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英彦山を巡る オオヤマレンゲに会いたくて

2014年06月16日 | 山登り

 「森の貴婦人」とはよくいったものだ。いい代名詞である。実にピッタリだ!
 そう、今が旬の「オオヤマレンゲ」のことである。

 ということで、今回は英彦山に「オオヤマレンゲ」を見に行った。

 私が「オオヤマレンゲ」の咲くところを知っているのは、久住の大戸越付近と、霧立の向坂山、そして今回登った英彦山だ。大戸越は先週のミヤマキリシマを見に行ったときに立ち寄ってはみたが、まだ固いつぼみ状態だった。

 その他にも、鳴子山をはじめいくつかの情報は知ってはいるがまだ行ったことがない。

 それで近頃では、近場でお手軽コースである英彦山の「オオヤマレンゲ」観賞が、この時期の定番コースの一つになっている。

 つまり、「オオヤマレンゲがおいらを呼んでいる。」なのだ。(え!)

 今回は、いつものメンバーが結構忙しくて、Yと私の二人。

 朝、少し用事があったので、博多区でYを拾って、8:40に太宰府インターから高速に入る。

10:30 豊前坊に着く。「サッカーワールドカップ」のせいか、比較的登山者が少ない。


 高住神社にお参りをして登り始める。まず、少し終わりがけのユキノシタ。


 暑さを意識して、スポーツドリンクを凍らせてきたので、水分補給のためこの水でのどを潤す。


 このルートは、自然林の中でとても感じがいい。1年ぶりの再会に期待で心がはずむ。
 

 11:20 最初の目的地のオオヤマレンゲ(1)に着いた。「咲いてる!咲いてる!」


 やはりオオヤマレンゲは素敵だ。「清楚で、凛としている。!」どうしてこんなにも美しいのか?


 

オオヤマレンゲの真っ白な美しさをカメラで切り取るのは中々難しい。


 ただ、数多くとるだけだが、そのうちの良いものを。


 今日はまだ、いくつかのところに行く予定なので、先を急ごう。


 11:37 北岳の肩に着いた。今日は先週と違い調子がいい!


 11:43 少し先のオオヤマレンゲ(2)に着いた。



 この場所は、岩場の最中のところで、カメラで撮るのが大変。

 ツクシドウダン? やはりベニドウダンかな。


 北岳が近づいてきた。


 景色も最高だ!

 
 大きな木にはツルアジサイが咲いている。


 この花はなに? 後で調べよう。 コナスビかな。


 12:09 北岳に着いた。




 北岳から中岳への稜線も素敵だ。


 ヤマツツジも咲いている。


 12:41 オオヤマレンゲ(3)に着く。ここは今回初めて確認できたところ。



 残念ながら、まだつぼみ。

 12:45 中岳に着く。早速ランチ。

 実は私は大失敗をしていた。道の駅で購入した「お握り」を車の中に忘れてしまったのだ。
 Yさんのご厚意により、半分ほどおすそ分けしてもらった。「ただ、ただ感謝」

 ランチの後は、ヒコサンヒメシャラの撮影。


 つぼみははっきりとピンク色が分かる。


 

 時にはこんなのも。




 13:45 中岳出発。
だいぶ傷んでいる。

 本当は、もう2か所のオオヤマレンゲを廻る予定だったが、急にコースを変えて、北西尾根を下ることにした。初めてのルートで心が躍る。





 
 14:07 梯子地点通過。結構いいコースだ。

 
 雨の後は、滑るだろうな。


 ツクシタツナミソウが咲いている。Yさんは熱心にパチリ。


 ついでに私も。


 こんな大きなブナの木も。


 モミジウリノキにも遭遇。


 

 15:25 豊前坊の駐車場に無事に到着。

 途中で、こんな景色にも出会った。ハンカイソウで谷がおおわれている。


 17:15 杷木にある「ゆのやまの湯」にて汗を流して帰福した。


 あぁ~あ! だんだんと春から初夏にかけての花たちが過ぎさっていく。

 これから先、秋のシーズンまでどこに行くのか考えなければいけないな。



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