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山や山野草、名湯を求めて,九州を中心にうろついてます。

三郡山系の途或所で「アクシバ」を見る!(戒壇院にも立ち寄って!)

2018年07月02日 | 花あるき

-6月28日-


前回探しに行って、見事空振った花というのは「アクシバ」だった。


以前から、いつも見ているブログなどでその存在は知っていたのだが、

そのうちにたどり着くだろうと簡単に思っていた。

なかなかどうして、そんなには甘くなかった。

いろいろと情報は聞いていたが、特定できず4年が過ぎた。


そんな中、有力情報を元に探しにいったのだけれど、

花目がないというか、要領が悪いのか、たどり着けなかった。

それで、再度じっくりと探すつもりで再訪してみた。


そうすると、なんと前回じっくりと探したはずのところで、



雨は降ってはいたが、葉陰からひょっこりと顔を出す「アクシバ」が!



まるで、どこを探してるんだよ、ここだよ!と言わんばかりに!



その小さな姿で微笑んでくれた!



先日は、その存在を想像できなかったのだろう。私の視線には入らなかった。

ただ、こうして一度出会ってみると、もう二度とその姿は忘れない!


まだ、咲きはじめなのだろう、蕾が多くあった。



それにしても、なんと愛くるしいことだろう!



最後に、もう一度アップで!



目的の花に出会えたので、ちょっと寄り道を!



観世音寺の国宝の梵鐘。


観世音寺は何年ぶりだろうか?仏像や石仏大好きの私にしては、

ちょっとばかりご無沙汰しすぎかもね!


ついでと言っては何だけど、戒壇院にも行ってみる。



ここにもお花があった!



「モクゲンジ」というそうだ。



なんとなく風情のある花、という感じ。



お寺に咲いていたからか、何か清らかで仏心に近づけれたような……



そんな感じで戒壇院を改めて見ると、



こんなのが目に入ってきた。



どこの坐禅堂にもある「板木(はんぎ)」。

しょうじじだい こういんおしむべし
むじょうじんそく ときひとをまたず


生死は、仏の一大事である。
時間はあっという間に過ぎ去って行く。
この世は無常そのものだ。
時は、人を待ってくれない。

調べてみると、

この世は無常そのもので、常に存在するものは何一つもない。

形あるものは壊れ、命あるものは亡んでいく。

人生も長いと思っていても、いつの間にか終わりが近づいている。


と言ったことのようだ。

六十半ばを過ぎると、このような言葉が身にしみてくる。



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