■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>
午後5時現在 104.46/48 1.1844/48 123.74/78
NY午後5時 104.56/59 1.1853/55 123.93/97
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてややドル安/円高の104円半ば。海外市場で大きな上下動を経た直後とあって方向感を見いだしづらく、売買は停滞気味だったという。
<株式市場>
日経平均 26014.62円 (107.69円高)
安値─高値 25851.54円─26057.30円
東証出来高 13億7344万株
東証売買代金 2兆7284億円
東京株式市場で日経平均は続伸した。新型コロナウイルスワクチンの開発期待で16日の米国株式市場は主要3指数が続伸。日経平均も米株高の流れを引き継いで、寄り付きで節目の2万6000円台を回復し、1991年6月以来の高水準となった。その後、利益確定売りに押されてマイナスに転じる場面もあったが、後場には切り返し、2万6000円台を維持して取引を終えた。
東証1部の騰落数は、値上がり753銘柄に対し、値下がりが1347銘柄、変わらずが76銘柄だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.033%
ユーロ円金先(21年3月限) 100.045 (-0.005)
安値─高値 100.045─100.045
3カ月物TB -0.110 (+0.003)
安値─高値 -0.110─-0.114
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.033%になった。前営業日(マイナス0.038%)を上回った。「地銀がややレートを上げてきたが、大手銀行との二極化状況は続いている」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は弱含み。
<円債市場>
国債先物・20年12月限 152.07 (-0.02)
安値─高値 152.05─152.11
10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.020% (変わらず)
安値─高値 0.020─0.020%
国債先物中心限月12月限は前営業日比2銭安の152円07銭と小幅続落して取引を終えた。膠着感が強く、日中値幅は6銭と前日終値付近での小動きに終始した。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比変わらずの0.020%。
<スワップ市場・気配>
2年物 -0.00─-0.10
3年物 -0.00─-0.10
4年物 0.00─-0.09
5年物 0.01─-0.09
7年物 0.03─-0.06
10年物 0.09─-0.00
日経平均は107円高と続伸、29年半ぶり2万6000円回復、下げ転換後に持ち直す=17日後場/国内市況ニュース/モーニングスター 2020/11/17 15:19
17日後場の日経平均株価は前日比107円69銭高の2万6014円62銭と続伸。2万6000円回復は1991年5月14日(終値2万6030円08銭)以来29年半ぶり。朝方は、買いが先行した。米バイオ製薬企業モデルナが開発を進め高い有効性を確認した新型コロナワクチンへの期待から16日のNYダウが最高値を更新した流れを受け、寄り付き直後に2万6057円30銭(前日比150円37銭高)まで上昇した。ただ、急ピッチな上昇に対する警戒感もあり、利益確定売りに下げに転じ、一時2万5851円54銭(同55円39銭安)まで軟化する場面もあった。一巡後は持ち直し、後場入り後には2万6000円台に戻し、大引けにかけて底堅く推移した。
東証1部の出来高は13億7344万株、売買代金は2兆7284億円。騰落銘柄数は値上がり753銘柄、値下がり1347銘柄、変わらず76銘柄。
市場からは「新型コロナワクチンの開発進展と過熱感とのせめぎ合いだが、下がれば買いが入り、資金は循環している。パッシブ運用が機械的に買っている面もある。走り出した車は急には止まれないが、いつ調整が来てもおかしくない」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、JAL<9201>、ANA<9202>などの空運株が上昇。国際帝石<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株や、T&DHD<8795>、東京海上<8766>、第一生命HD<8750>などの保険株も高い。日本製鉄<5401>、JFE<5411>などの鉄鋼株や、JR東日本<9020>、JR西日本<9021>、JR東海<9022>などの陸運株も堅調。三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、りそなHD<8308>などの銀行株も買われた。
半面、オリンパス<7733>、ニコン<7731>などの精密株や、ZHD<4689>、トレンド<4704>などの情報通信株が軟調。エムスリー<2413>、リクルートH<6098>などのサービス株も安い。LIXILG<5938>、リンナイ<5947>などの金属製品株や、ニトリHD<9843>、ZOZO<3092>などの小売株も売られた。
個別では、UMCエレ<6615>、エンプラス<6961>、レノバ<9519>、A&D<7745>、イオンファン<4343>などの上げが目立った。半面、スカラ<4845>がストップ安となり、フロンティM<7038>、チェンジ<3962>、Vキューブ<3681>、大和冷機<6459>などの下げも目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、21業種が上昇した。
信用関連データ=売り残が2週連続で増加、買い残は増加に転じ、信用倍率は2.84倍に低下/国内市況ニュース/モーニングスター 2020/11/17 16:46
13日申し込み現在の2市場信用取引残高は、売り残が前週比592億円増の8565億円、買い残は同27億円増の2兆4346億円だった。売り残が2週連続で増加し、買い残は増加に転じた。信用倍率は前週の3.05倍から2.84倍に低下した。
この週(9-13日)の日経平均株価は13日終値が6日終値比1060円高の2万5385円だった。5営業日で4勝1敗となった。週初9日は514円高と大幅続伸した。米民主党のバイデン氏が現地7日に米大統領選で当選を確実とし、勝利を宣言。追加経済対策への期待などから、日本時間9日の時間外取引で米株価指数先物が上昇し、買い優勢の展開となった。翌10日は65円高と小幅上昇にとどまったが、11日は444円高と大きく値を上げた。この日は新型コロナウイルスワクチンの実用化期待が続き、10日のNYダウが続伸するとともに時間外の米株先物高も支えとなった。12日は171円高と5営業日連続でバブル崩壊後の高値を更新した。主力株の一角が買われ、指数をけん引した。週末13日は135円安と9営業日ぶりに反落した。新型コロナ感染拡大への警戒感などを背景に12日の米国株が下落し、重しとなった。
17日の売買代金に占めるカラ売り(信用取引を含む)の割合を示すカラ売り比率(小数点第2位以下を四捨五入)は37.8%(16日は35.4%)と上昇したが、8営業日連続で40%割れとなった。この日の日経平均株価は続伸し、2万6014円(前日比107円高)引け。新型コロナワクチン期待から16日のNYダウが最高値を更新した流れを受け、上げ幅は一時150円に達した。急ピッチな上昇に対する警戒感もあり、下げに転じる場面もあったが、一巡後は持ち直し、1991年5月14日以来29年半ぶりに2万6000円を回復した。引き続き高値警戒感がくすぶっているが、強地合いに変調が起こらなければ、カラ売り比率40%割れが継続しそうだ。
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
TOPIX 500 INDEX (東証) 1,346.34 +3.53 +0.26% +7.80% +2.75% 15:00
TOPIX 100 INDEX (東証) 1,118.48 +4.30 +0.39% +8.62% +2.88% 15:00
日経平均株価 26,014.62 +107.69 +0.42% +11.12% +11.63% 15:15
日経500平均 2,558.41 -12.54 -0.49% +5.91% +15.65% 15:15
TOPIX (東証株価指数) 1,734.66 +2.85 +0.16% +7.23% +2.24% 15:00
日経300指数 361.67 +1.02 +0.28% +7.98% +5.01% 15:15
東証REIT指数 1,694.04 +7.47 +0.44% +0.26% -21.07% 15:00
JASDAQ インデックス 172.73 -1.24 -0.71% -0.14% +6.21% 15:00
TOPIX CORE 30 IDX (東証) 805.65 +2.13 +0.27% +8.73% +3.85% 15:00
東証マザーズ指数 1,187.24 -44.68 -3.63% -9.55% +39.08% 15:00
TOPIX SMALL INDEX (東証) 2,107.72 -16.40 -0.77% +2.12% -2.41% 15:00
TOPIX MID 400 INDX (東証) 1,952.11 +0.17 +0.01% +6.15% +2.43% 15:00
日経ジャスダック平均 3,578.78 -23.81 -0.66% -0.96% +0.60% 15:00
東証2部 株価指数 6,361.68 +51.84 +0.82% +1.89% -7.97% 15:00
TOPIX LARGE 70 IDX (東証) 1,772.42 +9.67 +0.55% +8.54% +1.79% 15:00
中国 上海総合指数 3,339.90 -7.07 -0.21% +0.11% +15.51% 17:30
中国 上海A株指数 3,500.46 -7.38 -0.21% +0.11% +15.55% 17:30
中国 深センA株指数 2,375.06 -21.50 -0.90% +0.17% +41.40% 16:00
中国 深セン成分指数 13,732.52 -118.31 -0.85% +1.48% +42.34% 16:00
中国 上海B株指数 251.13 -2.00 -0.79% -0.59% -1.60% 17:30
中国 深センB株指数 970.41 +4.13 +0.43% +2.30% +7.66% 16:00
中国 上海50A株指数 3,379.27 +2.16 +0.06% -0.03% +14.37% 17:30
中国 上海180A株指数 9,975.53 -4.59 -0.05% +0.75% +17.97% 17:30
中国 上海新総合指数(G株) 2,822.55 -5.94 -0.21% +0.11% +15.56% 17:30
中国 創業板指数 2,658.09 -54.32 -2.00% -2.44% +58.71% 16:00
上海/シンセン CSI300指数 4,894.79 -9.38 -0.19% +2.15% +26.25% 16:00
中国 深セン総合指数 2,269.33 -20.49 -0.89% +0.17% +41.33% 16:00
日経平均
現在値 26,014.62↑ (20/11/17 15:15)
前日比 +107.69 (+0.42%)
始値 26,043.45 (09:00) 前日終値 25,906.93 (20/11/16)
高値 26,057.30 (09:00) 年初来高値 25,928.18 (20/11/16)
安値 25,851.54 (11:09) 年初来安値 16,358.19 (20/03/19)
日経平均寄与度ランキング(大引け)~ 日経平均は続伸、ファーストリテと東エレクの2銘柄で約69円分押し上げ 18:47 配信 フィスコ
17日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり164銘柄、値下がり59銘柄、変わらず2銘柄となった。
日経平均は続伸。16日の米国市場でNYダウは470ドル高と続伸し、2月以来となる過去最高値を付けた。バイオ製薬のモデルナが開発している新型コロナウイルスワクチンが良好な試験データを示したことなどから、実用化への期待が一段と高まった。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで136円高からスタート。およそ29年ぶりに26000円台を回復すると、朝方には一時26057.30円(前日比150.37円高)まで上昇した。ただ、その後は利益確定売りも出て上値が重く、前引けにかけてマイナスに転じる場面があった。
大引けの日経平均は前日比107.69円高の26014.62円となった。東証1部の売買高は13億7344万株、売買代金は2兆7284億円だった。業種別では、空運業、鉱業、保険業が上昇率上位だった。一方、精密機器、情報・通信業、サービス業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の35%、対して値下がり銘柄は62%となった。
値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約53円押し上げた。同2位は東京エレクトロン<8035>となり、ファナック<6954>、ダイキン工業<6367>、TDK<6762>、セコム<9735>、東京海上<8766>などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはエムスリー<2413>となり1銘柄で日経平均を約20円押し下げた。同2位はソフトバンクG<9984>となり、中外製薬<4519>、リクルートHD<6098>、トレンドマイクロ<4704>、オリンパス<773>などがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 26014.62(+107.69)
値上がり銘柄数 164(寄与度+226.21)
値下がり銘柄数 59(寄与度-118.52)
変わらず銘柄数 2
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 87440 1470 +53.01
<8035> 東エレク 33000 430 +15.51
<6954> ファナック 24525 370 +13.34
<6367> ダイキン 23865 210 +7.57
<6762> TDK 14000 180 +6.49
<9735> セコム 10175 140 +5.05
<8766> 東京海上 5511 235 +4.24
<6724> エプソン 1460 57 +4.11
<9766> コナミHD 5340 110 +3.97
<6506> 安川電 4690 110 +3.97
<4324> 電通G 3375 110 +3.97
<6971> 京セラ 6186 52 +3.75
<8830> 住友不 3402 102 +3.68
<2502> アサヒ 4196 82 +2.96
<6988> 日東電 8130 80 +2.88
<4543> テルモ 4485 20 +2.88
<5108> ブリヂストン 3672 75 +2.70
<4503> アステラス薬 1669.5 14.5 +2.61
<4568> 第一三共 3529 24 +2.60
<4578> 大塚HD 4304 71 +2.56
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<2413> エムスリー 7853 -229 -19.82
<9984> ソフトバンクG 6700 -89 -19.26
<4519> 中外薬 4520 -107 -11.58
<6098> リクルートHD 4588 -102 -11.03
<4704> トレンド 5320 -280 -10.10
<7733> オリンパス 2150 -54 -7.79
<2801> キッコーマン 6680 -150 -5.41
<4523> エーザイ 7711 -102 -3.68
<6758> ソニー 9408 -83 -2.99
<9433> KDDI 3137 -13 -2.81
<8697> JPX 2332 -62.5 -2.25
<6645> オムロン 8360 -60 -2.16
<4452> 花王 7850 -52 -1.88
<9064> ヤマトHD 2513 -51 -1.84
<4021> 日産化学 6290 -50 -1.80
<4151> 協和キリン 2865 -47 -1.69
<2802> 味の素 2218.5 -45.5 -1.64
<7203> トヨタ 7439 -35 -1.26
<8267> イオン 2972.5 -30.5 -1.10
<6326> クボタ 2091.5 -26.5 -0.96
TOPIX
現在値 1,734.66↓ (20/11/17 15:00)
前日比 +2.85 (+0.16%)
始値 1,740.36 (09:00) 前日終値 1,731.81 (20/11/16)
高値 1,740.62 (09:00) 年初来高値 1,745.95 (20/01/20)
安値 1,724.35 (10:51) 年初来安値 1,199.25 (20/03/17)
東証業種別ランキング:空運業が上昇率トップ 15:21 配信 フィスコ
空運業が上昇率トップ。そのほか、鉱業、保険業、鉄鋼、陸運業なども上昇。一方、精密機器が下落率トップ。そのほか、情報・通信業、サービス業、金属製品、小売業なども下落。
1. 空運業 / 190.98 / 3.96
2. 鉱業 / 172.79 / 3.43
3. 保険業 / 964.77 / 3.06
4. 鉄鋼 / 309.21 / 2.16
5. 陸運業 / 1,929.39 / 1.87
6. 銀行業 / 126.57 / 1.78
7. ゴム製品 / 2,650.47 / 1.73
8. 不動産業 / 1,324.6 / 1.53
9. 証券業 / 335.57 / 1.50
10. 倉庫・運輸関連業 / 1,639.96 / 1.15
11. 建設業 / 1,054.44 / 0.94
12. 電力・ガス業 / 379.23 / 0.88
13. その他金融業 / 604.58 / 0.74
14. 非鉄金属 / 850.45 / 0.71
15. パルプ・紙 / 463.64 / 0.58
16. 石油・石炭製品 / 827.17 / 0.53
17. ガラス・土石製品 / 1,039.47 / 0.36
18. 卸売業 / 1,489.72 / 0.35
19. 電気機器 / 2,999.06 / 0.24
20. その他製品 / 3,370.36 / 0.04
21. 医薬品 / 3,250.5 / 0.01
22. 機械 / 2,067.73 / -0.09
23. 化学工業 / 2,140.89 / -0.11
24. 輸送用機器 / 2,679.44 / -0.13
25. 食料品 / 1,660.39 / -0.25
26. 海運業 / 273.64 / -0.30
27. 水産・農林業 / 443.72 / -0.32
28. 繊維業 / 522.4 / -0.35
29. 小売業 / 1,342.86 / -0.58
30. 金属製品 / 1,138.61 / -0.62
31. サービス業 / 2,622.81 / -0.73
32. 情報・通信業 / 4,457.59 / -1.01
33. 精密機器 / 9,156.8 / -1.21
業種別(東証株価指数33業種)
JPX日経インデックス400
現在値 15,714.51↓ (20/11/17 15:00)
前日比 +48.83 (+0.31%)
始値 15,753.85 (09:00) 前日終値 15,665.68 (20/11/16)
高値 15,756.69 (09:00) 年初来高値 15,703.32 (20/11/12)
安値 15,615.34 (10:51) 年初来安値 10,783.62 (20/03/17)
JASDAQ平均
現在値 3,578.78↓ (20/11/17 15:00)
前日比 -23.81 (-0.66%)
始値 3,606.42 (09:00) 前日終値 3,602.59 (20/11/16)
高値 3,608.28 (09:08) 年初来高値 3,967.50 (20/01/22)
安値 3,575.23 (11:14) 年初来安値 2,724.39 (20/03/13)
JASDAQ平均は小反落、巣籠り関連など時価総額上位が安い/JASDAQ市況 17:11 配信 フィスコ
JASDAQ平均:3578.78 (-23.81)
出来高:1億1125万株
売買代金:587億円
J-Stock Index:3736.43 (-26.14)
本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはそろって小反落となった。値上がり銘柄数は208(スタンダード198、グロース10)、値下り銘柄数は396(スタンダード371、グロース25)、変わらずは46(スタンダード45、グロース1)。
本日のJASDAQ市場は、米国市場が大幅上昇した流れを受けて、JASDAQ平均は続伸してスタートした。寄り付き後に、時価総額上位のワークマン<7564>が急落したことや、セリア<2782>が下げ幅を拡大したことが重しとなり、JASDAQ平均もマイナス圏に値を下げ、終日軟調な展開となった。なお、米国でのワクチン開発の進展報道を受けて、レジャーやホテル、アパレル、小売りなど、サービス業が高く、巣籠り関連銘柄は弱含みとなった。
個別では、ワクチン開発の進展報道が相次いだことから、イベントや展示会を手掛けるレイ<4317>が6%を超える上昇となった。また、同じく、ワクチン開発進展の報道でABホテル<6565>が4%を超える上昇となった。そのほか、HAPiNS<7577>、Eストアー<4304>、常磐開発<1782>が高い。
一方、9月決算発表の延期に関するお知らせを発表したウェッジHD<2388>は25%の下落となった。また、21年6月期第1四半期の営業利益を前年同期比99.1%減の0.00億円と発表した平山ホールディングス<7781>は14%を超える下落となった。そのほか、ディ・アイ・システム<4421>、ディーエムソリューションズ<6549>、ブロードバンドセキュリティ<4398>が安い。
JASDAQ-TOP20では、ブロッコリー<2706>、セリア、夢真HD<2362>が下落となった。
マザーズ指数
現在値 1,187.24↓ (20/11/17 15:00)
前日比 -44.68 (-3.63%)
始値 1,221.58 (09:00) 前日終値 1,231.92 (20/11/16)
高値 1,224.08 (09:07) 年初来高値 1,368.19 (20/10/14)
安値 1,180.95 (11:14) 年初来安値 527.30 (20/03/13)
マザーズ指数は大幅続落、ワクチン期待で新興ハイテク株には売り/マザーズ市況 16:21 配信 フィスコ
本日のマザーズ市場では、日経平均がおよそ29年ぶりに26000円台を回復する一方、マザーズ指数は大きく下落した。米製薬会社が開発する新型コロナウイルスワクチンへの期待が一段と高まり、景気敏感株や新型コロナのダメージが大きかった業種に買いが入る一方、コロナ渦中に業績堅調だった新興ハイテク株は売りが広がった。
なお、マザーズ指数は大幅続落、終値でも3%を超える下落となった。売買代金は概算で2660.34億円。騰落数は、値上がり74銘柄、値下がり251銘柄、変わらず6銘柄となった。
マザーズ指数は1100pt台後半に位置する75日移動平均線近くまで押し下げられている。個別では、時価総額上位のラクス<3923>やフリー<4478>が軟調で、メルカリ<4385>も小安い。売買代金上位ではBASE<4477>やJIG-SAW<3914>、Chatwork<4448>が大きく値を下げた。AIinside<4488>は好決算を受けた直近の急ピッチの上昇で高値警戒感が広がり、ストップ安を付けた。
一方、アンジェス<4563>は売買代金トップで5日続伸し、サイバーダイン<7779>は連日で年初来高値を更新。ドラフト<5070>は株式分割実施を材料視した買いが先行した。また、アライドアーキ<6081>は連日でストップ高を付けた。
東証REIT指数
現在値 1,694.04↑ (20/11/17 15:00)
前日比 +7.47 (+0.44%)
始値 1,692.00 (09:00) 前日終値 1,686.57 (20/11/16)
高値 1,697.07 (09:12) 年初来高値 2,255.72 (20/02/21)
安値 1,684.63 (14:41) 年初来安値 1,138.04 (20/03/19)
日経平均VI
現在値 22.54↓ (20/11/17 15:20)
前日比 -0.12 (-0.53%)
始値 22.69 (09:00) 前日終値 22.66 (20/11/16)
高値 22.99 (09:46) 年初来高値 60.86 (20/03/16)
安値 22.18 (09:03) 年初来安値 13.20 (20/01/17)
日経VI:小幅に低下、強弱材料対立し株価の方向感定まらず 16:00 配信 フィスコ
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は17日、前日比-0.12pt(低下率0.53%)の22.54ptと低下した。なお、高値は22.99pt、安値は22.18pt。
昨日の米国株式市場が上昇し、今日の東京市場の株価支援要因となったが、一方で、新型コロナ感染拡大への懸念が一段と高まっていることに加え、11月に入り昨日までで日経平均が3000円近い上昇となっていることから目先高値警戒感も意識され、強弱材料が対立する中、今日の日経225先物は方向感を欠く動きとなり、こうした動きを映し、今日の日経VIは昨日水準を挟んだ推移となった。
東証2部指数
現在値 6,361.68↓ (20/11/17 15:00)
前日比 +51.84 (+0.82%)
始値 6,327.58 (09:00) 前日終値 6,309.84 (20/11/16)
高値 6,375.81 (14:03) 年初来高値 7,522.99 (20/01/16)
安値 6,327.58 (09:00) 年初来安値 4,741.63 (20/03/23)
日経平均先物
現在値 26,060.00↓ (20/11/17 05:30)
前日比 +70.00 (+0.27%)
高値 26,210.00 (20:53) 始値 25,940.00 (16:30)
安値 25,850.00 (17:55) 前日終値 25,990.00 (20/11/16)
TOPIX先物
現在値 1,741.00↓ (20/11/17 05:30)
前日比 +6.00 (+0.35%)
高値 1,752.00 (23:13) 始値 1,732.50 (16:30)
安値 1,725.50 (17:55) 前日終値 1,735.00 (20/11/16)
JPX日経400先物
現在値 15,745.00↓ (20/11/17 05:30)
前日比 +40.00 (+0.25%)
高値 15,850.00 (23:12) 始値 15,670.00 (16:30)
安値 15,610.00 (17:55) 前日終値 15,705.00 (20/11/16)
東証マザーズ指数先物
現在値 1,208.00↓ (20/11/17 05:30)
前日比 -11.00 (-0.90%)
高値 1,223.00 (20:56) 始値 1,222.00 (16:30)
安値 1,194.00 (21:32) 前日終値 1,219.00 (20/11/16)
NYダウ先物 円建
現在値 29,725.00↓ (20/11/17 05:30)
前日比 +35.00 (+0.12%)
高値 29,987.00 (20:56) 始値 29,665.00 (16:30)
安値 29,606.00 (17:55) 前日終値 29,690.00 (20/11/16)
CME日経平均先物 円建
現在値 26,155.00 (20/11/16 15:59 CST)
前日比 +535.00 (+2.09%)
高値 26,215.00 始値 25,660.00
安値 25,645.00 前日終値 25,620.00 (20/11/13)
SGX日経平均先物
現在値 26,175.00↑ (20/11/17 05:14 SGT)
前日比 +195.00 (+0.75%)
高値 26,215.00 始値 25,945.00
安値 25,850.00 前日終値 25,980.00 (20/11/16)
長期国債先物
現在値 152.070↓ (20/11/17 05:30)
前日比 -0.020 (-0.01%)
高値 152.130 (18:35) 始値 152.070 (15:30)
安値 151.990 (21:21) 前日終値 152.090 (20/11/16)
17日の日本国債市場概況:債券先物は152円07銭で終了 17:27 配信 フィスコ
<円債市場>
長期国債先物2020年12月限
寄付152円05銭 高値152円11銭 安値152円05銭 引け152円07銭
売買高総計12367枚
2年 418回 -0.150%
5年 145回 -0.115%
10年 360回 0.020%
20年 174回 0.395%
債券先物12月限は、152円05銭で取引を開始。前日NY市場での米株高・長期金利上昇を受けて売り先行となったが、円高推移を受けて買いが優勢になったとみられ、152円11銭まで上げた。その後、日銀の国債買い入れオペの結果が弱めでやや売りに押された。現物債の取引では、2年債、5年債、10年債が売られ、20年債が買われた。
<米国債概況>
2年債は0.18%、10年債は0.91%、30年債は1.66%近辺で推移。
債券利回りはほぼ横ばい。(気配値)
<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は-0.55%、英国債は0.35%、オーストラリア10年債は0.95%、NZ10年債は0.89%。(気配値)
日本国債3年
年利回り -0.130 (20/11/17 01:45)
前日比 +0.009
日本国債5年
年利回り -0.107 (20/11/17 01:45)
前日比 +0.006
日本国債10年
年利回り 0.029 (20/11/17 01:45)
前日比 +0.008
アジア株式市場サマリー
終値 前日比 % 始値 高値 安値
中国 上海総合指数 3339.8950 - 7.0742 - 0.21 3347.1513 3347.6979 3323.9506 前営業日終値 3346.9692
中国 CSI300指数 4894.786 -9.386 -0.19 4903.120 4909.290 4865.394 前営業日終値 4904.172
香港 ハンセン指数 26415.09 +33.42 +0.13 26515.09 26530.54 26339.88 前営業日終値 26381.67
香港 ハンセン中国株指数 10550.20 -28.74 -0.27 10597.98 10637.72 10518.42 前営業日終値 10578.94
韓国 総合株価指数 2539.15 -3.88 -0.15 2544.12 2556.09 2533.34 前営業日終値 2543.03
台湾 加権指数 13593.01 +41.18 +0.30 13723.77 13780.12 13593.01 前営業日終値 13551.83
豪 S&P/ASX指数 6498.20 +13.90 +0.21 6484.30 6530.40 6484.30 前営業日終値 6484.30
シンガポール ST指数 2778.55 +30.55 +1.11 2764.13 2781.58 2764.13 前営業日終値 2748.00
マレーシア 総合株価指数 1610.15 +10.49 +0.66 1599.62 1613.34 1593.02 前営業日終値 1599.66
インドネシア 総合株価指数 5529.940 +35.068 +0.64 5516.580 5562.537 5515.52 前営業日終値 5494.872
フィリピン 総合株価指数 6959.14 +41.09 +0.59 6950.52 6971.60 6921.12 前営業日終値 6918.05
ベトナム VN指数 968.90 +18.11 +1.90 955.52 968.90 953.22 前営業日終値 950.79
タイ SET指数 1349.81 -1.25 -0.09 1356.41 1365.91 1344.55 前営業日終値 1351.06
インド SENSEX指数 43952.71 +314.73 +0.72 44095.85 44161.16 43699.22 前営業日終値 43637.98
インド NSE指数 12874.20 +93.95 +0.74 12932.50 12934.05 12797.10 前営業日終値 12780.25
中国株式市場は下落して取引を終えた。高いバリュエーションへの懸念からヘルスケア株が値を下げたほか、さらなる債券のデフォルトも市場心理を悪化させた。
CSI300ヘルスケア株指数は2.7%安。
半面、海運・港湾関連株を中心に輸送株が上昇。新型コロナウイルスワクチンへの期待を受けた。
関係筋によると、中国政府の後ろ盾を受けるハイテク複合企業である清華紫光集団が16日、13億元(1億9796万ドル)相当の社債でデフォルト(債務不履行)に陥った。
香港株式市場のハンセン指数は小幅高で終了。米中間の緊張の高まりへの懸念からハイテク株が売られたものの、ワクチン期待を背景にエネルギー株が値を上げた。
ハンセンエネルギー株指数は2%高。
半面、ハンセンハイテク株指数は1.8%安。
凱基証券はリポートで、トランプ米大統領が中国に対してさらなる敵対的措置を取るとの懸念があり、そうなれば短期的に市場を圧迫する可能性があると指摘した。
ソウル株式市場は反落。プラス圏で推移する場面もあったものの、引けにかけて値を消した。新型コロナウイルス関連の規制措置の強化が嫌気されたことに加え、投資家の間で利食いの動きが広がった。
米バイオ製薬大手モデルナが開発中のワクチンについて、臨床試験(治験)で94.5%の有効性を確認したとする暫定結果を発表したのを受けて、ソウル市場でも投資家心理が改善。一方で韓国政府は、新型コロナ新規感染者数が増える中、ソウル首都圏でのソーシャルディスタンス(社会的距離)の規制を強化することを決定した。
半導体大手サムスン電子は取引時間中に史上最高値を付けたものの、0.9%安で終了。一方、同業SKハイニックス<000660.KS>は6営業日続伸した。
大韓航空との統合計画を発表したアシアナ航空<020560.KS>は9営業日連続上昇。一時は1年ぶりの高値まで上昇する場面もあった。
外国人投資家は3593億ウォン(3億2483万ドル)相当の買い越し。買い越しは9営業日連続で、これは昨年9月以来で最長となった
シドニー株式市場は続伸。金融株とエネルギー株に買いが集まり、約9カ月ぶりの高値で引けた。新型コロナウイルスに有効性が期待できるワクチン候補の2種類目が発表されたことを受け、米株価が急騰したことに追随した。
米市場では、米バイオ医薬品企業モデルナによる新型コロナウイルスワクチン候補の有効性が臨床試験(治験)で94.5%だったと報告したことで、主要株価指数は史上最高値で取引を終えた。
スモーリング・ストックブローキングのマネジングディレクター、ブラッド・スモーリング氏は「今後数日のうちに、ウイルスの感染傾向が落ち着くとの期待を背景に、これまで取引が手控えられてきた多くの銘柄が上昇している」と話した。
パンデミック(世界的流行)で最大の被害を受けた旅行関連株は大幅な上昇を記録した。
また、原油価格の高騰により、エネルギー株指数も5カ月ぶりの高値水準となった。ウッドサイド・ペトロリアムは3.2%高、サントスは3.5%高となり、同指数の上昇に大きく貢献した。
金融株指数も3月初旬以来の高値を付けた。「4大銀行」は0.7%─3%となった。
スモーリング氏は、市場には経済活動正常化への希望が生まれたと指摘。破産やデフォルト(債務不履行)が減少するとの予想から銀行株を安値で拾う動きが広がったと解説した。
一方、ハイテク株指数は2.8%安、産金株指数も4.1%急落した。
中国 上海総合指数 アジア株価 リアルタイムチャート
ニュージーランド NZX ▲0.16% 12,765.03 H:12,801.43L:12,684.97 +20.13 11/17
中国 上海B株 ▼0.79% 251.13 H:253.00L:250.72 -2.00 11/17
中国 深センB株 ▲0.43% 970.41 H:971.71L:965.73 +4.13 11/17
中国 上海A株 ▼0.21% 3,500.46 H:3,508.62L:3,483.72 -7.38 11/17
中国 深センA株 ▼0.90% 2,375.06 H:2,395.29L:2,357.78 -21.50 11/17
香港 レッドチップ指数 ▼0.41% 3,871.00 H:3,894.48L:3,852.66 -16.12 11/17
UAEドバイ DFMGI ▲0.79% 2,317.31 H:2,320.13L:2,299.29 +18.26 11/17
17日の中国本土市場概況:上海総合0.2%安で反落、ハイテクと医薬品に売り 16:58 配信 フィスコ
17日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比7.07ポイント(0.21%)安の3339.90ポイントと反落した(上海A株指数は0.21%安の3500.46ポイント)。
中国発の新規材料に乏しい中、買いが手控えられる流れ。米中対立の懸念もくすぶる状況。「トランプ米大統領が中国に対する追加の制裁措置を計画しているもよう」と報じられたことも改めて不安視されている。ただ、下値は限定的。世界景気の持ち直し期待が根強く、指数は下げ渋る場面もみられた。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、ハイテク関連が安い。情報技術サービスの上海宝信軟件(600845/SH)が4.6%、スーパーコンピュータ世界大手の曙光信息産業(中科曙光:603019/SH)が1.6%、電子部品メーカー大手の環旭電子(601231/SH)が1.4%ずつ下落した。医薬品株も急落。上海復星医薬集団(600196/SH)が7.6%安、薬明康徳(603259/SH)が3.6%安で取引を終えた。非鉄株、証券株、食品飲料株、防衛関連株なども売られている。
半面、運輸株は上げが目立つ。中遠海運HD(601919/SH)がストップ高、中国国際航空(601111/SH)が2.2%高で引けた。自動車株、不動産株、エネルギー株、銀行・保険株も買われている。
一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が2.00ポイント(0.79%)安の251.13ポイント、深センB株指数4.13ポイント(0.43%)高の970.41ポイントで終了した。
17日の香港市場概況:ハンセン0.1%高で続伸、科技指数は1.8%下落 18:01 配信 フィスコ
17日の香港市場はまちまち。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比33.42ポイント(0.13%)高の26415.09ポイントと小幅に続伸する一方、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)は28.74ポイント(0.27%)安の10550.20ポイントと反落した。売買代金は1435億7000万香港ドルとなっている(16日は1453億200万香港ドル)。
海外株高が好感される流れ。昨夜の米株市場では、NYダウが1.6%高と続伸し、約9カ月ぶりに最高値を更新した。欧州市場でも主要株価指数が軒並み上昇している。新型コロナウイルスワクチン開発の好材料が相次ぐなか、経済活動の正常化が早まるとの見方が強まった。ただ、米中対立の懸念がくすぶり上値は限定的。「トランプ米大統領が中国に対する追加の制裁措置を計画しているもよう」などと報じられたことが引き続き重しとなっている。また、ハンセン指数は前日、約8カ月ぶりの高値水準を回復しただけに、売り圧力も意識された。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、香港財閥系コングロマリットの長江和記実業(CKハチソン・ホールディングス:1/HK)が5.2%高、石油グループ大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ:857/HK)が4.6%高、不動産事業を中核とする多国籍コングロマリットの太古A(スワイヤ・パシフィックA:19/HK)が3.9%高と上げが目立った。
セクター別では、石油生産や掘削などエネルギー関連が高い。上記した中国石油天然気のほか、中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が2.1%、中海油田服務(2883/HK)が8.5%ずつ上昇した。昨夜のWTI原油先物は急反発。世界的な経済活動の正常化で原油需要が増えるとみられている。
空運キャリアや空港、海運・港湾など交通・運輸セクターもしっかり。国泰航空(キャセイ航空:293/HK)が7.0%高、中国国際航空(753/HK)が4.1%高、中国南方航空(1055/HK)が3.4%高、中国東方航空(670/HK)が2.0%高、北京首都国際機場(北京首都空港:694/HK)が4.2%高、海南美蘭国際空港(357/HK)が2.7%高、中遠海運HD(1919/HK)が7.4%高、太平洋航運集団(2343/HK)が3.2%高、天津港発展HD(3382/HK)が8.6%高、廈門国際港務(アモイ国際港務:3378/HK)が5.3%高で引けた。
半面、ハイテクやIT銘柄で構成されるハンセン科技指数は1.8%安と4日ぶりに反落。組み入れウエート上位の「ATMX」銘柄では、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)が1.7%安、騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が2.6%安、美団(メイトゥアン:3690/HK)が4.8%安、小米集団(シャオミ・コーポレーション:1810/HK)が4.4%安で取引を終えている。
半導体や通信設備・工事などの銘柄群もさえない。華虹半導体(1347/HK)が2.1%安、中国通信服務(552/HK)が2.3%安、京信通信系統HD(2342/HK)が1.5%安、中興通訊(ZTE:763/HK)が1.2%安で引けた。
一方、本土市場は反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.21%安の3339.90ポイントで取引を終えた。ハイテク株と医薬品株が安い。非鉄株、証券株、食品飲料株、防衛関連株なども売られた。半面、運輸株は高い。自動車株、不動産株、エネルギー株、銀行・保険株も買われた。