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「常念岳・蝶ヶ岳遠征記」-その3-(胸突八丁から常念小屋まで )

2019年08月17日 | 常念岳・蝶ヶ岳遠征記

一ノ沢登山口から常念小屋までは、高度差1140㍍ほど登る。


12:00 「胸突八丁」(2090)までおおよそ600㍍ほど登ってきた。



残りの500㍍が急登となる。暑さはそれほどでもなく、どうにか頑張れそうだ。

さぁ、気を引き締め直して登ろうと歩きはじめたその時、



偶然にも「ラン」の花が目に入った。

帰ってきて調べたら、「シロウマチドリ」のようだ。


今からの急登を応援してくれてる気がして、



あたり一面のお花畑ではあるが、とっても急斜面!



ここで、「センジュガンピ」の登場。



遠い昔に見たことがあるような気もするが?



急登の連続だが、たまにはこんなところもね!



山道をこの花も彩る。

「ミヤマオミナエシ」


キリンソウに止るは、「ベニヒカゲ」か?



さらに登っていく。



高度を上げていくとこんなところも!



Yさんは!余裕があるのかはじけてる!



「ミヤマカラマツソウ」?



急登の中でも「クルマユリ」をパチリ。



遠くに稜線が見えてきた。



この花は?



12:44 最終水場(2250㍍)で喉を潤す。



だいぶ疲れてきてはいるが、気分新たにがんばる。



厳しい登りもあるんだよね!



ただ、山道のお花さんに癒やされながら、



13:07 そこそこ元気に、第1ベンチに!後800。



またまた、「イチヤクソウ」の登場だ。



そして、すぐ近くには「ベニバナイチヤクソウ」もね!



これは、「マルバダケブキ」?



13:32 そろそろお疲れモードか?第2ベンチ。後500.



そして、多分、期待を込めて「キソチドリ」



13:40 どうにか最後の第3ベンチ。



「カニコウモリ」は、至る所で咲いていた。



さぁ、もう一踏ん張りだ!



それでも「イワツメグサ」なんぞを撮ったり、



「ウサギギク」は何だかほっとさせてくれる。



そして、二千㍍を遙かに超えてると思うが
「ウメバチソウ」が咲いていた!


14:16 そして、やっとこさで「常念乗越」にとうちゃこ!



皆さん、よくがんばりました。それなりの6時間半でしたね!


常念小屋で宿泊手続きを済ませて、



荷物を整理してから、周辺散策に



宿泊者はとっても多いそうで、
天幕場もいっぱいだ。


さぁ、今日の締めの花のとこへと向かおう。
「ミヤマコゴメグサ」


こんな高いところにも鳥さんがいるんだよね!



「イワヒバリ」の親子さん。



こっちには、「ホシガラス」。



小屋から少し歩くとこの花が咲いている。



「コマクサ」は、やはり北アルプスのお姫様だ!



Aさんは、この花をとっても楽しみにされていた。



コマクサの咲くところから、明日登る常念を望む。



残念なことに、目的の「槍・穂高の稜線」は雲の中。


「北穂高」が少しだけ見えて喜んだ。


小屋に戻って、夕食前に少しだけ乾杯。



そして、この日の夕ご飯。



こうして、取りあえずは、1日目の夜を迎えた。

ただ、この日は、これからが大変だった。それはまたの話しに!





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