公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

「フルフラット座席」は、高知県内のバス会社や産業用機械メーカー、それに設計会社が共同で開発

2025-02-01 10:39:02 | 交通系問題
“座席がベッドのように”全国で初めて深夜バスに試験導入へ NHK 2025年1月30日 18時35分

高知県内のバス会社などが、背もたれが水平に倒れてベッドのようになる「フルフラット座席」を開発し、ことし3月から東京と高知を結ぶ深夜バスに試験的に導入すると発表しました。バス会社によりますと、こうした座席を高速バスに導入するのは全国で初めてで、ホテル代が高騰する中、節約志向の乗客の需要を取り込みたい考えです。

「フルフラット座席」は、いずれも高知県内のバス会社や産業用機械メーカー、それに設計会社が共同で開発し、30日、報道機関に公開されました。

背もたれを水平に倒すとベッドのような形に
座席は背もたれを水平に倒すと幅48センチ、長さ180センチになり、前後の2席を組み合わせて2段ベッドのような形になります。

国土交通省は「フルフラット座席」について、安全を評価する手法は国際的に確立されていない一方で深夜に移動する乗客のニーズは高まっているとして、去年11月、「フルフラット座席」を備えた高速バスの安全性に関するガイドラインを策定しました。

国土交通省が策定したガイドラインでは
ガイドラインが適用されるのは、定員11人以上、車両総重量が5トン以上の自動車で、座席は進行方向に沿った向きにすることや、足元に転落防止のプレートと衝撃吸収材を設置するよう求めています。

また、座席の側面や頭部付近に転落防止の柵などを設置し、2点式のベルトをとりつけること、さらに、緊急時に車内から脱出するための動線の確保なども求めています。

今回、開発された座席には、このガイドラインを踏まえて転落防止の柵や衝撃吸収材などが設置されていて、バス会社では、東京と高知をおよそ13時間で結ぶ深夜バスにことし3月から試験的に導入することにしています。

会社によりますと、こうした座席を高速バスに導入するのは全国で初めてで、高知駅前観光の梅原章利社長は「ホテルは代金の高騰に加えて、空きがないという状況も生じている。こうした部分のニーズの受け皿になるのではないか」と話していました。

深夜バスの利用者は
「フルフラット座席」について高知駅前で深夜バスの利用者に聞きました。

高知から名古屋に向かうという24歳の会社員の女性は「新幹線や飛行機だとお金がかかるので深夜バスにしましたが、乗るのは初めてなので、長時間乗ることの疲れが不安です。フルフラット座席なら楽になると思います」と話していました。

旅行で高知を訪れていた23歳の女性は「ビジネスホテルは値段が上がり使いづらくなったので、深夜バスはホテル代わりにもなり助かっています。高知にはよく訪れるのでフルフラット座席ができるとすごくうれしいです」と話していました。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 赤木俊夫さん事件:大阪高等... | トップ | 創業家側がタイの財閥大手、... »
最新の画像もっと見る

交通系問題」カテゴリの最新記事