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米商務長官・ラトニック:鉄鋼製品とアルミの25%関税措置2025年3月12日発動

2025-03-10 10:58:09 | 政治経済問題
米商務長官 “鉄鋼製品とアルミの25%関税措置 12日発動” NHK 2025年3月10日 5時23分

アメリカに輸入される鉄鋼製品とアルミニウムへの25%の関税措置について、ラトニック商務長官は予定どおり今月12日に発動されるという見通しを示しました。

トランプ大統領は先月、アメリカに輸入される鉄鋼製品とアルミニウムに25%の関税を課す文書にそれぞれ署名し、いずれも今月12日に発動する方針を示していました。

これについてラトニック商務長官は9日、NBCテレビに出演し12日に発動するかどうか質問されたのに対し「そうだ」と答え、予定どおりの日程で発動されるという見通しを示しました。

一方、トランプ大統領がカナダの乳製品と木材に今週前半にも相互関税を課すなどと述べたことについてラトニック長官は「対応は4月2日になる。カナダの乳製品への関税はとんでもないが、大統領は2日に対応することになる」と述べました。

トランプ政権は貿易相手国と同じ水準にまで関税を引き上げる「相互関税」を来月2日に発動するとしていて、カナダへの相互関税の発動も来月になるという見通しを示した形です。

また、こうした関税措置についてラトニック長官は「外国製品の中には高くなるものもあるが、アメリカ製品は安くなる。製造業を復活させるつもりだ」と述べ、国内の産業にメリットをもたらすという認識を示しました。
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