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登ったつもりの「荒川三山、赤石岳」遠征記4(丸山~荒川三山~荒川小屋へ!))

2017年08月28日 | 登ったつもり



千枚岳からの南斜面には、お花畑がこれでもかというほど広がっていた。

それが、「丸山」の直前まで続いていたのだが、最初から何という贅沢なことか!


6:20 そして、「丸山」 とうちゃこ!

「丸山」からは、富士の眺めはもちろん、素晴らしい眺望に酔いしれる!。



「丸山」の次は、割と簡単に「荒川東岳」に着くのだが、その間にも。
ハクサンイチゲ


ミヤマダイコンソウかな?



簡単といっても岩稜帯も少しはね!



シコタンソウの群生に感激!



こんなところを歩いていくと、もうすぐ「荒川東岳」へ!



わずかに残雪も見ることができた。



あそこまで上がると、



「赤石岳」はまだまだずいぶんと遠いが、一歩一歩近づいてく。


そして、ゆっくりと歩いて



7:05 「東岳(悪沢岳3141㍍)」にとうちゃこ!



やはり、「東岳」と言うよりは「悪沢岳」の方が響きが良いね!

とは言っても、そんな思いにゆっくりひたる余裕はない。
まだまだ先は長いのだ。

次のピーク「中岳(3083㍍)」へと急ぐ。



ここで、絶景を見ながら簡単にエネルギーを補給。



次の「中岳」へと歩みを進める。


鞍部まで下る途中で、「中岳」避難小屋が見えかくれしてくる。
そして、少しずつ登り返しがきつくなってくる。


縦走とはそんなものであるが、アップダウンが恨めしい。


しかし、この稜線にも花がたくさん!
ヒメヨツバシオガマ?


天空の「ミヤマオダマキ」



こちらは調査組へ。(シコタンハコベ?)



ホソバトリカブト?



ツガザクラ?



鞍部を過ぎて、「中岳」を見上げる。



タカネヤハズハハコ?


※写真で名前を推測してるので、間違いが多々あるかもしれない。
 後日、時間を掛けてゆっくり同定したいので、すみません。


おっと!これはチングルマだね!



ナナカマド



また出てきた、コバノコゴメグサ



「中岳」への登り返しの最後に、とてもうれしい出会いがあった!



懸命に登っていると、どこからとなく「ライチョウ」のヒナが登場!


すぐ近くには、親鳥もちゃんといる!



Aさんが登ってくるのを歓迎するかのような「ライチョウ」!




8:32 そして、ようやく「中岳(3083㍍)」にとうちゃこ!



ここでは小休止にとどめ、頑張って荒川三山の最後のピークへと足を進めよう。



荒川小屋への分岐にザックを置いて、「前岳」に登る。

8:55 「前岳」にとうちゃこ!
ここにも足跡を残さないとね!


あっけないほど、「前岳」の頂上は近かったが、

急いで分岐に戻って、荒川小屋へと下りはじめる。

荒川小屋は、標高2610㍍だから、ここから約500㍍下りることになる。

うーん!ここには是非、吊り橋を!と思ってしまう!

「そんなことを思うのは、山への冒涜だ!」なんて声が聞こえてきそうだ!



ここまで来ると、皆さん、だいぶお疲れらしく写真が少なくなってきていた。


ところが、今からは



「中岳」から荒川小屋への下りには、広大なお花畑が広がっている。

このコース一のお花畑だ。否!日本一と断言してもいいかもしれない。



なので一気に枚数が増えてきた。
ハクサンツドリ?


ちょっとだけ後ろも振り返る。「中岳」からだいぶ下りてきた。



下りだが、足が前に進まない。



なんともすごいお花畑に、ただただ圧倒される!



ずっと上まで花だらけ!



そして、この花が疲れを癒してくれる!



クロユリを見ると思わず心が、ときめいてしまう!(ほんまかいな?)



タクさんも、ここらが最高の場所だみたいなことを書いてあったけど、



この場所に今、自分の足で立ててることの喜び!
(と言っても、登ったつもりになってるだけではあるが……)


コイワカガミも咲いている!



何と美しいのだろう!



もう言葉はいらない!



ハクサンフウロ。



10:15 そして、どうにか荒川小屋にとうちゃこ!



まだ、荒川・赤石のお話は続くのだが、今回はここまでにして、

クライマックスは、次回へお楽しみということで。



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