現役時独特な存在感があったダイワメジャーが種牡馬になってからは”特徴的な適性”の産駒を出している事はファンの間でもかなり知られている事だが。
まず産駒デビュー初期の頃から「早熟」傾向が見られたことと「メジャーの初ダート」は買えという声が上がるほどダートへの適性の高さも認知されていた
しかし、デビューした馬が古馬になってからなんとなく知られて来たのが”距離の壁”がありそうだというのと同時に、早熟と言うのとは別に、亡くなった岡田総帥が指摘した「筋肉の硬さだったか関節のことだったか」が理由で、古馬になってからの成長があまり期待できない…みたいな。
下記の引用記事を読めばはっきり判るが、距離に関しては朧げながら少し意外な気もした。
この部分では(内容は違うが)クロフネ産駒と同じだなーと今さらながら認識したってところかな
クロフネ産駒のソダシが今年の同世代牝馬では抜けた存在になってるが、はたしてクロフネ初の2400m重賞勝ち馬になれるか?
そしてダイワメジャー産駒の特性をレシステンシアが打ち破れるか(Vマイルで・・・ではなくても)
まあ、アドマイヤマーズがすでに出ているけどw
という事で、自分はどちらも「血の宿命」が出るんじゃなかろかと見込んでおりまするが・・・
サトノレイナスが余計な色気持たずにオークスに出てればソダシは多分負けたと思うんだが・・・?ダービーに回ったせいでソダシを負かす馬いなくなった(笑)
=抜粋=
ダイワメジャーのG1勝ち鞍は1600mと2000mだけだったが、5~6歳時には有馬記念(G1)で2年連続3着に好走するなど、2000mを超える距離もこなした。また、皐月賞を制してはいるが、本格化したのは5歳以降で、どちらかというと晩成のイメージが強かった。
しかし、その産駒の特徴は父の現役時代とはやや異なっているようだ。
まず距離適性だが、基本的には1600mまでが守備範囲。特に重賞クラスになるとそれが顕著で、産駒が挙げた芝の重賞40勝のうち38勝が1600m以下。うち20勝がマイル戦だ。残りの2勝は1800mで、2000m以上の重賞では120戦して未勝利。重賞クラスにおいては、自身が現役時代に見せた距離の融通性は産駒に伝わっていない。
また、自身が安田記念を勝った東京芝・1600mコースの成績にもある傾向が見られる。産駒が挙げたマイル重賞20勝のうち、東京では5勝しているが、その全てを3歳春までに挙げているのだ。年齢別で見ると、ダイワメジャー産駒の意外な傾向が浮かび上がってきた。
【ダイワメジャー産駒、東京芝1600m の重賞通算成績】
2~3歳春 「5-2-8-21」(複勝率41.7%)
3歳夏以降 「0-1-0-30」(複勝率3.2%)
3歳春までに東京マイル戦で挙げた5勝のうち実に3勝はG1のNHKマイルCだった(12年カレンブラックヒル、16年にメジャーエンブレム、19年アドマイヤマーズ)。これらの一流ダイワメジャー産駒をもってしても、3歳夏以降は東京芝のマイル戦では好走できず。31戦して2着が1度あるだけだ(13年東京新聞杯2着のダイワマッジョーレ)。