親族に殺人未遂疑いで逮捕状：京都市伏見区の路上傷害事件

京都 高齢夫婦切りつけ事件 50代親族に殺人未遂疑いで逮捕状　NHK 2025年3月7日 14時02分

今月、京都市伏見区の路上で70代の夫婦が男に刃物で切りつけられけがをした事件で、警察は、50代の親族が2人を殺害しようとしたとして、殺人未遂の疑いで逮捕状を取るとともに、現場付近の防犯カメラの画像を公開しました。

今月4日の夕方、京都市伏見区桃山町の路上で、大阪 門真市に住む79歳の夫と73歳の妻が男に刃物で切りつけられて顔や手などにけがをし、夫は今も入院して治療を受けています。

警察のその後の調べで、夫婦の50代の親族が2人を刃物で切りつけて殺害しようとした疑いがあることがわかり、警察は殺人未遂の疑いで逮捕状を取って指名手配するとともに、現場付近の防犯カメラの画像を公開しました。

警察は容疑者の氏名や被害者との関係性について、「プライバシーに配慮する」などとして、明らかにしていません。

警察によりますと、この親族は事件後、現場から車で200メートルほど移動したとみられ、その後行方がわからなくなっているということです。

まもなく車から火が出て全焼し、近くの路上では包丁のような刃物が見つかりました。

警察は親族の行方を捜査するとともに、事件のいきさつを調べています。

事件に関する情報は伏見警察署・075-602-0110で受け付けています。