渋野日向子選手のスイング改造=不振の理由の一つ→前に書いた記事に通ずる内容ですな
そして、置かれた状況の厳しさも「その通り」と言いたいが、ただ、せっかくのあの才能は消えてほしくないし、ぜひとも復活してほしい気持ちを出した事だけは言っておきたい
以下引用
渋野日向子は今季トップ30ゼロ…米女子ツアーで影が薄くなるばかり 全米女子は41位T発進
2021/06/04 14:20日刊ゲンダイDIGITAL
メジャーで活躍し続けなければファンの心には残らない(渋野)/(C)共同通信社
(日刊ゲンダイDIGITAL)
【全米女子オープン】第1日
今季海外メジャー第2戦が開幕、昨年大会で4位に入った渋野日向子(22=サントリー)は4バーディー、6ボギーの2オーバーの「73」、第1ラウンドを41位タイで終えた。
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その渋野の認知度が、急降下している。
海外初出場の2019年全英女子オープンを制して、日本人選手では樋口久子以来42年ぶりのメジャー優勝と国内で一躍時の人になった。
ところが、コロナ禍の翌20年シーズンから未勝利。
今年は日本ツアー4戦を消化してから渡米し、4月のメジャー「ANAインスピレーション」(予選落ち)から米ツアーに専念。5試合に出場してトップ30が一度もない。
「昨年12月の全米女子オープンはメジャー2勝目のチャンスでした。その時、米ゴルフ誌のウェブサイトに『シブノ WHO?』という記事が載ったのです。大会3日目まで首位だったことを受けての記事ですが、19年全英優勝が『10年前のことのように思える』と書かれていました。もっとも、昨年の全米女子オープンに勝ったキム・アリムのことを、日本のゴルフファンが覚えていないのと同じように、メジャーで活躍し続けなければ米ゴルフファンの記憶に残らないのも仕方ないでしょう」(米ゴルフ事情に詳しい吉川英三郎氏)
成績不振の理由にオフに取り組んだスイング改造がある。トップの位置を低く、スイングプレーンがフラットになった。
「形ばかり気にして、以前のように思い切りのいい振りが見られなくなった。方向性を重視してのフェアウエーキープも大切ですが、メジャーの高速グリーンになると、短い番手でスピンをかけてボールを止めることが出来るかがスコアメークのカギになる。飛距離を犠牲にして、爆発力が消えてしまったように見えます」(米ツアー記者)
「ANAインスピレーション」で渋野のドライバー飛距離は263ヤード(パーオン率58.3%)。完全優勝のP・タバタナキット(21=タイ)は323ヤード(同84.7%)と大差をつけられた。
19年全英では、距離の短いパー4でワンオンを狙うなど怖いもの知らずでドライバーを気持ちよく振り切ってメジャータイトルを獲得した。その時のプレースタイルが、いまの渋野には必要だ。