関係者は「捜査は慎重に進める」としており、組対5課で裏付け捜査を進める方針だ。
Reading:清原容疑者逮捕 覚醒剤の入手ルートなど捜査 NHKニュース
2月3日 4時37分
元プロ野球選手の清原和博容疑者が覚醒剤を所持していたとして、2日夜、覚醒剤取締法違反の疑いで警視庁に逮捕されました。調べに対し清原容疑者は「覚醒剤は私のものに間違いありません」と容疑を認めているということで、警視庁は覚醒剤の入手ルートなどの調べを進めています。
元プロ野球選手でタレントの清原和博容疑者(48)は、東京・港区東麻布の自宅マンションで覚醒剤0.1グラムを持っていたとして、2日夜、覚醒剤取締法違反の疑いで警視庁に逮捕されました。
清原容疑者を乗せた捜査車両は3日午前2時すぎ、東京・千代田区にある警視庁本部に入り、うつむいた様子で後部座席に座っている姿が確認できました。
これまでの調べによりますと、清原容疑者が覚醒剤を所持しているという情報を基に捜査を進め、逮捕したということです。
警視庁によりますと、調べに対し清原容疑者は「覚醒剤は私のものに間違いありません」と供述し、容疑を認めているということです。警視庁は3日から本格的な調べを行い、覚醒剤の入手ルートなどについて捜査することにしています。
清原容疑者は大阪・岸和田市出身で、大阪のPL学園から昭和61年に西武に入団し、平成9年には巨人に移籍して2000本安打などの記録を達成するなど23年間にわたって活躍し、引退後は野球評論家として解説やCMに出演するなどしていました。
テレビ番組では使用を否定
清原容疑者は去年8月、民放の番組で覚醒剤の使用を否定するコメントをしていました。
清原容疑者はおととし3月、一部の報道で覚醒剤の使用を指摘されてから、およそ1年ほどテレビ番組などへの出演はしていませんでした。再びテレビへの出演を再開したのは去年4月ごろからで、8月には民放の番組で覚醒剤の使用について質問されていました。
これに対し清原容疑者は「かぜ薬は使用したことがある。自分のことを恨んでいる人がうわさしているだけだ」と覚醒剤の使用について否定していました。
最近では、先月11日に福岡市のヤフオクドームで行われた名球会の試合に4番・指名打者として出場し、2本のヒットを打っていました。
著名人の薬物事件 過去にも
著名人が薬物を使用したなどとして逮捕される事件は、これまでも相次いでいます。
おととし、CHAGE and ASKAのASKA、本名、宮崎重明元被告が覚醒剤や合成麻薬のMADAを使った罪などに問われ、有罪判決を受けました。この事件では、元被告が暴力団員から覚醒剤などを譲り受けていたことが明らかになりました。
平成21年には、別の元俳優が合成麻薬を使用した罪で有罪判決を受けたあと、合成麻薬を一緒に使った女性が中毒症状を起こしたのに適切な救命措置を取らず死亡させた罪で、4年前、実刑が確定しました。
また、同じ平成21年には、テレビドラマで活躍した女性タレントも覚醒剤を使ったなどとして逮捕されました。
去年10月には、別の女性タレントが東京・渋谷区の自宅マンションでコカインを所持していたとして、麻薬取締法違反の疑いで逮捕されています。
元プロ野球選手の清原容疑者逮捕 | 2016年2月3日(水) - 共同通信 47NEWS http://this.kiji.is/67266018393359869?c=39546741839462401&s=t
2016年2月3日 00時13分
警視庁は2日、覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで、元プロ野球選手で西武や巨人などで活躍した清原和博容疑者(48)を現行犯逮捕した。
清原容疑者は大阪・PL学園高で甲子園に5季連続出場し、通算13本塁打で優勝2度、準優勝2度。エースだった桑田真澄氏とともに「KKコンビ」と呼ばれた。
1986年にドラフト1位で西武に入団し、新人王を獲得。在籍した11年間で8度のリーグ優勝、6度の日本シリーズ制覇を4番打者として支えた。
フリーエージェント(FA)で96年オフに巨人に移籍し、2004年に通算2千安打。06年にオリックスに移籍し、08年に現役を引いた。
リテラ 2016.02.03
清原博和逮捕で、今日は朝からマスコミが大騒ぎだったが、改めて唖然とさせられたのがテレビ局の“恥知らず”“無責任”ぶりだ。
逮捕の一報を受け、テレビ各局のワイドショーやニュース番組で、深夜、清原が自宅やサウナから出てくる姿、車に乗り込もうとする清原を記者が直撃する映像が流れたのだ。中には、映像とともに、こんな現場記者の声を流すニュースもあった。
「きた!きたきたきた!」「これから夜の街へ繰り出す模様です」「ホントに落ち着かないな」「周囲を気にしています」「なんか写真とってる」「サウナから清原がでてきました。3時間入って出てきました」「周りをきょろきょろ見てるぞ」「夏なのに長袖長ズボンです」「清原さん!一言コメントをお願いします!」……etc.
実は、清原については、14年3月の「週刊文春」(文藝春秋)が報じて以降、警視庁が内偵などの捜査を行っており、“清原逮捕間近”という情報が幾度となく出てきては消えていた。そのたびに、テレビ、新聞は清原宅の張り込みに動き、外出する清原を直撃していたのだ。
そして、今回、清原が逮捕されると、テレビ各局は「我々は前から逮捕の情報を知ってましたよ」と自慢するかのように、その昨年からの清原張り込み、直撃映像を公開したのである。
中でも、フジテレビは、ニュース予告に「清原容疑者追跡!1200時間」というキャッチフレーズをうち、同タイトルの映像ニュースをYahoo!にも配信(後になぜか削除)するほどのはしゃぎようだった。
しかし、ちょっとまってほしい。前から知っていたというなら、テレビ局はなぜ、この間、盛んに清原をバラエティ番組や情報番組に出演させていたのか。
清原がテレビに復帰したのは、「文春」の報道から一年たった昨年4月、『中居正広の金曜日のスマたちへ』(TBS)でのことだった。続いて、清原は7月27〜28日の『FNS 27時間テレビ』に出演している。もっとも、この時期は、「文春」の記事をめぐる騒動も落ち着き、逮捕情報もかき消えていた。
しかし、昨年8月には、「文春」報道時以来の逮捕情報が流され、10月には2度目の「逮捕間近」という情報が報道各社にもたらされたという。
「どちらも、噂レベルの話ではなく、記者クラブが警視庁からとってきた情報でした。だから、各社とも相当な人数をかけて取材体制をしいたわけです」(民放報道記者)
ところが、テレビ局はそれでも、清原を出演させ続けた。8月28日には、ダウンタウンが司会を務める『ダウンタウンなうSP』(フジテレビ系)の「お悩みハシゴ酒」という企画に出演させ、浜田雅功が「クスリやってんの?」とストレートにつっこみ、清原が「風邪薬はやった」「うらみつらみを買ってるんです。そいつらが言うんです」「ないです。ないです」と答えるやりとりを流した。
さらに、10月11日には、『行列のできる法律相談所』、11月19日『ダウンタウンDX 2時間SP』(ともに日本テレビ)にも出演した。
もちろん、この時点で、清原は刑事犯ではないし、テレビに出てはならないとも思わないが、しかし一方で、テレビ局は失言や不倫でも番組を次々とタレントを降板させてしまっているのだ。そんな弱腰メディアが、「逮捕」が確実視される人物を堂々と出演させ、それをネタにするというのは、どういうコンプライアンス基準しているのかちょっと不思議になるではないか。
中でも、すごいのは、今日、「追跡!1200時間」と大自慢していたフジテレビだ。
実は、清原逮捕情報は先年の終わり頃、3度目の情報が流れ、そのときは今度こそ間違いないらしいとかなりの確度が伝えられていた。その結果、他のテレビ局は年末からほとんど、清原を出演させなくなってしまったのだが、その中で、フジテレビだけが敢然と清原を起用し続けたのである。
昨年大晦日の野球番組『World Baseball エンタテイメントたまッチ!』、年明け1月7日には『バイキング』、1月17日にはスポーツ番組『すぽると!』、そして1月24日には、松本人志の『ワイドナショー』にまで出演させた。
「報道局は清原の逮捕情報については逐一上層部に情報をあげていたようですが、大手芸能プロダクションのケイダッシュがバックについていたこともあり、当初は制作局が『ケイダッシュやバーニングが裏にいれば大丈夫だろう』とタカをくくっていた。とくに、フジは報道の力が弱いので、最後まで、逮捕近しという情報を聞き入れてもらえなかったということのようです」(テレビ局関係者)
フジテレビのトホホな体質がまた露わになったというわけだが、しかし、さらに呆れたのは連中の見事なまでの“手のひら返し”だ。フジなどは、逮捕直前、『ワイドナショー』というニュース批評番組にまで出演させてしまったのだから、てっきり、自分たちの判断ミスと恥じ入るのかと思いきや、知らんぷりして、その映像を清原叩きに利用しているのだ。
周知のように、清原が出演したときの『ワイドナショー』は、清原が「乱闘寸前」になったというブログの“灰皿ネタ”がテーマだった。飲食店で他の客から何度も指をさされ、歯を食いしばって我慢するも怒りのあまり灰皿を叩き割ってしまった、という内容で、怪我をした自分の手のひらの写真とともにアップしていたことに質問が集中。そして、『ワイドナショー』ではこのエピソードを「我慢した清原はエラい!」というムードで進行した。苦言を呈したのは泉谷しげるぐらいで、松本人志にいたっては「それをブログに載せるのってなんか文学的な感じ」などと清原を変に持ち上げていた。
ところが、逮捕後の今日、8チャンネルを見てみると扱いは真逆になっていた。『直撃LIVE グッディ!』や『みんなのニュース』は、問題の『ワイドナショー』の映像を大々的に流しながら、その言動がクスリの影響であるかのようなトーンで報じたのだ。
『情報プレゼンターとくダネ!』はもっと露骨で、「ブログからは精神的に不安定だったことがうかがえる」と伝えた。
転んでもただでは起きないといえば、聞こえはいいが、いくらなんでも、これは手のひらを返しすぎだろう。しかも、使われていた『ワイドナショー』映像では、清原以外の出演者は全員、配慮されてモザイクがかけられていた。これが、報道番組のやることなのか。
いや、フジテレビなんて、もはや社員の誰一人として、自分たちの会社が報道機関だとは思っていないだろう。SMAP騒動といい、今回の清原報道といい、テレビというのはようするにただの利権集団にすぎないのだ。そんなものに“知る権利”の代行を期待する我々のほうがバカということなのだろう、きっと。
(田部祥太)
【清原容疑者逮捕】薬物否定も…噂絶えず 警視庁、1年以上の内偵捜査(産経新聞) - goo ニュース
01:49
甲子園の、球界のヒーローは禁断の薬物に手を出していた。覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された元プロ野球選手の清原和博容疑者(48)。これまで何度も薬物疑惑の噂はかけめぐり、警視庁は1年以上にわたる内偵捜査を経て、この日の強制捜査に踏み切った。調べに素直に応じ、容疑を認めた清原容疑者。かつて日本中が熱狂した男の姿はそこにはなかった。
「薬物疑惑の報道後も、清原容疑者は薬物をやめられなかったようだ」
清原容疑者に近い関係者はこう打ち明ける。清原容疑者の薬物疑惑が最初に報じられたのは平成26年ごろ。だが、この関係者によると、親しい知人だけの会合では、違法性は不明だが何かの薬物を摂取する姿が目撃されていたという。
薬物疑惑の報道を受けて、テレビでの露出も減っていた清原容疑者。芸能関係者によると、昨年ごろからは、清原容疑者の状態を懸念した知人らが清原容疑者に毎朝、ランニングをさせたりするなど、「健康的な生活を送らせようとした」という。27年にはテレビ番組に出演し、家庭問題などを受け、お遍路姿で全国を行脚して反省を深めていることを強調し、薬物疑惑も強く否定していた。
ただ、東京・銀座の飲食店関係者によると、昨年春ごろからは、控えていた行きつけの銀座のクラブでの飲食も再開。「疑惑のほとぼりが冷めたと思ったようだ」と分析する。
そんな清原容疑者に対し、捜査の目は光り続けていた。
「清原の情報については前からファイルを作っているよ」。薬物疑惑の報道直後、薬物犯罪に携わってきた捜査関係者は、そう話しながら机の後ろのファイルを指さした。
警視庁は薬物疑惑が報道される前後から、清原容疑者が違法薬物を摂取していた疑いがあるという情報をつかんでいた。昨年からは薬物事件を専門とする組織犯罪対策5課が本格捜査を開始。立ち回り先などでの行動確認も進めた。
ただ、相手は有名な元プロ野球選手。捜査は慎重を極めた。念頭にあったのは26年に歌手のASKA氏が覚せい剤取締法違反容疑などで逮捕された事件だ。この事件では、交際相手の女性が無罪を主張。組対5課は予定外の追加捜査を強いられるなど異例の経緯をたどった。
捜査関係者は「捜査は慎重に進める」としており、組対5課で裏付け捜査を進める方針だ。
Reading:清原容疑者逮捕 覚醒剤の入手ルートなど捜査 NHKニュース
2月3日 4時37分
元プロ野球選手の清原和博容疑者が覚醒剤を所持していたとして、2日夜、覚醒剤取締法違反の疑いで警視庁に逮捕されました。調べに対し清原容疑者は「覚醒剤は私のものに間違いありません」と容疑を認めているということで、警視庁は覚醒剤の入手ルートなどの調べを進めています。
元プロ野球選手でタレントの清原和博容疑者(48)は、東京・港区東麻布の自宅マンションで覚醒剤0.1グラムを持っていたとして、2日夜、覚醒剤取締法違反の疑いで警視庁に逮捕されました。
清原容疑者を乗せた捜査車両は3日午前2時すぎ、東京・千代田区にある警視庁本部に入り、うつむいた様子で後部座席に座っている姿が確認できました。
これまでの調べによりますと、清原容疑者が覚醒剤を所持しているという情報を基に捜査を進め、逮捕したということです。
警視庁によりますと、調べに対し清原容疑者は「覚醒剤は私のものに間違いありません」と供述し、容疑を認めているということです。警視庁は3日から本格的な調べを行い、覚醒剤の入手ルートなどについて捜査することにしています。
清原容疑者は大阪・岸和田市出身で、大阪のPL学園から昭和61年に西武に入団し、平成9年には巨人に移籍して2000本安打などの記録を達成するなど23年間にわたって活躍し、引退後は野球評論家として解説やCMに出演するなどしていました。
テレビ番組では使用を否定
清原容疑者は去年8月、民放の番組で覚醒剤の使用を否定するコメントをしていました。
清原容疑者はおととし3月、一部の報道で覚醒剤の使用を指摘されてから、およそ1年ほどテレビ番組などへの出演はしていませんでした。再びテレビへの出演を再開したのは去年4月ごろからで、8月には民放の番組で覚醒剤の使用について質問されていました。
これに対し清原容疑者は「かぜ薬は使用したことがある。自分のことを恨んでいる人がうわさしているだけだ」と覚醒剤の使用について否定していました。
最近では、先月11日に福岡市のヤフオクドームで行われた名球会の試合に4番・指名打者として出場し、2本のヒットを打っていました。
著名人の薬物事件 過去にも
著名人が薬物を使用したなどとして逮捕される事件は、これまでも相次いでいます。
おととし、CHAGE and ASKAのASKA、本名、宮崎重明元被告が覚醒剤や合成麻薬のMADAを使った罪などに問われ、有罪判決を受けました。この事件では、元被告が暴力団員から覚醒剤などを譲り受けていたことが明らかになりました。
平成21年には、別の元俳優が合成麻薬を使用した罪で有罪判決を受けたあと、合成麻薬を一緒に使った女性が中毒症状を起こしたのに適切な救命措置を取らず死亡させた罪で、4年前、実刑が確定しました。
また、同じ平成21年には、テレビドラマで活躍した女性タレントも覚醒剤を使ったなどとして逮捕されました。
去年10月には、別の女性タレントが東京・渋谷区の自宅マンションでコカインを所持していたとして、麻薬取締法違反の疑いで逮捕されています。
元プロ野球選手の清原容疑者逮捕 | 2016年2月3日(水) - 共同通信 47NEWS http://this.kiji.is/67266018393359869?c=39546741839462401&s=t
2016年2月3日 00時13分
警視庁は2日、覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで、元プロ野球選手で西武や巨人などで活躍した清原和博容疑者(48)を現行犯逮捕した。
清原容疑者は大阪・PL学園高で甲子園に5季連続出場し、通算13本塁打で優勝2度、準優勝2度。エースだった桑田真澄氏とともに「KKコンビ」と呼ばれた。
1986年にドラフト1位で西武に入団し、新人王を獲得。在籍した11年間で8度のリーグ優勝、6度の日本シリーズ制覇を4番打者として支えた。
フリーエージェント(FA)で96年オフに巨人に移籍し、2004年に通算2千安打。06年にオリックスに移籍し、08年に現役を引いた。