-7月27日-
いよいよ今回の一番核心の「飯豊連峰」の二日目がはじまった。
4時前には起床して、朝弁、昼弁をもらってから、4:15に出発。
そして、まだ薄暗い中を今日の一歩を踏み出した。
圧倒的な景色を横目に足を進める。
遠くに見えるは、会津磐梯山か?
そして!「日の出ー!」しばし歩みを止めてご来光を楽しむ。
さぁ、前へと足を進めよう!
真横からの朝日を受けた稜線が輝いている。
切合小屋から本山小屋までは、コースタイムで2時間半。
結構アップダウンがあるので、花々を楽しみながらの歩きになる。
この花は、「ハクサンシャジン」?
多分、「ハクサンシャジン」。
ガイド本によると、「ヒナウスユキソウ」だね。
こんな所に、「姥権現」がどうしてあるのだろうか?
「ミヤマコゴメグサ」はこんな群生をつくるんだ!
切合と本山の登山路の最難関といわれる御秘所(おひそ)を越えていく!
御秘所をどうにか越えると、御前坂に着く。目の前には急登が立ちはだかる。
息を切らせながらも登って行くと、
見渡す限りの絶景が待っていた。
そして、ようやく本山小屋が見えてきた。
あとちょっと!
6:09 本山小屋にとうちゃこ!
こんな景色を見ながら、次の「飯豊山」へと向かって歩く。
6:28 そして、「飯豊山」にとうちゃこ!
Aさん、よほどうれしかったのか、こんなポーズで!
そして、心新たに「大日岳」方面へと進む。
こっちは、当初計画をしてた登山路かな?
おひげになった「チングルマ」も美しい!
なだらかな稜線?を御西岳へと進む。
本山道分岐までやって来た。
ここからは辺り一面の「ニッコウキスゲ」のお花畑が続く。
なんと言ってよいのか、
こんな景色を見せられると、そうそうに入院でいけなかったYさんと二人で
「再度の飯豊連峰」を計画をしなくっちゃね!
「ハクサンフウロ」や
再度の「イイデリンドウ」なども愛でながら
こんな山歩きを楽しむ。
「コバイケイソウの小道」とでも言おうか?
「飯豊連峰」を五感の全てで味わう!
ここまで登ってきた人しか見れないこの景色!
と、楽しんでいるとようやく御西小屋が見えてきた。
そして、その向こうには「大日岳」が
8:04 御西小屋にとうちゃこ!
そして、ここでどのような話がなされたのかは私は知らない。
結論として、Kさんは、一人で「大日岳」に向かうことに。
Aさんと厚木のTさんは、残ることになったようだ。
今から目指す「大日岳」を前に、Kさんの後ろ姿には、
「今登るからね!待ってなさいよ!」と言わんばかりの気迫が漂っている!
でも、その先の話は次回ということに。
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