東京マーケット・サマリー
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後5時現在 137.49/51 1.0541/45 144.95/99
NY午後5時 137.14/17 1.0547/50 144.67/71
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安の137円半ば。前日海外から勢いづいたドルの堅調地合いに変化はなく、一時137.90円まで上昇。昨年12月15日以来、約3カ月ぶり高値を付けた。
<株式市場>
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 28444.19 +135.03 28237.21 28,232.68─28,469.41
TOPIX 2051.21 +6.23 2040.54 2,040.54─2,053.01
プライム指数 1055.50 +3.23 1050.60 1,050.15─1,056.41
スタンダード指数 1069.66 +1.93 1064.36 1,064.21─1,070.68
グロース指数 988.97 +1.32 979.83 978.79─990.13
東証出来高(万株) 110677 東証売買代金(億円) 27202.85
東京株式市場で日経平均は、前営業日比135円03銭高の2万8444円19銭と、4日続伸して取引を終えた。前日の米国市場では主要株価指数が下落したが日本株は円安が相場全体の支えになったほか内需株が底堅く、終値ベースで昨年9月以来、約半年ぶりの高値となった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1237銘柄(67%)、値下がりは521銘柄(28%)、変わらずは77銘柄(4%)だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.012
ユーロ円金先(23年3月限) ───
3カ月物TB ───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.012%になった。前営業日(マイナス0.011%)をやや下回った。「大手銀行の調達が弱かった」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。
<円債市場>
国債先物・23年3月限 146.79 (-0.08)
安値─高値 146.69─146.85
10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.500% (変わらず)
安値─高値 0.500─0.495%
国債先物中心限月3月限は前営業日比8銭安の146円79銭と反落して取引を終えた。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比変わらずの0.500%。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言がタカ派的だったと受け止められ、超長期債中心に売り優勢な展開となった。
<スワップ市場・気配>
2年物 0.27─0.17
3年物 0.35─0.25
4年物 0.43─0.33
5年物 0.52─0.42
7年物 0.72─0.62
10年物 0.95─0.85
日経平均は135円高と4日続伸、円安進行で一段高―半年ぶり高値水準=8日後場/国内市況ニュース/モーニングスター 2023/03/08 15:19
8日後場の日経平均株価は前日比135円03銭高の2万8444円19銭と4営業日続伸。22年9月13日(終値2万8614円63銭)以来約半年ぶりの高値水準となる。朝方は、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が7日の上院議会証言で利上げペース加速の可能性を示唆し、米国株式が下落した流れを受け、売りが先行したが、一巡後は円安・ドル高が支えとなり、上げに転じた。戻り売りや利益確定売りに伸び悩む場面もあったが、円安進行とともに一段高となり、後場終盤には2万8469円41銭(前日比160円25銭高)まで上昇した。その後は、大引けにかけて一服商状となった。
日経平均プラス寄与度では、ファーストリテ<9983>が53.9円と大きく、TDK<6762>が8.7円、アドバンテスト<6857>が8.2円と続いた。東証業種別株価指数(全33業種)では、陸運、小売、不動産など24業種が値上がりし、鉱業、非鉄金属、石油石炭製品など9業種が値下がりした。東証プライム銘柄では、全体の67.4%が上昇した。
東証プライムの出来高は11億677万株、売買代金は2兆7202億円。騰落銘柄数は値上がり1237銘柄、値下がり521銘柄、変わらず77銘柄。
市場からは「円安をきっかけに先物買いを誘発し、さらに週末SQ(特別清算指数)算出に向けた買いを呼び、上げに拍車を掛けた。いわば、特殊要因であり、円安一服となれば、その反動が出てくるだろう」(銀行系証券)との声が聞かれた。
業種別では、JR東海<9022>、JR西日本<9021>、近鉄GHD<9041>、東急<9005>などの陸運株が堅調。H2Oリテイ<8242>、Jフロント<3086>、三越伊勢丹<3099>などの小売株や、住友不<8830>、三井不<8801>、東急不HD<3289>などの不動産株も高い。ブリヂス<5108>、浜ゴム<5101>などのゴム製品株も引き締まった。大成建設<1801>、清水建設<1803>、鹿島<1812>などの建設株も値を上げた。JAL<9201>、ANA<9202>などの空運株や、三井倉HD<9302>、上組<9364>などの倉庫運輸関連株も物色された。
半面、INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株が軟調。住友鉱<5713>、東邦鉛<5707>、日軽金HD<5703>などの非鉄金属株や、コスモエネH<5021>、出光興産<5019>などの石油石炭製品株も安い。マネックスG<8698>、ジャフコG<8595>などの証券商品先物株もさえない。
個別では、冨士ダイス<6167>が3日連続のストップ高となり、インソース<6200>、YACHD<6298>、フィルC<3267>などが値上がり率上位。半面、ファーマF<2929>、円谷FH<2767>、ギフティ<4449>、ステラケミフ<4109>などが値下がり率上位。
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
TOPIX 500 INDEX (東証)
1,591.42 +4.52 +0.28% +3.23% +16.24% 15:00
TOPIX 100 INDEX (東証)
1,360.09 +2.77 +0.20% +2.88% +17.22% 15:00
日経平均株価
28,444.19 +135.03 +0.48% +3.12% +15.08% 15:15
日経500平均
2,655.06 +10.91 +0.41% +2.12% +11.73% 15:15
TOPIX (東証株価指数)
2,051.21 +6.23 +0.30% +3.34% +16.62% 15:00
日経300指数
429.05 +1.06 +0.25% +3.02% +15.59% 15:15
東証REIT指数
1,816.73 -8.56 -0.47% -1.03% -2.74% 15:00
TOPIX CORE 30 IDX (東証)
1,010.29 -0.20 -0.02% +2.45% +17.98% 15:00
東証マザーズ指数
773.82 +0.58 +0.08% -2.38% +13.51% 15:00
TOPIX SMALL INDEX (東証)
2,501.77 +12.50 +0.50% +4.98% +19.89% 15:00
TOPIX MID 400 INDX (東証)
2,173.47 +10.12 +0.47% +4.04% +14.12% 15:00
TOPIX LARGE 70 IDX (東証)
2,065.23 +11.07 +0.54% +3.52% +15.97% 15:00
中国 上海総合指数
3,283.25 -1.85 -0.06% +0.39% +0.82% 17:29
中国 上海A株指数
3,441.51 -2.01 -0.06% +1.59% -0.30% 17:29
中国 深センA株指数
2,212.48 +6.52 +0.30% -1.23% -0.08% 16:00
中国 深セン成分指数
11,598.29 -10.29 -0.09% -3.73% -4.20% 16:00
中国 上海B株指数
296.61 +1.56 +0.53% -0.31% +8.43% 17:29
中国 深センB株指数
1,212.38 -8.35 -0.68% -0.75% +12.48% 16:00
中国 上海50A株指数
2,691.93 -21.24 -0.78% -1.44% -8.22% 17:29
中国 上海180A株指数
8,559.08 -30.82 -0.36% +0.18% -6.12% 17:29
中国 上海新総合指数(G株)
2,773.92 -1.59 -0.06% +1.59% -0.32% 17:29
中国 創業板指数
2,377.58 -6.15 -0.26% -5.87% -7.95% 16:00
上海/シンセン CSI300指数
4,034.11 -14.74 -0.36% -2.34% -4.55% 16:00
中国 深セン総合指数
2,114.91 +6.19 +0.29% -2.73% -0.06% 16:00
日経平均
現在値 28,444.19↑ (23/03/08 15:15)
前日比 +135.03 (+0.48%)
始値 28,237.21 (09:00) 前日終値 28,309.16 (23/03/07)
高値 28,469.41 (14:46) 年初来高値 28,398.27 (23/03/07)
安値 28,232.68 (09:00) 年初来安値 25,661.89 (23/01/04)
日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は4日続伸、ファーストリテとTDKが2銘柄で約62円分押し上げ16:18 配信フィスコ
8日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり137銘柄、値下がり80銘柄、変わらず8銘柄となった。
日経平均は4日続伸。7日の米株式市場でダウ平均は574.98ドル安と5日ぶり大幅反落。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が上院での証言で利上げペース加速の可能性などに言及したため警戒感から売りが先行。2年債利回りが2007年来の高水準に達する中、FRBの利上げを織り込む売りが継続し、終盤にかけて下げ幅を拡大した。ナスダック総合指数は-1.24%と続落。米国株安を引き継いで日経平均は71.95円安からスタート。ただ、前日から1円超も進んだ為替の円安を支援要因に早々に切り返すとプラスに転換した。一方、香港ハンセン指数の大幅下落なども重しとなる中、心理的な節目の28500円手前では上値が重くなった。それでも、じわじわと進む円安を追い風に後場に再び強含むと、大引け直前に28469.41円(160.25円高)とこの日の高値を付けた。
大引けの日経平均は前日比135.03円高の28444.19円となった。東証プライム市場の売買高は11億677万株、売買代金は2兆7203億円だった。セクターでは陸運、小売、不動産が上昇率上位となった。一方、鉱業、非鉄金属、石油・石炭が下落率上位となった。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の67%、対して値下がり銘柄は28%だった。
値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約53円押し上げた。同2位はTDK<6762>となり、アドバンテ<6857>、オリンパス<7733>、KDDI<9433>、京セラ<6971>、オムロン<6645>などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>となり1銘柄で日経平均を約7円押し下げた。同2位はリクルートHD<6098>となり、住友鉱<5713>、信越化<4063>、ファナック<6954>、東エレク<8035>、ネクソン<3659>などがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 28444.19(+135.03)
値上がり銘柄数 137(寄与度+190.50)
値下がり銘柄数 80(寄与度-55.47)
変わらず銘柄数 8
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 29485 525 +53.93
<6762> TDK 4850 85 +8.73
<6857> アドバンテス 11290 120 +8.22
<7733> オリンパス 2441 51 +6.99
<9433> KDDI 4111 30 +6.16
<6971> 京セラ 6906 85 +5.82
<6645> オムロン 7689 118 +4.04
<4324> 電通グループ 4635 100 +3.42
<6976> 太陽誘電 4290 90 +3.08
<6506> 安川電 5640 90 +3.08
<6988> 日東電 8750 80 +2.74
<5108> ブリヂス 5356 71 +2.43
<6758> ソニーG 12060 70 +2.40
<2801> キッコマン 6520 70 +2.40
<9766> コナミG 6400 70 +2.40
<3382> 7&iHD 6330 69 +2.36
<4507> 塩野義薬 6195 69 +2.36
<8830> 住友不 3222 66 +2.26
<4503> アステラス薬 1930 12.5 +2.14
<3099> 三越伊勢丹 1484 62 +2.12
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9984> ソフトバンクG 5689 -38 -7.81
<6098> リクルートHD 3634 -75 -7.70
<5713> 住友鉱 5197 -179 -3.06
<4063> 信越化 20250 -75 -2.57
<6954> ファナック 24215 -75 -2.57
<8035> 東エレク 48040 -70 -2.40
<3659> ネクソン 3075 -30 -2.05
<8015> 豊田通商 5690 -60 -2.05
<7832> バンナムHD 8534 -56 -1.92
<2802> 味の素 4348 -53 -1.81
<9613> NTTデータ 1815 -10 -1.71
<6367> ダイキン工 24025 -45 -1.54
<8001> 伊藤忠 4285 -40 -1.37
<7203> トヨタ自 1907.5 -7 -1.20
<8058> 三菱商事 5066 -34 -1.16
<7752> リコー 1058 -30 -1.03
<2413> エムスリー 3309 -11 -0.90
<1963> 日揮HD 1774 -20 -0.68
<7201> 日産自 545.7 -20 -0.68
<7974> 任天堂 5158 -19 -0.65
日経平均寄与度
TOPIX
現在値 2,051.21↓ (23/03/08 15:00)
前日比 +6.23 (+0.30%)
始値 2,040.54 (09:00) 前日終値 2,044.98 (23/03/07)
高値 2,053.01 (14:46) 年初来高値 2,046.11 (23/03/07)
安値 2,040.54 (09:00) 年初来安値 1,862.27 (23/01/04)
東証業種別ランキング:鉱業が下落率トップ15:38 配信フィスコ
鉱業が下落率トップ。そのほか非鉄金属、石油・石炭製品、証券業、その他製品なども下落。一方、陸運業が上昇率トップ。そのほか小売業、不動産業、ゴム製品、建設業なども上昇。
業種名/現在値/前日比(%)
1. 陸運業 / 1,882.41 / 1.54
2. 小売業 / 1,457.55 / 1.29
3. 不動産業 / 1,441.56 / 1.27
4. ゴム製品 / 3,758.58 / 1.22
5. 建設業 / 1,240.46 / 1.14
6. 空運業 / 222.31 / 0.89
7. 倉庫・運輸関連業 / 2,233.28 / 0.78
8. 食料品 / 1,839.87 / 0.59
9. 精密機器 / 9,603.01 / 0.55
10. 医薬品 / 3,367.31 / 0.50
11. 電力・ガス業 / 363.9 / 0.47
12. 電気機器 / 3,549.83 / 0.43
13. 機械 / 2,371.56 / 0.43
14. パルプ・紙 / 458.7 / 0.35
15. 金属製品 / 1,217.88 / 0.34
16. 水産・農林業 / 486.04 / 0.25
17. 海運業 / 1,248.67 / 0.21
18. ガラス・土石製品 / 1,182.09 / 0.20
19. 化学工業 / 2,155.33 / 0.19
20. 情報・通信業 / 4,865.24 / 0.12
21. 繊維業 / 671.25 / 0.07
22. 保険業 / 1,456.06 / 0.07
23. 銀行業 / 217.46 / 0.04
24. 輸送用機器 / 3,318.41 / 0.03
25. その他金融業 / 754.51 / -0.09
26. サービス業 / 2,496.38 / -0.13
27. 卸売業 / 2,542.25 / -0.22
28. 鉄鋼 / 659.05 / -0.30
29. その他製品 / 3,568.63 / -0.39
30. 証券業 / 397.03 / -0.41
31. 石油・石炭製品 / 1,132.88 / -0.61
32. 非鉄金属 / 1,133.52 / -1.08
33. 鉱業 / 449.16 / -2.32
業種別(東証株価指数33業種)
JPX日経インデックス400
現在値 18,487.59↓ (23/03/08 15:00)
前日比 +45.56 (+0.25%)
始値 18,402.40 (09:00) 前日終値 18,442.03 (23/03/07)
高値 18,506.56 (14:46) 年初来高値 18,457.58 (23/03/07)
安値 18,402.40 (09:00) 年初来安値 16,759.95 (23/01/04)
東証プライム市場指数
現在値 1,055.50↓ (23/03/08 15:00)
前日比 +3.23 (+0.31%)
始値 1,050.60 (09:00) 前日終値 1,052.27 (23/03/07)
高値 1,056.41 (14:46) 年初来高値 1,052.77 (23/03/07)
安値 1,050.15 (09:00) 年初来安値 958.19 (23/01/04)
東証スタンダード市場指数
現在値 1,069.66↓ (23/03/08 15:00)
前日比 +1.93 (+0.18%)
始値 1,064.36 (09:00) 前日終値 1,067.73 (23/03/07)
高値 1,070.68 (11:10) 年初来高値 1,069.01 (23/03/07)
安値 1,064.21 (09:00) 年初来安値 982.29 (23/01/06)
東証グロース市場指数
現在値 988.97↓ (23/03/08 15:00)
前日比 +1.32 (+0.13%)
始値 979.83 (09:00) 前日終値 987.65 (23/03/07)
高値 990.13 (12:41) 年初来高値 1,008.98 (23/02/09)
安値 978.79 (09:01) 年初来安値 897.95 (23/01/06)
東証グロ-ス指数は小幅続伸、強弱入り混じる展開/グロース市況16:38 配信フィスコ
東証グロース市場指数:988.97 (+1.32)
出来高:1億4382万株
売買代金:1577億円
東証マザーズ指数:773.82 (+0.58)
出来高:1億4343万株
売買代金:1583億円
本日のグロース市場は、グロース市場指数、マザーズ指数はそろって小幅に続伸、値上がり銘柄数は240、値下り銘柄数は235、変わらずは33。本日のグロース市場はもみ合い展開となった。前日7日の米国株式市場のダウ平均は大幅反落。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が、ピーク金利の引上げや利上げペース加速の可能性に言及したため警戒感から売りが先行。長期金利も上昇、2年債利回りが2007年来の高水準に達して売りが一段と加速した。ナスダック総合指数は大幅続落、軟調な展開となった米株市場を横目に、本日の東証グロ-ス指数は小幅に続伸した。マザーズ指数は下落してスタートした後、朝方に下げ幅を大きく縮小。その後マイナス圏でのもみ合い展開となったが、後場からはプラス圏に浮上して推移、小幅ながら上昇して終了した。一方、グロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は下落してスタートした後、下げ幅を縮小する動きを見せたものの、前場中ごろからじりじりと下げ幅を広げた。後場に下げ渋ったものの安値付近で軟調もみ合い展開となった。パウエル議長が議会証言で積極的な金融引き締めの可能性に言及したことは国内の投資家心理を悪化させ、買い進む動きは限定的だった。新興市場では個別材料株に物色が継続したが、直近上昇をけん引していた時価総額上位銘柄中心に利食い売りが優勢で、東証マザーズ指数は0.08%高、東証グロース市場Core指数は1.14%安となった。個別では、KDDIや東京都公立大学法人との特許出願判明を材料視されたUnipos<6550>が31%高のストップ高で値上がり率トップに、ChatGPTを用いたコンテンツ制作などの実証実験開始を発表したデジタルプラス<3691>が17%高のストップ高となった。また、KDDIのメタバース「αU metaverse」の開発を担当したカヤック<3904>が16%高のストップ高となった。時価総額上位銘柄ではそーせい<4565>やM&A総合研究所<9552>などが堅調に推移、値上がり率上位には、東京通信<7359>、ウェルプレイドR<9565>などが顔を出した。一方、前日まで大幅に上昇していたTORICO<7138>が利食い売り優勢から12%安で値下がり率トップに、大幅に上昇した後軟調な展開が続いているクリングルファーマ<4884>が10%安となった。また、前日に年初来高値をつけた後売り優勢の展開が続いているグローバルウェイ<3936>が8%安となった。時価総額上位銘柄では、ビジョナル<4194>やフリー<4478>などが軟調に推移、値下り率上位には、メドレックス<4586>、トリドリ<9337>などが顔を出した。東証グロース市場Core指数では、そーせい、M&A総合研究所、ANYCOLOR<5032>などが上昇した。
マザーズ指数
現在値 773.82↓ (23/03/08 15:00)
前日比 +0.58 (+0.08%)
始値 766.92 (09:00) 前日終値 773.24 (23/03/07)
高値 774.99 (12:41) 年初来高値 794.65 (23/02/09)
安値 766.06 (09:01) 年初来安値 706.45 (23/01/06)
東証REIT指数
現在値 1,816.73↓ (23/03/08 15:00)
前日比 -8.56 (-0.47%)
始値 1,823.67 (09:00) 前日終値 1,825.29 (23/03/07)
高値 1,825.67 (09:03) 年初来高値 1,895.14 (23/01/04)
安値 1,807.25 (10:21) 年初来安値 1,783.39 (23/01/20)
日経平均VI
現在値 17.32↑ (23/03/08 15:20)
前日比 +0.79 (+4.78%)
始値 16.93 (09:00) 前日終値 16.53 (23/03/07)
高値 17.32 (15:16) 年初来高値 21.42 (23/01/18)
安値 16.80 (09:07) 年初来安値 14.63 (23/02/16)
日経VI:上昇、株価堅調だが警戒感は継続16:00 配信フィスコ
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は8日、前日比+0.79(上昇率4.78%)の17.32と上昇した。なお、高値は17.32、安値は16.80。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が、上院銀行委員会での証言で、ピーク金利の引上げや利上げペース加速の可能性に言及したため、市場心理は悪化しやすくなった。こうした中、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。取引開始後は株価は底堅く、日経225先物は上昇に転じたが、市場では米利上げの長期化や加速が意識され、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが継続し、日経VIは終日、昨日の水準を上回って推移した。
日経平均先物
現在値 28,210.00↑ (23/03/08 06:00)
前日比 -110.00 (-0.39%)
高値 28,460.00 (22:47) 始値 28,320.00 (16:30)
安値 28,170.00 (04:48) 前日終値 28,320.00 (23/03/07)
TOPIX先物
現在値 2,037.00↓ (23/03/08 06:00)
前日比 -9.00 (-0.44%)
高値 2,053.50 (22:47) 始値 2,045.50 (16:30)
安値 2,036.00 (03:48) 前日終値 2,046.00 (23/03/07)
JPX日経400先物
現在値 18,360.00↓ (23/03/08 06:00)
前日比 -80.00 (-0.43%)
高値 18,510.00 (22:38) 始値 18,440.00 (16:30)
安値 18,355.00 (03:49) 前日終値 18,440.00 (23/03/07)
東証マザーズ指数先物
現在値 772.00↑ (23/03/08 06:00)
前日比 -2.00 (-0.26%)
高値 779.00 (22:05) 始値 774.00 (16:30)
安値 770.00 (00:11) 前日終値 774.00 (23/03/07)
NYダウ先物 円建
現在値 32,909.00↑ (23/03/08 06:00)
前日比 -547.00 (-1.63%)
高値 33,488.00 (18:42) 始値 33,466.00 (16:32)
安値 32,838.00 (04:58) 前日終値 33,456.00 (23/03/07)
CME日経平均先物 円建
現在値 28,185.00 (23/03/07 15:59 CST)
前日比 -15.00 (-0.05%)
高値 28,455.00 始値 28,205.00
安値 28,170.00 前日終値 28,200.00 (23/03/06)
SGX日経平均先物
現在値 28,180.00↓ (23/03/08 05:14 SGT)
前日比 -130.00 (-0.46%)
高値 28,455.00 始値 28,305.00
安値 28,170.00 前日終値 28,310.00 (23/03/07)
長期国債先物
現在値 146.760↓ (23/03/08 06:00)
前日比 -0.110 (-0.07%)
高値 146.890 (15:30) 始値 146.880 (15:30)
安値 146.760 (05:48) 前日終値 146.870 (23/03/07)
8日の日本国債市場概況:債券先物は146円79銭で終了17:17 配信フィスコ
<円債市場>
長期国債先物2023年3月限
寄付146円78銭 高値146円85銭 安値146円69銭 引け146円79銭
売買高総計8851枚
2年 446回 -0.042%
5年 156回 0.199%
10年 369回 0.502%
20年 183回 1.251%
債券先物3月限は、146円78銭で取引を開始。前日のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言を受けた利上げペース加速観測により売りが先行し、146円69銭まで下げた。その後、限月交代に向けた動き継続か買いが優勢になり146円85銭まで上げたが、引けにかけては売りが再燃し反落した。現物債の取引では、2年債が買われ、5年債、10年債、20年債が売られた。
<米国債概況>
2年債は5.04%、10年債は3.98%、30年債は3.89%近辺で推移。
債券利回りは上昇。(気配値)
<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は2.69%、英国債は3.83%、オーストラリア10年債は3.74%、NZ10年債は4.59%。(気配値)
日本国債3年
年利回り -0.012 (23/03/08 03:05)
前日比 -0.001
日本国債5年
年利回り 0.200 (23/03/08 03:05)
前日比 0.000
日本国債10年
年利回り 0.503 (23/03/08 03:05)
前日比 +0.002
アジア株式市場サマリー
東南アジア株式市場は、大半の市場が下落して引けた。米連
邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長による前日の議会証言が予想外にタカ派的な
内容だったことで、リスク投資意欲が抑えられた。
中国株式市場は小幅安、香港株式市場は2%超下げて引けた。
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が前日の議会証言で、FRBは従来の想
定以上の利上げが必要になる可能性が高いと述べたことを受けた。
パウエル議長のタカ派発言を受け、アジア株は総じて下落した。
米中間の緊張の高まりも市場心理の重しとなった。
台湾の蔡英文総統が外遊中に米国に立ち寄り、マッカーシー米下院議長と会談すると
報じられているのを受け、中国政府は8日、蔡氏の計画に「深刻な懸念」を抱いていると
表明。米国に説明を求めたことを明らかにした。
一方、ホワイトハウスは、中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)
」などの外国技術を禁止する上院議員団の提出法案を支持すると表明した。
香港上場のハイテク大手は3.2%急落。アリババ、テンセント
はそれぞれ3.2%、2%下落した。
中国市場のセクター別では、教育が2.5%、非鉄金属が
0.9%、銀行が0.5%それぞれ下落。半面、通信は2.4
%上昇し、上昇率トップとなった。
ソウル株式市場は6営業日ぶりに反落、1%超の下げで引けた。米連邦準備制度理事
会(FRB)のパウエル議長のタカ派的な発言で、FRBがより積極的に金融引き締めを
進めると懸念された。
パウエル議長は7日の議会証言で、最近の強い経済指標に対応するため、従来想定さ
れていたよりも大幅な利上げが必要となる公算が大きいと述べた。今後入ってくる情報「
全体」がインフレ抑制に向け一段の厳しい措置が必要であることを示唆すれば、より大幅
な措置を講じる用意があると表明した。
大信証券のアナリスト、リー・キョンミン氏は「パウエル氏の発言は予想よりタカ派
的だった」と指摘。「米国の雇用統計とインフレ指標を控え、金融政策への懸念が引き続
き市場のボラティリティーをもたらすだろう」と語った。
主要銘柄のうち、半導体大手のサムスン電子は0.66%安、同業SK
ハイニックスは2.36%安、電池メーカーのLGエナジー・ソリューショ
ンは0.71%安。
IT大手はメッセージアプリ大手のカカオが3.9%下落、検索エンジ
ンのネイバーは4.03%安。
シドニー株式市場は5営業日ぶりに反落して引けた。米連邦準備理事会(FRB)の
パウエル議長が、高インフレ抑制のために従来想定よりも利上げペースを加速させたり、
政策金利の到達点を高くしたりする可能性があるとの認識を示したことが、株価を押し下
げた。
コモディティー(商品)株が下落を主導した。
パウエル議長は7日の議会証言で、最近の強い数字の経済指標を受けて、従来予想さ
れていたよりも大幅な利上げが必要となる公算が大きいと発言。世界的に株価が大幅下落
した。
マーカス・トゥデーのシニアアナリスト兼ポートフォリオマネジャーのヘンリー・ジ
ェニングス氏は、パウエル議長の証言は8日も行われるため、人々はやや神経質になって
いると指摘した。
CMEのフェドウオッチによると、トレーダーは現在、3月の0.50%利上げの確
率がほぼ70%と予測している。前日は約30%と予想されていた。
鉱業株指数は1.2%安。BHPグループ、リオ・ティント<RIO.AX
>、フォーテスキュー・メタルズは0.1─1.4%安。
米利上げ加速への懸念から前日の原油が値下がりする中、エネルギー株指数
は4.2%安。
配当落ちのウッドサイド・エナジーは3カ月ぶり大幅下落。同社はメキシコ
湾のトリオン石油事業について年内に最終投資決定(FID)を行う見込みだと表明した
。
銀行株指数は0.7%安。4大銀行は軒並み下げた。
パウエル議長のタカ派的な発言基調を嫌気して金相場が下落する中、産金株指数<.AX
GD>は3.4%安。
終値 前日比 % 始値 高値 安値
中国 上海総合指数 3283.2479 - 1.8509 - 0.06 3271.8798 3283.2479 3263.6927
前営業日終値 3285.0988
中国 CSI300指数 4034.108 -14.744 -0.36 4030.739 4037.287 4011.523
前営業日終値 4048.852
香港 ハンセン指数 20051.25 -483.23 -2.35 20256.89 20269.93 19969.47
前営業日終値 20534.48
香港 ハンセン中国株指数 6727.18 -185.10 -2.68 6808.42 6813.54 6696.52
前営業日終値 6912.28
韓国 総合株価指数 2431.91 -31.44 -1.28 2435.58 2442.61 2426.52
前営業日終値 2463.35
台湾 加権指数 15818.20 -39.69 -0.25 15819.18 15821.49 15740.98
前営業日終値 15857.89
豪 S&P/ASX指数 7307.80 -56.90 -0.77 7364.70 7364.70 7288.70
前営業日終値 7364.70
シンガポール ST指数 3226.86 -18.41 -0.57 3241.76 3242.53 3215.58
前営業日終値 3245.27
マレーシア 総合株価指数 1454.66 -4.01 -0.27 1455.47 1458.63 1451.08
前営業日終値 1458.67
インドネシア 総合株価指数 6776.370 +9.612 +0.14 6766.758 6776.370 6728.19
前営業日終値 6766.758
フィリピン 総合株価指数 6711.49 +6.37 +0.10 6681.21 6711.49 6617.86
前営業日終値 6705.12
ベトナム VN指数 1049.18 +11.34 +1.09 1037.84 1049.18 1027.80
前営業日終値 1037.84
タイ SET指数 1612.60 -5.91 -0.37 1606.13 1615.51 1599.87
前営業日終値 1618.51
インド SENSEX指数 60348.09 +123.63 +0.21 59916.10 60402.85 59844.82
前営業日終値 60224.46
インド NSE指数 17754.40 +42.95 +0.24 17665.75 17766.50 17602.25
前営業日終値 17711.45
中国 上海総合指数 アジア株価 リアルタイムチャート
ニュージーランド▼0.54%11,855.54-64.02H:11,922.24L:11,827.6903/08
[CFD] 日本 日経平均28,537.50日経比:+93▲0.33%H:28,696L:28,38423:04
中国 上海B株▲0.53%296.61+1.56H:296.64L:294.7003/08
中国 上海A株▼0.06%3,441.51-2.01H:3,441.51L:3,421.0003/08
中国 深セン成分▼0.09%11,598.29-10.29H:11,617.94L:11,534.6703/08
中国 深センB株▼0.68%1,212.38-8.35H:1,220.71L:1,209.8103/08
中国 深センA株▲0.30%2,212.48+6.51H:2,213.49L:2,196.0403/08
[CFD] HangSeng サンデー20,028.10指数比:-23▼0.12%H:20,289L:19,92123:04
香港 レッドチップ指数▼1.64%4,044.93-67.28H:4,076.78L:4,030.0403/08
8日の中国本土市場概況:上海総合0.1%安で3日続落、政策期待で下値は限定的16:53 配信フィスコ
8日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比1.85ポイント(0.06%)安の3283.25ポイントと3日続落した。
前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。中国の内需不振が引き続き売り材料視されたほか、米利上げの再加速観測も重しとなった。昨日公表された今年1~2月の中国貿易統計では、輸入が前年同期比で市場予想以上に縮小。市場関係者らは、内需の回復が遅れているなどと指摘した。ただ、下値は限定されている。中国では全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開催中とあって、経済政策に対する期待感は根強い。指数は引けにかけて下げ幅を縮小した。(亜州リサーチ編集部)
金融株が下げを主導。成都銀行(601838/SH)が2.4%安、招商銀行(600036/SH)が1.5%安、中国国際金融(601995/SH)が1.2%安、中国平安保険(601318/SH)が1.4%安、中国人寿保険(601628/SH)が1.1%安で引けた。
医薬品株も安い。人福医薬集団(600079/SH)が2.4%、薬明康徳(603259/SH)が1.5%、上海復星医薬集団(600196/SH)が1.2%ずつ下落した。
エネルギー株もさえない。海洋石油工程(600583/SH)が5.2%安、中国神華能源(601088/SH)が1.4%安、中国石油天然気(601857/SH)が1.2%安で取引を終えた。公益株、消費関連株、素材株、海運株なども売られている。
半面、ITハイテク株は高い。情報技術サービスの中電科数字技術(600850/SH)が5.9%、インターネット・セキュリティーの三六零安全科技(601360/SH)が4.6%、通信機器メーカーの東方通信(600776/SH)が3.9%、通信インフラ設備メーカー大唐電信科技(600198/SH)が3.8%ずつ上昇した。当局の「デジタル中国」推進で恩恵があるとみられている。そのほか、通信ネットワーク関連株の物色も続いた。
軍事関連株もしっかり。航空宇宙製品の江西洪都航空工業(600316/SH)が3.2%、衛星・ロケット用システムの航天時代電子(600879/SH)が3.0%、航空製品の中国航発航空科技(600391/SH)が1.6%、航空宇宙・防衛電子製品の中航航空電子系統(600372/SH)が1.5%、弾薬・ロケットの長城軍工(601606/SH)が1.2%と値を上げた。不動産株やインフラ建設関連株の一角も買われている。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.56ポイント(0.53%)高の296.61ポイント、深センB株指数が8.35ポイント(0.68%)安の1212.38ポイントで終了した。
8日の香港市場概況:ハンセン2.4%安で続落、ネットワーク関連はしっかり18:00 配信フィスコ
8日の香港市場は、主要76銘柄で構成されるハンセン指数が前日比483.23ポイント(2.35%)安の20051.25ポイントと続落し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が185.10ポイント(2.68%)安の6727.18ポイントと3日続落した。売買代金は1174億7870万香港ドルとなっている(7日は1277億1060万香港ドル)。
投資家の慎重スタンスが強まる流れ。中国の内需不振に加え、米利上げ加速観測がネガティブ材料だ。昨日公表された今年1~2月の中国貿易統計では、輸入が前年同期比で市場予想を超えて縮小。市場関係者らは、内需の回復が遅れていると指摘した。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言では、「最終的な金利水準は従来予想より高くなる可能性がある」と説明し、利上げペースを加速する用意があると強調している。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄は、ほぼ全面安(構成76のうち下落73)。個別では、不動産管理サービスの碧桂園服務HD(6098/HK)が7.2%安、医薬品メーカーの石薬集団(1093/HK)が6.2%安、不動産デベロッパー大手の碧桂園HD(2007/HK)が5.3%安と下げが目立った。
中国のネット関連もさえない。美団(3690/HK)が4.4%、京東集団(9618/HK)が4.3%、網易(9999/HK)が3.8%、百度(9888/HK)が3.3%ずつ下落した。ハンセン科技(テック)指数は構成銘柄30が全面安。3.2%安と他の指数をアンダーパフォームした。
中国自動車セクターも急落。小鵬汽車(9868/HK)が7.1%安、理想汽車(2015/HK)が6.3%安、長城汽車(2333/HK)が5.6%安、吉利汽車HD(175/HK)が4.3%安と値を下げた。
半面、通信・ネットワーク関連銘柄の一角はしっかり。中国聯通(762/HK)が3.5%、中国電信(728/HK)が2.9%、中国鉄塔(788/HK)が2.1%、中国通信服務(552/HK)が1.6%、京信通信系統HD(2342/HK)が1.3%ずつ上昇した。当局の「デジタル中国」推進で恩恵があるとの見方が続いている。
一方、本土市場は3日続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.06%安の3283.25ポイントで取引を終了した。金融株が下げを主導。医薬品株、エネルギー株、公益株、消費関連株、素材株、海運株なども売られた。半面、ITハイテク株は高い。軍事関連株、不動産株、インフラ建設関連株の一角も買われた。