
さぁ!今日の11日は、新年初の山登りだ。
初登りにあたっては、いつもの仲間たちと、どこの山にするかを相談したのだが、雪の由布岳や涌蓋山もいいね、英彦山の幻の滝も凍っていたらいいのでは、それから、これまでに登ったことがない山、九州百名山も、等々の声。
正月はとても寒かったが、この何日かは穏やかな日が続いてて、雪化粧に覆われた山はあまり期待できそうにない。それに少し体重過多でもあるし、そこで私も考えた。……!
そうだ! 比較的近場で、登っておもしろそうで、しかもまだ登ったことがない山、また、温泉が近くにある、「虚空蔵山」がいいのでは?
みんなにメールを打つと、即「OK」の返事。
決まった!これで「虚空蔵山がオイラを呼んでいる。」が整った。
しかし、「虚空蔵山」だけでは時間にゆとりがある。ということで、もう一つ山に登ることにした。「聖岳~鬼ノ鼻山の縦走」である。この山は「とあるブログ」でも時々見るのだが、鬼の展望所が象徴的で、そのうちに是非登りたいと思っていた。良い機会である。
そんなこんなで、自宅を6:45に出発し、7:50に太宰府インターに入って、武雄・北方インターを下りて、聖岳の登山口に向かった。
9:20 軽くストレッチをしてから、聖岳登山口から登山開始。

何々!後792段だって! 最初から急登が現れた。少し甘く見てたかな?
でも、初めて登る山は心が躍るね!とても楽しい!

この階段はとても歩きやすい。何でかなと思ったがすぐに答えがわかった。多分私の足の長さに合ってるんだね。(短足同盟かな?)


こんなところにもイノシシのぬた場がある。

あと百段のところまできた。

9:22 聖岳到着。

本来なら、この展望台からの景色は最高だろうなぁ。今日は曇霞か見通しが良くない。

すぐに縦走路へと向かう。

落ち葉で覆われた縦走路も、とても感じがいい。

縦走路のところにサザンカ(?)が咲いている。思わずパチリ。


防火帯のためなのか整備されていて歩きやすい。



10:20 途中の見晴台に着いた。これは何というのかな?


ここまでくると、初めて鬼の展望台が見えた。

うぅ~ん! とても感じいいね!あと少しで「鬼」のところだ!

振り返ると、ここはアップダウンが結構きついね!

で、あこがれの(笑)鬼のモニュメントに到着。10:30。

やっぱり、こんなのをパチリとしてしまう。(なんでやねん!)

さぁ!聖岳~鬼ノ鼻山縦走」は十分に堪能した。急いで聖岳の登山口まで戻って、今日のメーンの「虚空蔵山」へ向かおう。
再度、武雄・北方から高速に入り、嬉野で下り「大茶樹」などを見ながら登山口へと向かう。
13:13 虚空蔵山の木場の登山口到着。

午前中の天気と違って、曇り空になってきた。冷たい風も吹き出した。「虚空蔵」も初めての山だ。どんなルートなのか楽しみだ。
はじめは植林地帯を登っていく。石畳が整備されている。

少し登ると、分岐に出くわす。家族連れコース(旧道)と冒険コース(険しい道あり)とに別れている。もちろん私たちは冒険コースだ。

これが結構厳しルートだった。


「先輩、大丈夫?」とでも言いたそうなYさん。

これって、600の山とは思えないルート。「昔の岳人」の面影なし!




そして、14:10 今日の三座目 「虚空蔵山」へ到着。


頂上で、小学校低学年らしき女の子を連れた親子の登山者と会ったので、お嬢さんに『「冒険コース」を登ってきたの?』と聞くと、「うん」との即答。「すごいね!」と思わず声が出た。
きっと、素晴らしい岳人になるだろうね彼女たちは!
遅めの今日のランチは、私の得意な「ラーメン餅」。野菜はKさん、餅はYさん持参の餅。
「今日は何の日か知ってます?」「知らんね。」「鏡割りですよ!」などの蘊蓄が披露されたが、それはそれとして美味しくいただいた。私のだけがやけに多い!


お腹も一杯になったし、風も強くなってきたので、14:57下山開始。

帰りは、軟弱にも家族コース。しかし、これも結構急なんだね。

そして、冒険コースとの分岐まで戻ってきた。そして15:40下山。

嬉野に戻る途中に「虚空蔵山」が見送ってくれた。

嬉野温泉入船荘で汗を流した後、何か食べてから帰ろうということになり、北方の「井手チャンポン本店」にいった。ここは大繁盛の店で、約40分待った後、野菜大盛りを食することができた。美味しかったのだけど、待ち時間がね……。

そういうことで、「新春三座詣」を大満足に達成することができ、3人で素直に喜び合った。今年もきっと良い山と出会うことができるだろう。そして、良い年になりますように!
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