
昨日は(7月30日)、小雨の中を6時間で1500㍍を登ってきた。
私がいなかったせいか、予想していたよりは早かったようだ。
ただ、問題は今日(31日)なのである。
できれば、晴れた中を「これ以上望むべきものなどない山歩き」にしたい。
昨夜眠りにつく時、心から願った!「あーした天気になーれ!」と。

その願いが通じたのか、はたまた雨男の誰かさんがいないせいなのか、
3:10に起床して準備をして外に出ると星空だ!
4:15 富士も薄闇の中に佇んでいる。

ヘッドランプをつけて、いよいよとても長い1日がはじまった。

千枚岳へと登っていくと、夜が明けてきた。

そして、「キター!」

絶対的に、「キター! キター!」

何と美しいのだろう!

富士も朝焼けに染まっていく!

ただただ、荘厳な儀式の前で、何を思う「Yさん?」

振り返れば、赤石も朝の儀式の中で染まってる!

さぁ、朝の感動の一時の後は、長い長い山道へと歩きだそう!
この山行では幾多の花に会えるのも楽しみなんだが、早速、

「千枚岳」への登りでもいろいろと!

そして、「タカネビランジ(白花)」が咲いていた。

5:45 千枚岳頂上にとうちゃこ。

これから向かう赤石岳もその雄姿を見せてくれる。

タカネマツムシソウだね。

写真だけではよく分からないが、イブキトラノオかな?

そして、タカネビランジ(ピンク)

この花は?

タカネマツムシソウ

花ばかりに見とれてもいけない!しっかりと前を向いて。

しかし、しかしである。何はともあれ花ばっかし!

これは、まだ見ぬシコタンソウかな?

何と贅沢なことか!チシマギキョウとタカネビランジのコラボ!

もしかすると、これからこんなのがどしどし出てくるのか?
あまり花ばかりに気をとられてもいけない!しっかりと前を向いて!

とは言ってもやっぱし、花は気になる!

何の花かは考えてはおれない!目の前には絶景が!

富士を常に横に見ながら、赤石を目指す。

ずっと、ずーと向こうに見えるは?

果たして、あんな遠くに赤石小屋が見えるなんて!
向こうの稜線のだいぶ下りたところに赤い屋根が!
超ロングは、はじめから覚悟の上だけど、ちょっと遠いかな?
イカンいかん、気持ちを持ち直して先へと歩いていこう!

でも、花は気になる。

次の目標の丸山には、快適な稜線を歩く。

ケルンの先に見えるは、赤石だね!まだまだ!

丸山が近づいてきた。

おっと!この花は撮っとかないと!

振り返ると、

北岳、間ノ岳方面がくっきりと!

だけど、どれが何でなんて時間を使えない!とにかく前へ!

しかし、しーかし!赤石はというと、まぁーだだよ!と言わんばかり!

そのことを忘れるように、下を見る。

6:20 ようやく丸山に とうちゃこ!

まだ、荒川東岳にも到着していない。
果たして超ロングを踏破できるのだろうか?
登ったつもりの「荒川三山、赤石岳」遠征記4に続く!
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