千枚岳からの南斜面には、お花畑がこれでもかというほど広がっていた。
それが、「丸山」の直前まで続いていたのだが、最初から何という贅沢なことか!
6:20 そして、「丸山」 とうちゃこ!
「丸山」からは、富士の眺めはもちろん、素晴らしい眺望に酔いしれる!。
「丸山」の次は、割と簡単に「荒川東岳」に着くのだが、その間にも。
ハクサンイチゲ
ミヤマダイコンソウかな?
簡単といっても岩稜帯も少しはね!
シコタンソウの群生に感激!
こんなところを歩いていくと、もうすぐ「荒川東岳」へ!
わずかに残雪も見ることができた。
あそこまで上がると、
「赤石岳」はまだまだずいぶんと遠いが、一歩一歩近づいてく。
そして、ゆっくりと歩いて
7:05 「東岳(悪沢岳3141㍍)」にとうちゃこ!
やはり、「東岳」と言うよりは「悪沢岳」の方が響きが良いね!
とは言っても、そんな思いにゆっくりひたる余裕はない。
まだまだ先は長いのだ。
次のピーク「中岳(3083㍍)」へと急ぐ。
ここで、絶景を見ながら簡単にエネルギーを補給。
次の「中岳」へと歩みを進める。
鞍部まで下る途中で、「中岳」避難小屋が見えかくれしてくる。
そして、少しずつ登り返しがきつくなってくる。
縦走とはそんなものであるが、アップダウンが恨めしい。
しかし、この稜線にも花がたくさん!
ヒメヨツバシオガマ?
天空の「ミヤマオダマキ」
こちらは調査組へ。(シコタンハコベ?)
ホソバトリカブト?
ツガザクラ?
鞍部を過ぎて、「中岳」を見上げる。
タカネヤハズハハコ?
※写真で名前を推測してるので、間違いが多々あるかもしれない。
後日、時間を掛けてゆっくり同定したいので、すみません。
おっと!これはチングルマだね!
ナナカマド
また出てきた、コバノコゴメグサ
「中岳」への登り返しの最後に、とてもうれしい出会いがあった!
懸命に登っていると、どこからとなく「ライチョウ」のヒナが登場!
すぐ近くには、親鳥もちゃんといる!
Aさんが登ってくるのを歓迎するかのような「ライチョウ」!
8:32 そして、ようやく「中岳(3083㍍)」にとうちゃこ!
ここでは小休止にとどめ、頑張って荒川三山の最後のピークへと足を進めよう。
荒川小屋への分岐にザックを置いて、「前岳」に登る。
8:55 「前岳」にとうちゃこ!
ここにも足跡を残さないとね!
あっけないほど、「前岳」の頂上は近かったが、
急いで分岐に戻って、荒川小屋へと下りはじめる。
荒川小屋は、標高2610㍍だから、ここから約500㍍下りることになる。
うーん!ここには是非、吊り橋を!と思ってしまう!
「そんなことを思うのは、山への冒涜だ!」なんて声が聞こえてきそうだ!
ここまで来ると、皆さん、だいぶお疲れらしく写真が少なくなってきていた。
ところが、今からは
「中岳」から荒川小屋への下りには、広大なお花畑が広がっている。
このコース一のお花畑だ。否!日本一と断言してもいいかもしれない。
なので一気に枚数が増えてきた。
ハクサンツドリ?
ちょっとだけ後ろも振り返る。「中岳」からだいぶ下りてきた。
下りだが、足が前に進まない。
なんともすごいお花畑に、ただただ圧倒される!
ずっと上まで花だらけ!
そして、この花が疲れを癒してくれる!
クロユリを見ると思わず心が、ときめいてしまう!(ほんまかいな?)
タクさんも、ここらが最高の場所だみたいなことを書いてあったけど、
この場所に今、自分の足で立ててることの喜び!
(と言っても、登ったつもりになってるだけではあるが……)
コイワカガミも咲いている!
何と美しいのだろう!
もう言葉はいらない!
ハクサンフウロ。
10:15 そして、どうにか荒川小屋にとうちゃこ!
まだ、荒川・赤石のお話は続くのだが、今回はここまでにして、
クライマックスは、次回へお楽しみということで。
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