東京マーケット・サマリー 2025年2月27日午後 6:33
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円
ユーロ/ドル
ユーロ/円
午後5時現在
149.25/149.27
1.0475/1.0476
156.34/156.39
NY午後5時
149.09/149.10
1.0483/1.0486
156.31/156.32
午後5時のドル/円は、前日NY午後5時と比べてややドル高/円安の149円前半で推移している。4カ月半ぶり安値圏となる148円台では値ごろ感などから押し目買いが入り、日中には149円半ばまで切り返す場面もあった。
<株式市場>
終値
前日比
寄り付き
安値/高値
日経平均
38256.17
113.8
38251.11
38,061.94─38,369.96
TOPIX
2736.25
19.85
2719.76
2,715.99─2,736.58
プライム指数
1408.39
10.21
1400.73
1,398.15─1,408.57
スタンダード指数
1283.36
2.53
1281.1
1,279.28─1,284.54
グロース指数
858.07
0.08
858.02
856.80─863.19
グロース250指数
668.56
-0.18
668.57
667.24─673.01
東証出来高(万株)
180124
東証売買代金(億円)
43399.61
東京株式市場で日経平均は3日ぶりに反発し、前営業日比113円80銭高の3万8256円17銭で取引を終えた。米半導体大手エヌビディア(NVDA.O), opens new tabの好決算から半導体関連株が物色されたことがムードを好転させたほか、時間外取引で米株先物が底堅いことも下支え要因になった。ただ、新たな材料に乏しく、全体的に見送りムードが強い。
プライム市場の騰落数は、値上がりが1222銘柄(74%)、値下がりは380銘柄(23%)、変わらずは34銘柄(2%)だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース)
0.477
3カ月物TB
───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースで0.477%になった。前営業日(0.477%)から横ばい。「一部で試し取りの動きがみられるものの、小規模となり、レートに与える影響は限られそうだ」(国内金融機関)という。
<円債市場>
国債先物・25年3月限
139.52
(-0.20)
安値─高値
139.27─139.78
10年長期金利(日本相互証券引け値)
1.390%
(+0.025)
安値─高値
1.405─1.370%
国債先物中心限月3月限は、前営業日比20銭安の139円52銭と反落して取引を終えた。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比2.5bp上昇の1.390%。新根強い日銀の利上げ継続への警戒感や弱い2年債入札などを背景に軟調に推移した。
明日の戦略-方向感に欠けるも3桁上昇、もう一段の戻りは見られるか16:12 配信トレーダーズ・ウェブ
27日の日経平均は3日ぶり反発。終値は113円高の38256円。米国株は3指数がまちまちとなったが、ナスダック高を好感して3桁上昇スタート。米国で引け後に決算を発表したエヌビディアの時間外の反応が案外であったことから、寄った後はプラス圏とマイナス圏を行き来した。
すぐに失速して下げに転じたが、深押しすることなく切り返し、一時上げ幅を200円超に拡大。買いは続かず再び下げに転じたものの、前場は小幅なプラスで終えた。後場は開始早々にマイナス圏に沈んで下を試しにいったが、2桁の下落までにとどまり38000円を割り込むことなく反転。終盤にかけては強含み、上げ幅を3桁に広げて後場の高値圏で取引を終えた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆3300億円。業種別では非鉄金属、保険、輸送用機器などが上昇した一方、小売、空運、医薬品などが下落した。証券会社が投資判断を引き上げたブラザー工業<6448>が急騰。半面、サンリオ<8136>が大幅安。会社は25日に、同社のキャラクター「クロミ」に関して、著作権などの侵害に関して訴訟を提起されており、現在も訴訟が係属中であることを発表している。同件について取り上げたニュースがいくつか出てきたことから、警戒売りに押されたもよう。
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり1222/値下がり380。前日強い動きを見せたフジクラが商いを伴って連日で大幅上昇。半導体株の一角が強く、キオクシアやソシオネクストが2桁の上昇率となった。社長退任観測が報じられた日産自動車が、再建交渉の進展期待から大幅上昇。トヨタ、SUBARU、スズキなど自動車株には強く買われる銘柄が多かった。防衛省から大型契約を獲得したと発表したアストロスケールがストップ高。セブン&アイの買収提案に関する検討を終了したと発表した伊藤忠が4%を超える上昇となった。
一方、セブン&アイは11.7%安と派手に下げた。半導体株は強弱まちまちとなっており、エヌビディア決算を前に前日期待買いが入っていたアドバンテストが強めに売られた。柏崎刈羽原発に関するニュースを材料に東電HDが4%を超える下落。今期は最終赤字に転落する見込みとなった栃木銀行が急落した。
日経平均は3日ぶり反発。今週はエヌビディアの決算が注目を集めるスケジュールであったが、決算発表後のエヌビディアの時間外の反応が小動きであっただけに、方向感が定まらなかった。本日の米国市場でエヌビディアがどう動くかが注目されるが、決算自体は良好であっただけに、仮に米国株が下げたとしても、あすの日本株は冷静に対応すると考える。なお、米国の26日引け後にはエヌビディアだけでなくセールスフォースも決算を発表しており、こちらは時間外で大幅安。ダウ平均構成銘柄でもあり、米国株はこちらの反応を嫌気するかもしれない。
現状では日本株を積極的に買う理由は見当たらないものの、日経平均はこれまで同様に38000円近辺では底堅くなってきた。ドル円の150円割れは気になるものの、今のところ円高加速とまではなっておらず、底割れに対する懸念は和らぎつつある。あすは大崩れしないことが重要となるが、その上で、5日線(38418円、27日時点)辺りまで水準を切り上げる動きが見られるかに注目したい。
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
TOPIX 500 INDEX (東証)
2,141.38 +15.50 +0.73% -0.82% +2.20% 15:30
TOPIX 100 INDEX (東証)
1,884.83 +14.63 +0.78% -1.26% +2.31% 15:30
日経平均株価
38,256.17 +113.80 +0.30% -3.33% -2.32% 15:45
日経500平均
3,263.64 +7.08 +0.22% -2.70% -3.12% 15:45
TOPIX(東証株価指数)
2,736.25 +19.85 +0.73% -0.79% +2.16% 15:30
日経300指数
587.50 +3.99 +0.68% -2.09% +2.29% 15:45
東証REIT指数
1,701.29 +2.03 +0.12% +0.63% -1.32% 15:30
TOPIX CORE 30 IDX(東証)
1,431.02 +13.24 +0.93% -2.55% +1.15% 15:30
東証グロース市場250指数
668.56 -0.18 -0.03% +4.64% -13.79% 15:30
TOPIX SMALL INDEX(東証)
3,043.22 +22.68 +0.75% -0.37% +1.71% 15:30
TOPIX MID 400 INDX(東証)
2,724.95 +15.98 +0.59% +0.33% +2.46% 15:30
TOPIX LARGE 70 IDX(東証)
2,767.86 +14.93 +0.54% +0.88% +3.56% 15:30
日経平均
現在値 38,256.17↓ (25/02/27 15:45)
前日比 +113.80 (+0.30%)
始値 38,251.11 (09:00) 前日終値 38,142.37 (25/02/26)
高値 38,369.96 (10:04) 年初来高値 40,288.80 (25/01/07)
安値 38,061.94 (13:36) 年初来安値 37,742.76 (25/02/26)
日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は3日ぶり反発、東エレクやソフトバンクGが2銘柄で約34円分押し上げ16:57 配信フィスコ
27日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり173銘柄、値下がり50銘柄、変わらず2銘柄となった。
26日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は188.04ドル安の43433.12ドル、ナスダックは48.87ポイント高の19075.26で取引を終了した。一部の小売り企業決算を好感し、寄り付き後、上昇。長期金利の低下も手伝い相場は続伸した。その後、トランプ大統領が政権発足後初の閣議で対欧州関税の発表を計画していることを明らかにし、経済やインフレに影響するとの懸念が強まり、相場は大きく売りに転じた。終盤にかけ、半導体のエヌビディアの決算を期待した買いが支え、ナスダックは再びプラス圏を回復し、まちまちで終了。
エヌビディアが発表した2024年11月-25年1月期決算は1株当たり利益が0.89ドルと市場予想を上回ったほか、25年2-4月期の売上高見通しは65%増の430億ドル前後とこちらも市場予想を上回った。
エヌビディア決算を受けて、東京市場は安心感が先行し買い優勢で取引を開始。先物の買い戻しと見られる買いを受けて、朝方の日経平均は38369.96円まで上げ幅を広げる場面も見られたが、アドバンテスト<6857>が失速したことなどが嫌気されて前日比マイナス圏に突入するなど上値の重い展開となった。
大引けの日経平均は前日比113.80円高(+0.30%)の38256.17円となった。東証プライム市場の売買高は18億124万株。売買代金は4兆3399億円。業種別では、非鉄金属、保険、輸送用機器、その他製品、倉庫・運輸などが上昇した一方、小売、空運、医薬品、精密機器、電気・ガスなどが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は74%、対して値下がり銘柄は23%となっている。
値上がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約20円押し上げた。同2位はソフトバンクG<9984>となり、TDK<6762>、フジクラ<5803>、任天堂<7974>、トヨタ<7203>、伊藤忠<8001>などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはアドバンテスト<6857>となり1銘柄で日経平均を約45円押し下げた。同2位は7&iHD<3382>となり、中外薬<4519>、エムスリー<2413>、ファーストリテ<9983>、HOYA<7741>、ニトリHD<9843>などがつづいた。
日経平均寄与度
TOPIX
現在値 2,736.25↑ (25/02/27 15:30)
前日比 +19.85 (+0.73%)
始値 2,719.76 (09:00) 前日終値 2,716.40 (25/02/26)
高値 2,736.58 (10:05) 年初来高値 2,796.99 (25/01/07)
安値 2,715.99 (09:17) 年初来安値 2,650.07 (25/01/17)
東証業種別ランキング:非鉄金属が上昇率トップ16:00 配信フィスコ
非鉄金属が上昇率トップ。そのほか保険業、輸送用機器、その他製品、倉庫・運輸関連業なども上昇。一方、小売業が下落率トップ。そのほか空運業、医薬品、精密機器、電力・ガス業なども下落。
業種名/現在値/前日比(%)
1. 非鉄金属 / 1,641.95 / 2.73
2. 保険業 / 2,629.55 / 2.36
3. 輸送用機器 / 4,359.15 / 1.81
4. その他製品 / 6,818.73 / 1.75
5. 倉庫・運輸関連業 / 3,144.28 / 1.65
6. 鉱業 / 568.99 / 1.57
7. 鉄鋼 / 750.81 / 1.46
8. 機械 / 3,135.52 / 1.46
9. 卸売業 / 3,468.61 / 1.44
10. 銀行業 / 386.56 / 1.25
11. 証券業 / 646.42 / 1.22
12. 海運業 / 1,939.96 / 1.12
13. 陸運業 / 1,987.86 / 0.99
14. 電気機器 / 4,947.44 / 0.81
15. ガラス・土石製品 / 1,346.65 / 0.79
16. 建設業 / 1,822.17 / 0.73
17. 金属製品 / 1,457.7 / 0.72
18. その他金融業 / 983.88 / 0.70
19. 石油・石炭製品 / 1,868.71 / 0.61
20. ゴム製品 / 4,401.87 / 0.56
21. 水産・農林業 / 579.71 / 0.55
22. サービス業 / 3,165.78 / 0.40
23. 化学工業 / 2,314.76 / 0.38
24. 繊維業 / 775.19 / 0.38
25. 情報・通信業 / 6,137.37 / 0.34
26. パルプ・紙 / 501. / 0.23
27. 食料品 / 2,138.73 / 0.03
28. 不動産業 / 1,910.75 / -0.18
29. 電力・ガス業 / 483.03 / -0.26
30. 精密機器 / 11,411.16 / -0.45
31. 医薬品 / 3,421.61 / -0.90
32. 空運業 / 221.71 / -1.93
33. 小売業 / 1,856.4 / -2.08
業種別(東証株価指数33業種)
JPX日経インデックス400
現在値 24,751.41↑ (25/02/27 15:30)
前日比 +153.96 (+0.63%)
始値 24,628.73 (09:00) 前日終値 24,597.45 (25/02/26)
高値 24,765.47 (10:05) 年初来高値 25,300.48 (25/01/07)
安値 24,582.49 (09:27) 年初来安値 23,982.07 (25/01/17)
東証プライム市場指数
現在値 1,408.39↑ (25/02/27 15:30)
前日比 +10.21 (+0.73%)
始値 1,400.73 (09:00) 前日終値 1,398.18 (25/02/26)
高値 1,408.57 (10:05) 年初来高値 1,439.47 (25/01/07)
安値 1,398.15 (09:17) 年初来安値 1,364.00 (25/01/17)
東証スタンダード市場指数
現在値 1,283.36↑ (25/02/27 15:30)
前日比 +2.53 (+0.20%)
始値 1,281.10 (09:00) 前日終値 1,280.83 (25/02/26)
高値 1,284.54 (12:36) 年初来高値 1,308.02 (25/02/19)
安値 1,279.28 (09:19) 年初来安値 1,232.05 (25/01/17)
東証グロース市場指数
現在値 858.07↓ (25/02/27 15:30)
前日比 +0.08 (+0.01%)
始値 858.02 (09:00) 前日終値 857.99 (25/02/26)
高値 863.19 (11:26) 年初来高値 886.71 (25/02/13)
安値 856.80 (14:09) 年初来安値 795.73 (25/01/17)
東証グロ-ス指数は小幅に6日ぶり反発、下値は堅いが上値追いには慎重/グロース市況16:45 配信フィスコ
東証グロース市場指数:858.07 (+0.08)
出来高:1億5711万株
売買代金:1452億円
東証グロース市場250指数:668.56 (-0.18)
出来高:9940万株
売買代金:1003億円
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数は小幅に6日ぶり反発、東証グロース市場250指数は小幅に6日続落。値上がり銘柄数は288、値下がり銘柄数は270、変わらずは40。 前日26日の米株式市場でダウ平均は3日ぶり反落。一部の小売り企業決算を好感した買いや、長期金利の低下が株価の支えとなった。一方、トランプ大統領が対欧州関税の発表を計画していることを明らかにしたことを受け、経済やインフレに影響するとの懸念が強まり、株価の重しとなった。 今日のグロ-ス市場は下値は堅い一方、上値の重い展開となった。グロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は0.66%安となった。昨日の米株式市場で主要指数が高安まちまちで、今日の東証グロース市場指数は朝方は前日終値近辺で推移した。しかし、海外市場で米長期金利の低下傾向が継続していることに加え、東証グロース市場指数は昨日までの5日続落で2.54%下落しており、押し目待ちや自律反発狙いの買いも入りやすく、一時上げ幅を拡大する場面があった。しかし、明日は2月の東京都区部消費者物価指数(CPI)が発表されることもあり、これを見極めたいとするムードもあり、上値追いには慎重だった。 個別では、事業領域の拡大及び多様化を図るべく定款を一部変更すると発表した雨風太陽<5616>、発行済株式数の2.01%上限の自社株買いと買付け委託・記念配当と記念株主優待を発表したイード<6038>、防衛省より機動対応宇宙システム実証機の試作に係る大型契約を獲得したアストロスケール<186A>、25年3月期初配実施の発表が筆記続き手掛かり材料となったスマイルHD<7084>が上げた。時価総額上位銘柄では、GENDA<9166>やカバー<5253>が上昇。値上がり率上位には、アーキテクツSJ<6085>、ジェネパ<3195>などが顔を出した。 一方、抗体医薬品候補をANKL治療に用いる研究開発がAMEDの支援事業に採択され前日人気化したペルセウス<4882>、25日線や75日線を下回り手仕舞い売りがかさんだグラッドキューブ<9561>、75日線を下回り見切り売りがかさんだバリューC<9238>が下げた。時価総額上位銘柄では、トライアル<141A>やGNI<2160>が下落。値下がり率上位には、ブッキングR<324A>、エルテス<3967>などが顔を出した。
グロース250
現在値 668.56↓ (25/02/27 15:30)
前日比 -0.18 (-0.03%)
始値 668.57 (09:00) 前日終値 668.74 (25/02/26)
高値 673.01 (11:26) 年初来高値 693.92 (25/02/13)
安値 667.24 (14:09) 年初来安値 619.11 (25/01/17)
東証REIT指数
現在値 1,701.29↑ (25/02/27 15:30)
前日比 +2.03 (+0.12%)
始値 1,683.86 (09:00) 前日終値 1,699.26 (25/02/26)
高値 1,701.29 (15:30) 年初来高値 1,725.94 (25/01/29)
安値 1,683.44 (09:00) 年初来安値 1,632.21 (25/01/23)
日経平均VI
現在値 22.93↑ (25/02/27 15:50)
前日比 -2.31 (-9.15%)
始値 23.18 (09:00) 前日終値 25.24 (25/02/26)
高値 23.67 (09:20) 年初来高値 26.86 (25/02/26)
安値 22.36 (15:30) 年初来安値 19.40 (25/01/24)
日経VI:低下、米エヌビディア決算通過で警戒感が緩和16:35 配信フィスコ
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は27日、前日比-2.31(低下率9.15%)の22.93と低下した。なお、高値は23.67、安値は22.36。昨日の米株式市場で主要指数が高安まちまちとなった流れを受け、今日の東京市場は取引開始時点では売り買いが交錯した。市場では、米市場の取引終了後に発表された米エヌビディアの決算が予想を上回り、時間外取引で同社株が下値の堅い展開となったことから安心感が広がった。こうした中、今日は取引開始後は日経225先物の下値が堅く、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが緩和。日経VIは昨日の水準を下回って推移した。
大証ラージ
現在値 変化 時間
大証ラージ(日中) 38,220.00 -20.00 02/26
大証ラージ(夜間) 38,060.00 -160.00 06:00
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高 時間
大証ミニ 25年03月限 38,060 -160 38,220 38,205 38,475 37,920 271,019 06:00
大証ミニ 25年04月限 37,810 -130 37,940 37,935 38,185 37,640 2,546 06:00
大証ミニ 25年05月限 37,670 -145 37,815 37,920 38,190 37,670 82 06:00
大証ラージ 25年03月限 38,060 -160 38,220 38,210 38,470 37,920 12,950 06:00
大証ラージ 25年06月限 37,860 -120 37,980 37,980 38,220 37,700 519 05:53
大証ラージ 25年09月限 38,180 +440 37,740 38,180 38,180 38,180 1 00:18
日経平均先物
現在値 38,060.00↓ (25/02/27 06:00)
前日比 -160.00 (-0.42%)
高値 38,470.00 (01:06) 始値 38,210.00 (17:00)
安値 37,920.00 (04:16) 前日終値 38,220.00 (25/02/26)
TOPIX先物
現在値 2,707.00↓ (25/02/27 06:00)
前日比 -13.50 (-0.50%)
高値 2,733.50 (01:01) 始値 2,719.50 (17:00)
安値 2,704.00 (04:08) 前日終値 2,720.50 (25/02/26)
JPX日経400先物
現在値 24,535.00↑ (25/02/27 06:00)
前日比 -100.00 (-0.41%)
高値 24,750.00 (01:07) 始値 24,665.00 (17:00)
安値 24,480.00 (04:08) 前日終値 24,635.00 (25/02/26)
グロース250先物
現在値 664.00↑ (25/02/27 06:00)
前日比 -4.00 (-0.60%)
高値 672.00 (01:12) 始値 667.00 (17:00)
安値 662.00 (05:39) 前日終値 668.00 (25/02/26)
NYダウ先物 円建
現在値 43,539.00↑ (25/02/27 05:54)
前日比 -232.00 (-0.53%)
高値 43,910.00 (00:22) 始値 43,754.00 (17:00)
安値 43,390.00 (04:07) 前日終値 43,771.00 (25/02/26)
CME日経平均先物 円建
現在値 38,175.00 (25/02/26 15:59 CST)
前日比 +220.00 (+0.58%)
高値 38,470.00 始値 38,040.00
安値 37,730.00 前日終値 37,955.00 (25/02/25)
日経先物 CME[ ¥=円建て(NIY) $=ドル建て(NKD) ]
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高 時間
CME¥ 25年03月限 38,175 +220 37,955 0 38,470 37,730 27,221 06:59
CME$ 25年03月限 38,185 +210 37,975 0 38,485 37,745 8,371 06:59
CME¥ 25年06月限 37,805 +80 37,725 0 38,230 37,520 172 03:55
CME$ 25年06月限 38,080 +225 37,855 0 38,335 37,980 37 03:25
SGX日経平均先物
現在値 38,070.00↓ (25/02/27 05:14 SGT)
前日比 -140.00 (-0.37%)
高値 38,470.00 始値 38,200.00
安値 37,920.00 前日終値 38,210.00 (25/02/26)
日経先物 SGX
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高
SGX 2025/03(日中) 38,210 0 38,235 0 0
SGX 2025/03(夜間) 38,070 -140 38,210 38,200 38,470 37,920 8,720
SGX 2025/06(日中) 37,950 0 37,980 0 0
SGX 2025/06(夜間) 37,775 -175 37,950 37,965 38,090 37,775 82
長期国債先物
現在値 139.900↑ (25/02/27 06:00)
前日比 +0.180 (+0.13%)
高値 139.910 (17:55) 始値 139.730 (15:30)
安値 139.640 (15:56) 前日終値 139.720 (25/02/26)
2月27日本国債市場:債券先物は139円52銭で取引終了15:44 配信フィスコ
<円債市場>
長期国債先物2025年3月限
寄付139円78銭 高値139円78銭 安値139円27銭 引け139円52銭 30030枚
2年 469回 0.812%
5年 176回 1.041%
10年 377回 1.396%
20年 191回 2.046%
27日の債券先物3月限は弱含み。139円78銭で取引を開始し、午後の取引で139円27銭まで下落し、139円52銭で取引を終えた。主に10年債の利回りが上昇。
<米国債概況>
2年債は4.09%、10年債は4.27%、30年債は4.53%近辺で推移。債券利回りは上昇。(気配値)
<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は2.43%、英国債は4.50%、オーストラリア10年債は4.34%、NZ10年債は4.49%近辺で推移。(気配値)
日本国債3年
年利回り 0.865 (25/02/27 03:05)
前日比 -0.005
日本国債5年
年利回り 1.010 (25/02/27 03:05)
前日比 -0.010
日本国債10年
年利回り 1.355 (25/02/27 03:05)
前日比 -0.012
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
中国 上海総合指数
3,388.06 +7.85 +0.23% +4.23% +12.36% 19:43
中国 上海A株指数
3,551.07 +8.31 +0.23% +4.23% +12.34% 19:43
中国 深センA株指数
2,188.07 -5.74 -0.26% +9.46% +22.55% 16:00
中国 深セン成分指数
10,927.51 -28.14 -0.26% +7.60% +17.89% 16:00
中国 上海B株指数
263.24 -0.11 -0.04% -0.64% +0.72% 19:43
中国 深センB株指数
1,219.29 -1.26 -0.10% +1.49% +13.23% 16:00
中国 上海50A株指数
2,679.08 +12.42 +0.47% +3.69% +11.02% 19:43
中国 上海180A株指数
8,663.57 +5.47 +0.06% +3.66% +13.05% 19:43
中国 上海新総合指数(G株)
2,863.14 +6.65 +0.23% +4.24% +12.37% 19:43
中国 創業板指数
2,256.51 -11.71 -0.52% +9.34% +25.78% 16:00
上海/シンセン CSI300指数
3,968.12 +8.18 +0.21% +3.96% +13.54% 19:43
中国 深セン総合指数
2,091.66 -5.48 -0.26% +9.45% +22.54% 16:00
香港 ハンセン指数
23,718.29 -69.64 -0.29% +17.43% +41.26% 17:08
香港・ハンセン中国企業株指数(H株)
8,734.58 -58.31 -0.66% +18.31% +50.42% 17:08
香港・ハンセン中国レッドチップ指数
3,881.15 +4.14 +0.11% +7.70% +14.22% 17:08
韓国総合株価指数
2,621.75 -19.34 -0.73% +3.35% -0.13% 18:05
インド・S&P BSEセンセックス
74,612.43 +10.31 +0.01% -3.73% +2.91% 21:28
インド・CNXニフティ指数
22,545.05 -2.50 -0.01% -1.24% +1.56% 20:49
台湾・加権指数
23,053.18 -349.37 -1.49% -2.01% +22.27% 15:30
オーストラリア・S&P/ASX200指数
8,268.22 +27.54 +0.33% -1.67% +7.40% 14:57
ニュージーランド・NZX50種グロス指数
12,540.87 +88.41 +0.71% -3.53% +6.81% 2025/02/26
FTSEブルサマレーシアKLCIインデックス
1,586.60 -2.11 -0.13% +1.77% +1.78% 18:05
インドネシア・ジャカルタ 総合指数
6,485.45 -120.73 -1.83% -9.50% -10.98% 18:00
シンガポール・ST指数
3,921.19 +13.14 +0.34% +3.28% +24.19% 18:20
タイ SET指数
1,215.73 -15.41 -1.25% -9.34% -11.30% 19:03
ベトナム VN指数
1,307.80 +4.84 +0.37% +3.38% +5.68% 17:02
フィリピン 総合指数
6,124.09 -20.87 -0.34% -1.17% -10.74% 15:50
アジア株式市場サマリー 2025年2月27日午後 7:45
香港株式市場は反落。米半導体大手エヌビディア(NVDA.O), opens new tabの決算発表を受けて、テック株が値下がりした。中国株式市場は小幅高で引けた。
上海総合指数(.SSEC), opens new tab終値は7.8478ポイント(0.23%)高の3388.0622。
上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数(.CSI300), opens new tab終値は8.175ポイント(0.21%)高の3968.116。
香港ハンセン指数(.HSI), opens new tab終値は69.64ポイント(0.29%)安の2万3718.29。
ハンセン中国企業株指数(H株指数)(.HSCE), opens new tab終値は58.31ポイント(0.66%)安の8734.58。
香港のあるヘッジファンドのアナリストは「今日は中国のハードウエア関連株の地合いが弱い。エヌビディアの決算が市場予想とほぼ一致した場合、A株市場の関連銘柄は下落することが多い」と述べた。
時間外取引のエヌビディア株は決算発表を受けて上昇した後、不安定な取引の中、小幅に下落した。
中国の人工知能(AI)関連株(.CSI930713), opens new tabは2%下落。半導体関連株(.CSI931865), opens new tabは0.7%安。香港のハンセンテック指数(.HSTECH), opens new tabは1.3%安。
モルガン・スタンレーの中国担当チーフエコノミストは「市場心理と民間セクターの信頼感はテック部門を中心に改善している。これは心強いが、広範な経済の課題に対応するには依然として強力な政策支援と改革が必要だ」と述べた。
「(来週の)全国政治協商会議(政協)と全国人民代表大会(全人代)で一定の進展が見込まれるが、デフレからの決定的な脱却には、社会福祉、債務再編、企業信頼感などの分野で発想の転換と強力な改革が必要だ」と述べた。
バルフォア・キャピタルのスティーブ・アレイン・ローレンス最高投資責任者は、最近のテック株の高騰はバブルではなく、米国のテック株に比べてまだかなり割安感があると指摘。ただ、こうした銘柄が大幅な調整に見舞われる可能性もあり、一部のAI株はモメンタムだけで高騰していると指摘した。
ソウル株式市場は反落して引けた。米半導体大手エヌビディアのサプライヤーであるSKハイニックスが売られ、株価全般を押し下げた。一方、米国の関税を巡る懸念が投資家心理を圧迫した。
半導体大手SKハイニックスは1.87%下落。四半期決算を発表したエヌビディアの株価は、米国市場の時間外取引で荒い値動きとなった。エヌビディアは2ー4月期について力強い増益を予想した。 もっと見る
ユージーン・インベストメント・アンド・セキュリティーズのアナリストはエヌビディアについて、決算など力強い内容だったものの、市場のトレンドを反転させるには至らなかったと指摘。「トランプ氏の関税に関する度重なる発言も(株価を)圧迫した」と述べた。
トランプ米大統領は26日、メキシコとカナダに対する高率の関税発動をさらに1カ月遅らせることを示唆。また欧州連合(EU)からの、自動車などの輸入品に25%の「相互関税」を課す考えを表明した。
他の主要銘柄のうち、半導体大手のサムスン電子は0.53%安、電池メーカーのLGエナジー・ソリューションは0.94%安。
現代自動車は2.2%安、傘下の起亜は0.53%安。
外国人投資家は2378億ウォン(約1億6500万ドル)相当の売り越し。
シドニー株式市場は鉱業株高を追い風に3営業日ぶりに反発して引けた。
カンタス航空(QAN.AX), opens new tabは0.5%高。コロナ以降停止していた配当再開が好感された。 もっと見る
KCMトレードの主任市場アナリスト、ティム・ウォータラー氏は、「きょうは幾つか良い企業ニュースがあった。決算と企業ニュースの組み合わせが勢いづけた」と説明した。
鉱業株指数は4営業日ぶりに反発、1%近く上伸した。BHPグループは0.6%高、リオティントは1.1%高。
金融株指数は上げ幅を削り、横ばい。ナショナル・オーストラリア銀行とコモンウェルス銀行は下落して終了。一方でオーストラリア・ニュージーランド銀行とウエストパック銀行はそれぞれ0.3%高。
スーパーマーケット大手コールズグループ(COL.AX), opens new tabは上場来高値を更新。同社は中間決算で利益が事前予想並みだったほか、少なくともここ5年で最高額となる配当の実施を表明した。
KCMトレードのウォータラー氏は「競合するウールワースの決算が期待外れだった後、コールズから堅調な数字が出てきたことで、幾分安心感が広がった」と指摘した。ポジティブな地合いは生活必需品株指数にも広がり、同指数は1.6%高。
終値
前日比
%
始値
高値
安値
コード
中国
上海総合指数
3388.0622
+ 7.8478
+ 0.23
3378.4494
3388.7808
3353.5712
(.SSEC)
前営業日終値
3380.2144
中国
CSI300指数
3968.116
+8.175
+0.21
3961.064
3973.932
3933.461
(.CSI300)
前営業日終値
3959.941
香港
ハンセン指数
23718.29
-69.64
-0.29
23783.75
24076.53
23441.74
(.HSI)
前営業日終値
23787.93
香港
ハンセン中国株指数
8734.58
-58.31
-0.66
8795.89
8911.67
8624.12
(.HSCE)
前営業日終値
8792.89
韓国
総合株価指数
2621.75
-19.34
-0.73
2637.63
2638.47
2610.47
(.KS11)
前営業日終値
2641.09
台湾
加権指数
23053.18
-349.37
-1.49
23446.46
23487.73
23053.18
(.TWII)
前営業日終値
23402.55
豪
S&P/ASX指数
8268.20
+27.50
+0.33
8240.70
8300.00
8240.70
(.AXJO)
前営業日終値
8240.70
シンガポール
ST指数
3921.19
+13.14
+0.34
3915.44
3921.19
3893.52
(.STI)
前営業日終値
3908.05
マレーシア
総合株価指数
1586.60
-2.11
-0.13
1587.99
1588.29
1583.45
(.KLSE)
前営業日終値
1588.71
インドネシア
総合株価指数
6485.448
-120.730
-1.83
6609.888
6626.260
6443.22
(.JKSE)
前営業日終値
6606.178
フィリピン
総合株価指数
6124.09
-20.87
-0.34
6151.30
6168.83
6122.05
(.PSI)
前営業日終値
6144.96
ベトナム
VN指数
1307.80
+4.84
+0.37
1307.31
1307.87
1296.43
(.VNI)
前営業日終値
1302.96
タイ
SET指数
1215.73
-15.41
-1.25
1228.65
1235.11
1212.54
(.SETI)
前営業日終値
1231.14
インド
SENSEX指数
74612.43
+10.31
+0.01
74706.60
74834.09
74520.78
(.BSESN)
前営業日終値
74602.12
インド
NSE指数
22545.05
-2.50
-0.01
22568.95
22613.30
22508.40
(.NSEI)
前営業日終値
22547.55
中国 上海総合指数 アジア株価 リアルタイムチャート
ニュージーランド 13:39 12,540.87 +88.41▲0.71% H:12,560.48 L:12,417.17
CFD日経平均 23:45 38,148.00 日経比-108▼0.28% H:38,397 L:38,117
中国上海B株 02/27 263.24 -0.11▼0.04% H:263.88 L:261.06
中国上海A株 02/27 3,551.07 +8.31▲0.23% H:3,551.81 L:3,514.89
中国深セン成分 02/27 10,927.51 -28.14▼0.26% H:10,999.48 L:10,792.08
中国深センB株 02/27 1,219.29 -1.27▼0.10% H:1,222.47 L:1,213.50
中国深センA株 02/27 2,188.07 -5.74▼0.26% H:2,202.34 L:2,157.90
CFDHangSeng サンデー 23:45 23,542.90 指数比:-175▼0.74% H:24,054 L:23,460
香港レッドチップ指数 16:59 3,876.62 -0.39▼0.01% H:3,895.46 L:3,838.03
27日の中国本土市場概況:上海総合0.2%高で続伸、消費関連に買い17:32 配信フィスコ
27日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比7.85ポイント(0.23%)高の3388.06ポイントと小幅ながら続伸した。年初来高値を更新している。
中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ。中国では来週3月5日、各種政策を決定する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開幕する。景気浮揚のため追加の消費刺激策が打ち出されるとの観測も広がった。もっとも、上値は重い。米関税政策の不透明感を嫌気し、指数は安く推移する場面もあった。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、食品飲料や酒造、小売など消費関連の上げが目立つ。内蒙古伊利実業集団(600887/SH)が2.8%高、仏山市海天調味食品(603288/SH)が1.9%高、東鵬飲料集団(605499/SH)が1.4%高、山西杏花村フェン酒(600809/SH)が2.7%高、貴州茅台酒(600519/SH)が1.8%高、三江購物(601116/SH)が5.0%高、永輝超市(601933/SH)が3.1%高で引けた。
銀行株もしっかり。上海銀行(601229/SH)が2.8%、興業銀行(601166/SH)と江蘇銀行(600919/SH)がそろって2.3%、招商銀行(600036/SH)が2.2%、重慶農村商業銀行(601077/SH)が1.3%ずつ上昇した。不動産株、医薬株、空運株、エネルギー株なども買われている。
半面、ハイテク株は急落。スマートシティ関連の雲賽智聯(600602/SH)が9.2%安、産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が3.6%安、モバイル端末ODM(相手先ブランドによる設計・生産)の華勤技術(603296/SH)が3.2%安、スーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(603019/SH)が2.3%安で取引を終えている。テック産業の支援策や、AI産業の拡大見通しなどで、このところ株価が急伸していた。通信ネットワーク株、軍事関連株、素材株、公益株も売られている。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.11ポイント(0.04%)安の263.24ポイント、深センB株指数が1.26ポイント(0.10%)安の1219.29ポイントで終了した。
亜州リサーチ(株)
27日の香港市場概況:ハンセン0.3%安で反落、テック指数は1.2%下落17:56 配信フィスコ
27日の香港市場は、主要83銘柄で構成されるハンセン指数が前日比69.64ポイント(0.29%)安の23718.29ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が58.31ポイント(0.66%)安の8734.58ポイントと反落した。売買代金は4064億6500万香港ドル(約7兆8120億円)に膨らみ、今年最高を更新している(26日は3701億3080万香港ドル)。
米関税政策の警戒感が強まる流れ。トランプ米大統領は26日、欧州連合(EU)からの輸入品に対する25%の関税賦課を検討中で、近く発表する予定だと語った。すでに米政権は、2月4日付で中国からの全輸入品に10%の追加関税を賦課している。売り圧力も意識。前日のハンセン指数は3.3%高と急上昇し、約3年ぶりの高値を付けた。足元の相場上昇をけん引していたテック株に利食い売りが入り、ハンセン科技(テック)指数は1.2%安と他の主要指数をアンダーパフォームしている。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国では来週3月5日、各種政策を決定する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開幕する。当局は景気浮揚のため、追加の消費刺激策が打ち出すとの観測も広がった。指数はプラス圏で推移する場面もみられている。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、通信機器・自動車メーカーの小米集団(1810/HK)が5.7%安、通信キャリア大手の中国聯通(762/HK)が5.1%安、旅行サイト中国大手の携程集団(9961/HK)が4.7%安と下げが目立った。
セクター別ではクラウドやAI(人工知能)技術関連が安い。金山雲HD(3896/HK)が10.3%、金蝶国際軟件集団(268/HK)が4.2%、微盟集団(2013/HK)が3.6%、北京第四範式智能技術(6682/HK)が8.5%、青島創新奇智科技集団(2121/HK)が4.7%ずつ下落している。テック産業の支援策や、AI産業の拡大見通しなどで、このところ株価は大幅に上昇した。
証券セクターもさえない。中国国際金融(3908/HK)が3.5%安、広発証券(1776/HK)が2.7%安、中国銀河証券(6881/HK)が1.6%安で取引を終えた。中国国際金融と中国銀河証券は前日、合併観測で急伸していたが、この日は売りに押されている。前日引け後、両社は合併観測を否定した。
太陽光発電の関連銘柄も売られる。陽光能源HD(757/HK)が2.6%安、福莱特玻璃集団(6865/HK)が2.4%安、協キン科技HD(3800/HK)が1.6%安と値を下げた。
半面、中国の不動産セクターは続伸している。碧桂園HD(2007/HK)が17.7%高、世茂集団HD(813/HK)が14.3%高、広州富力地産(2777/HK)が5.3%高、龍湖集団HD(960/HK)が4.5%高で引けた。
自動車セクターも総じて高い。長城汽車(2333/HK)が7.4%、蔚来集団(9866/HK)が6.5%、小鵬汽車(9868/HK)が6.2%、吉利汽車HD(175/HK)と浙江零ホウ科技(9863/HK)がそろって6.0%ずつ上昇した。
一方、本土マーケットは続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.23%高の3388.06ポイントで取引を終了した。消費関連が高い。銀行、不動産、医薬、空運、エネルギーなども買われた。半面、ハイテクは安い。通信ネットワーク、軍事関連、素材、公益も売られた。
亜州リサーチ(株)