あっと驚く「チョウゲンボウ」と「イタチ」！（室見川カワセミ日記108）

 

本格的な「鳥見」がスタートしている。

少しずつではあるが、鳥見のフィールドが広がってきた。

はじめはほとんどがすぐ近くの室見川の流域でカワセミが中心だった。

それが、今では今津や佐賀の東与賀、伊万里までも出かけたりしている。

それから、ウミアイサなどを追って博多湾の和白干潟や海の中道、志賀島へも。

 

そして、今年は今津に足繁く通っている。

狙いの「鳥」がふたつあるので。

 

１１月のある日、今津のいつもの所へと行ってみた。

この時は,まだ落葉していないが、風の強い日に全て散ってしまった。

 

 

この近くでルリビタキを見かけたので、じっと待っていると、

 

 

すぐ近くに、「ジョウビタキ」の♀が現れた。

 

 

それをカメラで追いかける。

 

 

車の中からカメラを向けると、

あまり警戒しない感じ。

 

 

そうすると、♀同士の追いかけが目の前ではじまった。

 

 

もう少し動きに強いカメラをと思うけど、

 

 

まぁ、今のところこんなのが切り撮れればいいかな。

 

 

木に何かが止まった。

「カワラヒワ」の群だね。

 

 

カワラヒワが去ると、「モズ」さんがやって来た。

タカサゴモズならば最高なんだけれど。

 

 

また、目の前に「ジョビコ」さん！

 

 

と、田んぼの片隅で何かが動いた。

 

 

おっと！これは「イタチ」だね！

 

 

「鳥」を狙っているのかと思ったら、

 

目の前で、カエルを捕まえてバリバリと食べてしまった。

もう少しリアルなのを撮ってはいるが,自然の営みとはいえ割愛。

 

すぐ近くに「ジョウビタキ」の♂が現れたが大丈夫なのか心配してしまう。

 

 

「イタチ」が動く！

 

 

「ジョウビタキ」も動く！

 

 

ジョビオさんが間に入る感じ。

 

 

と、「イタチ」の上空を何かがかすめた。

 

慌てて「イタチ」が藪の中に飛び込む。

 

「今のは何だ？」と思ったら、近くの木に止まった。

 

 

振り返ってくれー！

 

 

何と、「チョウゲンボウ」だった！

 

 

イタチが小鳥やカエルを狙い、そのイタチがチョウゲンボウに狙われる！

 

 

自然界の摂理とはいえ、とっても厳しいね！

 

 

目の前で繰り広げられたドラマに心がしびれる。

カメラでは追いかけられない場面もあったが、いいものを魅せてもらった。

 

そんなことを思っていたら、

 

「チョウゲンボウ」が目の前を飛んでいった。

 

少しだけかも知れないが、「鳥見」の醍醐味を味わったのかも知れない。