駄馬にも乾杯を

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【秋華賞】レース展望to各馬チェック

2024-10-08 09:51:53 | 秋華賞

【秋華賞】レース展望


牝馬3冠の最終戦、第29回秋華賞(GI、芝2000メートル)が13日、京都競馬場で行われる。タイトな内回りコースが舞台で、波乱の可能性も十分にありうる一戦だ。

チェルヴィニア(美浦・木村哲也厩舎)は外から鋭く差し切ってオークスを制覇。GIホースの仲間入りを果たした。それ以来、5カ月の休養明けで、背丈が伸びて、ひと夏の成長が著しい。これまで直線が長いコースばかり走っているが、ある程度、ポジションを取る競馬もできるタイプ。初めての内回りにも対応してみせそうだ。

ステレンボッシュ(美浦・国枝栄厩舎)は桜花賞を勝ったあと、2冠を目指した前走のオークスは2着。直線半ばで先頭に躍り出たものの、外から勝ち馬に出し抜けを食うような感じだった。とはいえ、3着馬には1馬身¾差。底力は示しており、3冠目で改めて。

クイーンズウォーク(栗東・中内田充正厩舎)は直線で鋭く伸びてローズSを制覇。ひと夏を越して、パワーアップした印象だ。春は桜花賞8着、オークス4着に終わったが、ともに大きく負けてはいない。完成度の差が出た形で、秋は前述2頭を逆転する可能性が十分ある。

※ローズS組は近年劣勢だが

クリスマスパレード(美浦・加藤士津八厩舎)は紫苑Sを2番手から抜け出して、レコード勝ち。芝で4戦3勝、負けたのはサンスポ賞フローラSの4着だけと底を見せていない。先行力が持ち味だけに、京都の内回りは持ち味を存分に生かせそうだ ※有望だがこの馬が来るとレースは超平穏に?

ボンドガール(美浦・手塚貴久厩舎)は年長馬相手のクイーンSで2着と健闘し、前走の紫苑Sも3着。もうワンパンチほしい感じはあるが、手堅い走りは侮れない

しぶとい先行力という点ではセキトバイースト(栗東・四位洋文厩舎)も見逃せない。チューリップ賞2着、ローズS3着はともに逃げ粘ったもの。内回りコースを生かして上位を狙う  ※複穴候補

 

【秋華賞2024】出走予定馬最速チェック

クイーンズウォーク
前走のローズSは2番人気1着。抜けた1番人気レガレイラの8枠15番に対し、2枠2番を引けた。緩い流れなのに縦長馬群になり、レガレイラは最後方、こちらは中団と位置取りも良く、力上位の馬らしく直線は難なく突き放した。ベスト距離を掴みにくいが、落ち着いて走れるなら2000mは大丈夫。スタート後少し行きたがっていた。

クリスマスパレード
前走紫苑Sの勝ち時計は1分56秒5、ジャスティンミラノが皐月賞で記録したレコードを0秒7も更新した。とはいえ、こちらは超高速馬場の開幕週だった。額面どおりに評価しづらいが、1000m通過は58秒8、後半は加速ラップ。2、3着馬は控えており、番手から抜けた内容は評価できる。本番でも強気にいけそう。

コガネノソラ
3走前のスイートピーS1着は1000m通過57秒5のタフな競馬で、直線伸びあぐねる馬の多いなか、上がり最速34秒1を使った。前走のクイーンS1着も、後半4ハロンに11秒台が並ぶ持続ラップ。得意の流れで進路取りもスムーズ、中団から差しが決まった。道悪と51キロも味方していた格好。苦しい流れで相対的に優位に立てる。

ステレンボッシュ
阪神JF2着の決着時計1分32秒6はレースレコード。この世代の牝馬マイル路線は結局この組が強く、桜花賞1着は阪神JF1着のアスコリピチェーノと着順が入れ替わる形。エピファネイア産駒で距離延長はむしろ良く、オークスも2着に走った。キャリア6戦はオール連対で崩れにくい。難しい感じがなく、内回りもこなせそう。

セキトバイースト
今年のチューリップ賞2着馬。稍重の条件下、ハナを切り半マイル46秒0と緩みない流れをつくり、1,3着馬が4角2桁位置から台頭するなかよく粘った。前走のローズSは2ハロン延長し、キャリア初の2000m。2番手以下を離した逃げも、1000m通過60秒3と緩め。距離はもったが、マイペースだった。G1の流れでどうか。

タガノエルピーダ
昨年の朝日杯FS3着は、差しに向く流れを好位から粘った。その実績から、次のチューリップ賞は1番人気だったが4着まで。これは大外枠が響いた。忘れな草賞を順当勝ちし、オークスは16着。初の関東遠征で距離も長かったか。前走のローズS4着は、内枠から緩い流れを好位につけられた。少し物足りず、2000mでもやや長いきらいがある。

チェルヴィニア
昨年は新馬2着から、未勝利→アルテミスSと連勝。今年初戦の桜花賞は大外枠から好位へつけるも13着止まり。マイルは適性より短く、直線は右に行きたがり、進路が狭くなる不利も重なった。それでも、オークスは2番人気に押され、きっちり支持に応えた。前崩れの展開が向くも、長い距離は合う。距離短縮と右回りが課題。

ボンドガール
新馬戦は後のオークス馬チェルヴィニアを下し初勝利。続くサウジアラビアRC2着で、折り合い難を露呈する。そんななか、キャリア6戦の着外はNHKマイルC(17着)だけ。これは直線で進路が塞がった。近2走はクイーンS、紫苑Sと距離を延ばし、後方で折り合いに専念して2→3着。気性的に出していきづらく、展開待ちになりそう。

ミアネーロ(津村は関西結構わかってるが)
フラワーC勝ちは1000m通過60秒0から、後半4ハロン12秒0が連続するラップ。中団インからラチ沿いを押し上げ、4角6番手から直線もロスなく走った。そんな器用さは前走の紫苑Sでも発揮され、最内枠から上手く立ち回り、直線は外に出して2着。上がりは最速の33秒0と力強さも加わった。内回りはもってこい。 ※少し気になる存在

ランスオブクイーン
デビュー3戦目、未勝利2着時の勝ち馬チェレスタは、7月に1勝クラスを勝ち、ローズSを2着。こちらは4戦目に初勝利を挙げ、続くオークスでは14番人気5着と健闘した。8枠18番からハイペースを先行と内容も濃い。その後1勝クラスを勝ち、前走の2勝クラスは、初の道悪で1番人気3着だった。良馬場のほうが走りやすそう。 ※クィーンウォークと並び配置になったら面白いところあるかも?w


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